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【生徒指導主事 生徒指導】生徒指導主事として大切にしたいこと

学級経営・生徒指導

生徒指導主事の分掌を任されることになり、今年で2年目です。

今まで任された分掌は、情報主任や、数学主任。あとは図書館管理の分掌が多かったです。

生徒会や体育主任も何度もやりました。

生徒指導は、今までやってきた分掌とは一味違うと感じています。

生徒指導は、他の分掌よりもデスクワークが大切ではないということです。

情報主任や図書館管理の分掌は基本的に事務仕事が多いです。他の先生と連携をとって仕事をすることも少ないです。

生徒指導は大きく違います。相手が人であることが圧倒的に多いです。

生徒指導のことで各担任の先生の相談に乗ることはもちろん、生徒に直接指導をしますし、保護者と話さなければならないといった場面も出てきます。

生徒指導主事として一年仕事をやってきて、意識してきたこと、やってよかったなことを記録に残して置きたいと思います。

生徒指導主事は学校の核

私の勤務している中学校は、生徒数が100人にも満たない極小規模の学校です。

生徒の全員の顔を覚えているし、生徒も私の顔を覚えています。

先生の数も少なく、また、大学卒業をしてから5年以内の先生が担任として頑張っています。

他の学校でも同じような学校が多いのでしょうが、中堅どころの先生が少なく、生徒指導上のことで悩んでいることもあります。

生徒間のトラブルも大なり小なり必ず起こります。

トラブルが起こった時は、管理職への報告を行い、起こった問題について齟齬がないように、担任と一緒に問題の解決に努めます。

問題が収まった時に、関係生徒がまた学校生活を気持ちよく送ることができるように指導を進めていくことが大事です。

そうなれるように、生徒も担任も前を向いて頑張れるように仕事をしてきました。

その中で、生徒指導主事として大切にしたことが3つあります。

担任のせいじゃない 担任を1人にしない

自分もそうですが、自分の持っている生徒が問題を起こすと、担任の先生は、

「自分のせいが・・・。申し訳ない。」

と思ってしまいがちです。

誰が担任をしたって、トラブル起こるときは起きますし、大事なのは、トラブルが起きたその後をどうするかだと思っています。

トラブルが起こった時は、担任と生徒指導で(人手がいるなら、教頭や教務を巻き込んで)一緒に、生徒の事実確認をしました。

聞き取った事実を元に、管理職と一緒に、どう対応するか考えました。

そして、生徒への指導では、担任と一緒になって指導をしました。

保護者への連絡も、担任さんがしんどそうなら、代わりに電話をしたり、家庭訪問をしたりしました。

これは、事実確認から指導まで一貫して担任と生徒指導で一緒に指導をしてきたからできることです。

そうして、担任さんだけではなく、学校みんなで責任を背負っていけるように、回していきました。

「チーム学校」ってよく聞きますが、この姿が大事なのではないのかなと思っています。

担任の先生以外だからこそできる生徒指導

基本的に、生徒指導・学級経営は、担任との信頼関係の中でやるからこそ効果が出るものが多いです。

しかし、人間だから、合う合わないがあります。

思春期の生徒に対して、異性の先生が担任するとうまくいかないこともあります(私も経験があります クラスの生徒が8人、そのうち女の子が6人でした。乙女心がわからなかった・・・。)。

そんな困った時に、担任ではない生徒指導の先生が話すと話が通る時もあります。

また、担任の先生と同じ話をしても、他の先生が話すと通じるなんてこともあります。

また、担任外の生徒指導の先生から呼び出されると言うだけで、生徒もピリッとします。(時には教頭・校長先生にもお願いします)

そうやって、担任ではないからできる生徒指導はないかと模索をしました。

相談しやすい生徒指導主時にに

先ほどの「先生を1人にしない」と重複しますが、担任の先生1人で学級を背負い込む必要は全くないと思っています。

困った時には、生徒指導に放り投げてくれていいと思っています。

困った時というか、どんな時でも私に話ができるような空気を作ろうと思っていました。

とにかく、のんびりとして、いつでも話しかけてねー。とった感じです。

コーヒー飲みながら談笑したり、クラスの様子をちらっと見にいったり・・・。

担任の先生と絆を深め、担任と生徒、担任と管理職を繋ぐ役割になろうと思いました。

もちろん、担任と保護者の架け橋も忘れないように心がけました。

生徒指導主事の2年目に入って(終わりにかえて)

生徒指導主事1年目もいろんなことがありました。

そして、問題が起こったときは、とにかく拙速でもいいので、問題解決に向けて動いていかなければいけません。

担任さんがしんどくならないように、伴走できるように心がけてきました。

また、普段から積極的に話すことで、担任との信頼関係も構築できるようにしてきたつもりです。

生徒指導主事になって2年目、去年の成果がこれから出てくるのかなと思います。

うまくいったことはそのまま続けて、うまくいかなかったことは反省し、より良い学校運営につながるようにしていきたいと思います。

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生徒指導についても別の記事でまとめているのでご覧ください。

参考文献・参考HP

参考文献

参考HP

https://www.nier.go.jp/shido/centerhp/22kinou_shogaku/pdf/zentai2.pdf

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