子どもが病気にかかると、すごく心配ですよね。
子どもが夜中に高熱が出て、心配だったという経験をされたお家の方も多いと思います。
そんなときに相談できる専門家がいると安心しますよね。
頼りになるのが、かかりつけ医、小児科医です。
今回は、小児科医とのつきあい方、かかりつけ医について考えてみましょう。
病院へのかかり方の基本
まず最初に私たちが理解しなければならないことは、何のために医療機関があるかです。
医療機関は患者のため、小児科では子どものために受診ができるということです。
親は子どもを守る本能から良いことはスルーし、不安なこと悪いところを拾い上げて心配をふくらま
せてしまうことがよくあります。
ネットから誤った情報を得て受診して、時として医師とのコミュニケーションの妨げになることもあります。
まずは先入観をもたず冷静な気持ちで受診することが大切です。
病院にかかる時の注意
説明できない子どもの情報は、親が説明するしかありません。
診断のためには周囲の感染症流行状況、経過、症状の程度などまで聞かれることがあります。
母親以外が連れてくる場合に「いつから、どんな症状なのか」と尋ねても、「さあ?」としか答えられないこともあります。
連れていく人が「いつから、どんな症状なのか、周りでの感染状況はどうか。」を説明できるくらいにして、病院に行きましょう。
小児科開業医の役割
小児科の役割は様々ですが、小児科医は子どもの総合医と考えています。
「目やにが出た」「耳を痛がる」「夜泣きがひどい」「発達が気になる」「学校を休みがち」など、何科にかかったらよいのか迷います。
どんなことでも遠慮なく受診しましょう。
また子どもの健康のためには、親御さんの精神的、肉体的健康も重要な要素です。
小児科は、子どもの病気はもちろん、それ以外の育児や栄養・しつけ、加えて親御さんの不安・心配の解消の総合的な相談窓口なのです。
かかりつけ医とは単にいつも受診しているだけが、かかりつけ医ではありません。
子どもだけではなく親や兄弟など家族全体のケアまでするのがかかりつけ医と考えます。
どんなことでも遠慮なく聞くことができ、お互いを信頼できる関係が”かかりつけ医”であり”かかりつけ患者〟ではないでしょうか。
そんなふうに相談できるかかりつけ医を見つけて、相談にのってもらえるといいですね。
夜間 相談したい場合には
そうはいっても、真夜中、子どもが体調崩して心配と言うことがありますよね。
そんな時は「#8000」にかけてみましょう。
専門の医師や、看護士が相談にのってくれます。
各都道府県ごとの相談窓口につながるので、使ってみてくださいね。
また、こちらがつながらない場合は、「#7119」もあります。
こちらは、救急車を呼ぶかどうか迷ったときに相談にのってくれるダイヤルです。
大人向けな部分もありますが、覚えておいて損はありません。
私のかかりつけ医(最後にかえて)
私のかかりつけ医は、市民病院の先生です。
定期健診や、予防接種も市民病院の先生にお願いしています。
有難いのが、LINEでいつでも相談にのってくれることです。
もし市民病院が休みなら、「市内の○○医院に行くといいですよ」と教えてくれます。
専門家のアドバイスがあるだけで、親も冷静に子どもの病気と対峙できます。
そんなかかりつけ医をみつけることができるといいですね。
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