「お金を貯めたい・増やしたい」と、誰もが思っているでしょう。
お金を貯められる人には、一定の法則があります。
お金を確実に貯めるための仕組みを活用し、上手にお金を貯蓄したり、増やしたりしていきましょう。
3人に1人は実際に仕組みで貯蓄ができていない
金融広報中央委員会の調査によると3人に1人は、実際に貯金をしていないそうです。
ですが小さい子どもを持つ親として将来の教育費や住宅購入に備えての頭金づくりなど日々の生活費
とは違うお金は、いずれ必要となってきます。
お金を確実に貯めるキーワードは「先取り」「自動」「強制」です。
まずは我が家の全体の収入と支出を洗い出し、生活費口座と別に「貯金専用口座」を用意しましょう。
お金を確実に貯めるキーワード「先取り」「自動」 「強制」
もしもみなさんが「まったく貯蓄できていない」としても、大丈夫です。
お金を確実に貯蓄する仕組みは、単純です。
収入から貯蓄を先に確保し、残ったお金で生活すればいいのです。
これを「先取り貯蓄」といいます。
お金が貯まらない人は、収入を使った余りを貯めようとする「収入−支出=貯蓄」をしています。
しかしこれでは、お金を多く使った月には貯蓄ができなくなってしまいます。
「収入貯蓄=支出」、つまり先取り貯蓄で先にお金を取り分けて、残ったお金で生活すれば、仮に残ったお金を全部使っても、貯蓄分は確保できているのですから、確実に貯蓄できます。
先取り貯蓄のお金の出し入れを自分でして手間がかかるようでは、面倒になって長続きはしません。
また、強制的にお金を先取りしないと「今月は出費が多そうだから」などと言って貯めず、貯蓄ができないですから、「先取り」して「自動」かつ「強制」こそが、お金を確実に貯めるキーワードなのです。
教師だと、「福祉貯金」や「財形」といった方法で、先取り貯金をすることができますね。
生活費口座と別に「貯蓄専用口座」を用意しよう
先取り貯蓄でお金を貯めるために、普段の生活費をやりくりする「生活費口座」とは別に「貯蓄専用口座」を用意しましょう。
毎月の先取りは「自動」かつ「強制」に引き落とされるようにセットがポイント。
生活費口座は、毎月の生活のために使うお金をやりくりする口座で毎月の給料や報酬などを受け取ったら、その一部を貯蓄専用口座に移します。
あらかじめ、給料日の翌日などに自動振替で一定金額を貯蓄専用口座に移動するようにしておけば、自動的・強制的にお金を貯蓄専用口座に移すことができます。
私の給料は、あらかじめ2つに分けて振込ができます。
貯蓄口座と、生活費口座にあらかじめ分けて振り込むようにしています、
生活費口座にある残りのお金は、今月の生活費です。
家賃や住宅ローン、水道光熱費、通信費などの引き落とし、さらに、毎月の食費や日用品費など、日々の生活にかかるお金もすべてこの生活費口座から出すようにします。
そうすることで、生活費口座を見るだけで毎月の生活費がどのくらいかかっているのかがわかります。
貯蓄専用口座からさらに「自動」「強制」で積立・運用
一方、貯蓄専用口座からは原則お金を引き出さないようにします。
そのうえで、さらに先取り貯金を自動的・強制的に行える仕組みを利用します。
具体的には「財形貯蓄」「福祉貯金」といった制度や「自動積立定期預金」「投信自動積立」といった銀行のサービス、さらには「つみたてNISA」「iDeCo」といった節税にも役立つ仕組みなどがあ
ります。
もし、つみたてNISAやiDeCoについて詳しく知りたかったら、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
とにかく、余ったお金を貯めるのではなく、毎月これだけお金を貯めると決めて、支出を減らすこと。
そして、ためると決めた額は、先取り貯蓄をして、強制的にためること。
ためたお金が浮いたら、資産運用に回すことで少しずつお金が増えていきますよ!
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