手先がうまく効かずに文房具が上手く使えなかったり、字が上手に書けなかったりという子どもをもったことはありませんか。
道具が上手く使えずに、勉強が嫌になるというのはもったいない話です。
いま、いろんな道具が発売されています。
もしよかったら、使ってみてください。
【他にもたくさんの文房具を紹介しています。以下のリンクを御覧ください。】
鉛筆(2024.07.29更新)
さんかくえんぴつ(学研)
鉛筆細くて握りにくいという子や、衝動的に鉛筆を折ってしまう。
そんな子もいます。
もう少し軸が太ければいいのにと感じる方もいるのではないでしょうか?
学研から、「さんかくえんぴつ」という商品が出ています。
軸も太く、短い物から長いものまで取りそろえられています。
ただ、通常の鉛筆削りでは鉛筆は削れないので、専用の鉛筆削りを買ってくださいね。
公式サイトはこちら
鉛筆キャップ
かじれるくん
えんぴつのおしりの部分をガジガジとかじっているという子はいないでしょうか?
もちろん、そういう行動が無くなるとよいのですが、鉛筆をかじることで落ち着いたり、集中力を保っている子もいます。
「落書きをしたり、ペン回ししていると一見さぼっているように見えるんですが、集中力を高めている」という実験結果もありましたが、結局は、噛み癖も一緒なのです。(詳しくは下のリンクをご覧ください)
それなら、噛んでも安全。そんなキャップが発売されました。
シリコンでできているので、口に入れても安心です。
噛むのを完全にやめなさい!というと子どももストレスが溜まってしまいます。
噛みたいという欲求を満たすとともに、少しずつ、やめていこうという心構えで使えっていきましょう。
コンパス
くるんパス
コンパスの先を「つまんで」円をかくというところに難を感じる子が多いです。
そこで、「つまむ」のではなく、「にぎって」かけるコンパスが開発されました。
「くるんパス」といいます。
握る部分に特殊なキャップがついていて、このキャップを握ることにより、簡単に円がかけるのです。
慣れないうちは、握って円をかきます。
慣れてきたら、つまんで円をかきます。
コンパスの感覚に慣れたら、キャップは外して普通のコンパスのように使いましょう。
コンパスを使う時のポイント
子どもは、紙の下に何も敷かずにコンパスを使うことが多いです。
それだと結局、針がささらず上手く円が書けないということもあります。
ノートや教科書を敷いて、円をかくようにも伝えましょう。
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定規
ナノピタ
定規で直線がうまくかけないのは、定規を押さえても、つるつる紙の上で滑ってしまうからです。
そこで、おすすめなのが「ナノピタ」(ソニック)です。
こちらは、定規にすべり止め加工が施されていて、定規が滑りにくくなっています。
もし、うまく直線をかけないという子どもの声を聞いたら、この定規を購入してみるのはどうでしょうか?
先ほど紹介したコンパスとセットでも売っています。
公式サイトはこちら
単位換算定規
子供がつまづきやすいものの一つに、単位変換があります。
1000ml=1Lだったり、1㎥=1000000$cm^3$だったり…。
m(ミリ)やc(センチ)の接頭語の意味と、面積や体積の意味が複合的になって理解しづらいんだと思います。
そこで、単位換算定規というものがあります。
赤色の文字を動かすことで、今求めたい単位を、他の単位に置き換えるといくつかを考える事ができる道具です。
ただ算数・数学の専門の私としてはこればっかりを使って、単位換算できるようになったというのはおすすめしません。
それぞれの単位の意味を知って、頭の中で単位換算できるようになってほしいなと思います。
あくまで補助具として使ってください。
逆に、これを教材にして、授業をしてみると、接頭辞の意味理解につながるかもしれません。
セロハンテープ
gloo テープカッター
テープカッターは重たくて、場所を取ります。
実は、カッター内部にセメントが入っていて、テープカッターで重いんです。
重いですが片手でテープを切ろうとすると、ずれて切るのも難しいですよね。
そこで便利なのが、「gloo テープカッター」
これは吸盤でテープカッターを固定するタイプなので、とても軽いです。
机の横にも貼り付けることができるので、便利ですよ。
また、カッター部分は特殊な加工がされていて、安全です。
机の上を広く使えるので、とても便利です。
まとめ
大事なのか、子どもができた、楽しい!と思えるような支援をすることです。
現在いろんな道具が開発されています。
子どもの様子をみて、その子に合った文房具を提案したいですね。
また、情報を見つけたら、随時追記していきます。
お楽しみに。
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