今回は「かぼちゃのツル」です。結構研究授業でも、取り上げられる有名な題材じゃないでしょうか?
今回は「したいことがあるときは・・・」をテーマに授業を構成してみました。
ぜひ感想を教えてください。
主題名
「かぼちゃのつる」 したいことがある時には A(3)節度、節制
ねらい
自分のしたいことだけ優先させたかぼちゃが、最後にはつるを切られて泣く話などを通して、自分のしたいことをするときに考えなければならないことについて考えさせ、わがままを押さえて快適な毎日を送ろうとする判断力を育てる。
あらすじ
かぼちゃは、自分の畑を超えて、みんなの通る道や別の畑まで、伸びたい方へ自分のつるを伸ばしていく。その行動をみつばちやちょうちょう、すいかや子犬に注意されても聞かない。そんなかぼちゃのつるの上をトラックが通る。つるが切れたかぼちゃは痛くて泣いてしまった。
授業の実際

T:今日のお話をする前に、考えて欲しいことあります。「したいことがあるときは・・・」この後に続く言葉はなんだと思いますか?
C1:やらなければいけないことをしよう。だと思います。
C2:先生に言おう。だと思います。
T:なるほど、そう思うんだね。今回のキーワードは「したいことがあるときは・・・」です。かぼちゃさんのお話です。このお話を読んでどんなことをみんなは考えるかな。まずは読んでみましょう。
(教材を範読する)
T:まずは感想を聞いてみたいと思います。教えてください。
C2:せっかく車を止めてくれたと思いました。
C1:トラックが(かぼちゃの)ツルをを切ったから伸ばせなくなったと思います。
C3:かぼちゃは、もっとつるを伸ばしたかったとと思います。
C2:C3に付け足しで、それでも、蜂たちが止めたのに、かぼちゃは聞かなかったです。だから、痛い目にあいました。かぼちゃは、「蜂のいうことは嘘だ!」と思っています。信じていません。
T:なるほど。かぼちゃは、みんなの言うことを聞かなかったんだね。なんでかぼちゃはみんなの言うことを聞かないんでしょう?
C3:かぼちゃは自分勝手だからだと思います。
C1:かぼちゃは自分正しいと思っているからです。
T:なるほどね、じゃあ、かぼちゃがツルを伸ばす時に考えなければいけないことはなんでしょう?
C2:畑にツルを伸ばしたほうがいい。ハサミで切られたほうがマシ!
C1:もっと(ツルを)伸ばそうと考えるのが大事。
C2:(C1さんの直前の意見に対して)でも、同じ目に合わない?
C1:だから、どうやって伸ばすか考えるのが大事なんだよ。道路にはツルを伸ばさないでおこうと考えるのも大事。
C2:(C1の意見にたいして)ツルののばす方向って、自分じゃ決められない気がするよ。
C1:でも、みんなに迷惑にならないようにって考えるのが大事じゃないかな。
C2:踏まれてもちぎれないくらい丈夫になろうって考えるのも大事。
T:みんなの意見はわかったよ。みんなの迷惑にならないようにって考えるのはとても大事だよね。それは最初の「したいことがあるときは・・・」に関わってくる意見だね。
「踏まれても切れないくらい、丈夫になろう。」と言う意見はどうかな?例えば、かぼちゃのツルだったからよかったけど、人間だったら・・・?
C3:事故しちゃう。死んじゃう。
T:だよね。そうなってくると、体を鍛えよっていうのは違う気がするんだな。「したいことがあるときは・・・」でも、死んじゃったら、どうしようもないよね。
さて、皆さんは、「したいことがあるときは・・・」なんか新しい考えが出たかな?
C2:周りに迷惑をかけないか考える!
C1:自分が安全か考える!
T:その2つも加えるといいね。色々考えなければいけないことがあるね。また、考えようね。では授業を終わります。
授業を終えて

導入の「したいことがあるときは・・・」って言うのは面白い導入だなと思いました。
結構、子供たちは、「先生に聞いてから動かなきゃ」と思っているみたいです。「宿題とかやるべきことをやろう」と考えてくれているのも嬉しいですね。
さて、それを物語を通して、教材に浸らせた上で、最後に「したいことがあるときは・・・」と立ち返らせました。
「相手の迷惑にならないように。」とか、「危険を考える。」と新しい視点が出てきていました。
1年生としては、上出来な考えの広がりではないでしょうか???
皆さんはどう思いますか?ぜひ感想をコメントで教えてください!

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