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【道徳 指導案 小1 A(4)個性の伸長】どうとく①(光村図書)「みんな じょうず」を使って

道徳

この授業は、学校訪問の公開授業として行いました。

学級の帰りの会などでも、「友達のいいところ見つけ」の活動をしている学級も多いのではないでしょうか?

そこと関連させながら授業をすすめたいなと思いながら授業をしました。

主題名

じぶん、みんなのいいところ A(4)個性の伸長

ねらい

自分の「ほめじょうず」なところを喜ぶ「ぼく」の姿などを通して、自分自身のよさについて考え、自分や友達、家族の長所を見つけ、大事にしようとする実践意欲を育てる。

あらすじ

家族それぞれの「じょうず」なところを挙げていきながら、それを見つけることのできる「ぼく」はほめることが「じょうず」だという児童作品。

授業の実際

T:今日は、「じぶん、みんなのいいところ」をテーマに勉強をしていきたいと思います。さて、皆さんは自分の良いところって言えますか?

C1:自分は料理上手なところです。

T:すごい!家で結構料理するの?

C1:カレーとか、サラダとかつくれます。

T:それはすごいなあ。他の子はどうですか・・・。

C:・・・。

T:そうだよね。自分の良いところってなかなか言えないよね。今回のお話を読んで、自分の良いところとか、周りの人のいいところも見つけていって欲しいなと思います。では、今日のお話を読んでいきますね。(範読する)

T:さて、ちょっと、今日のお話を読んで感想を聞こうかな。お話を読んで思ったことはありますか?

C1:「主人公の僕」は、お父さん、お母さん、弟のことがよくわかっている。

T:お、なんで、主人公は家族のことがよくわかっていると言えるのかな?

C2:「お父さんは修理上手」みたいに言っているから。

T:あー、そうなのか。確かに修理上手とか、よくお父さんのこと知らないと出てこないよね。そこで質問なんだけど、最後、主人公は、自分のことを「褒め上手」って言っているよね。

「褒め上手になるといいことあるのかな?」

C3:お母さんが嬉しくなる。修理をしてもらった人も嬉しくなる。

C2:褒めた人も、褒められた人も嬉しい。

T:なるほど、褒めると相手も嬉しいし、自分も嬉しいんだね。みんなもそう言う経験ある?

C1:相手の持ち物、キーホルダーや、バッグを褒めたことがあるよ。

C3:自転車の乗り方が上手で、友達を褒めたことあるな。

T:そう言うことがあったんだね。どうだった?相手、嬉しそうだった?

C:うん。

T:自分の気持ちは?

C:嬉しかったような・・・。

T:そうか、それならやっぱり褒めるって大事なんだよね。じゃぁ、今回は主人公みたいに家族や周りの人の褒め上手になってみよう。まずは家族で、「〇〇上手」な事ってあるかな?

C:・・・。

T:あれ、出ない?うーん、そういえば、前の授業で「みんな いきてる」のお話やったじゃん。その時に、「おいしいね」の時に、たくさん家族のいいところ見つけてなかった?

C2:あ、うちのお母さんは料理上手だ!

C3:うちのお父さんは焼きそばとかケーキ作りが上手!

C1:うちもうちも!

T:たくさん出てきたね。そんな感じで言ってみよう。

(しばらく家族の料理上手なことがたくさん出てくる)

C3:うちのお父さんは、車の修理が上手だよ。

C2:お兄ちゃんがよく遊んでくれる。これは、遊び上手かな?

T:ちょっと他の人に行ってみよう。学校の友達はどうかな?

C3:そういえば、私が転んだ時、友達が絆創膏を貼ってくれたことがあったな。

T:それは手当て上手と言えそうだね。

T:学校の友達のいいところも見えてきたね。それでは同じクラスの友達はどうかな?

C:・・・。

T:例えば、C1は褒め上手だよね。一輪車を練習しているときに、記録が伸びるとすぐ褒めてくれる。また、一輪車をしっかり教えてくれるよね。褒め上手。C3は、雲梯とか、鉄棒得意だね。運動上手だよね。C2も、相手の話をよく聞いているよ。聞き上手だと思うんだけど・・・。どうかな?

C1:6年生の友達は、よく私の髪を綺麗に縛ってくれます。髪の毛縛り上手です。

C3: 3年生のお兄さんは、一輪車を乗るのが上手だよ。

T:自分はどうかな?

C2:自分は塗り絵上手だよ。

C3:自分は運動上手!

C1:お絵描きが私は上手だと思った。

T:最初と比べて、すごく変わったね。どう?最初、自分の良いところは何?って聞いても出てこなかったけれど、授業の最後、自分の良いところが見つけることができたね。もっともっと、これからの生活でたくさん見つけることができたらいいね。じゃあ振り返りを書きましょう。

授業を終えて

事後の検討会で、以下のような話題が出ました。


1. 
「じょうず」の概念の広げ方について

  • 「じょうず」という言葉が抽象的だったため、子どもたちは「しゅうりじょうず」「うんどうじょうず」といった、目に見える「技能的なこと」ばかりに目を向けていた。「ほめじょうず」のような、内面や関わり方に関する良さまで腑に落ちていなかったのではないか。
  • 【改善策】 最初の範読後に「りょうりじょうずってどういうこと?」「しゅうりじょうずってどういうこと?」と発問し、「じょうず」の意味を一度丁寧に深掘りすると、視野が広がったと考えられる。

2. 友達の「よいところ」を見つける活動の工夫

  • ねらいは達成できていたように見えたが、子どもたちにとって「友達の上手なところ」を見つけるのは、やはりハードルが高かったと思われる。
  • 【改善策】 本時の目標を「たくさんほめよう!」など、低学年にも分かりやすい言葉に換えて提示すると動きやすかった。さらに授業の終盤で「褒められてどんな気持ちになった?」と投げかけることで、実際の体験(やり取り)から「褒めることの本質(よさ)」に気付かせることができたのではないか。

3. 終末における「振り返りの感想」の引き出し方

  • 授業の最後に、子どもたちから感想があまり出てこなかった。自分の良いところを言えてはいたものの、「友達に見つけてもらえてよかった!」という実感を伴う価値付けまで至っていなかったと考えられる。
  • 【改善策】 例えば、「最初は自分のよいところは1つだけだったけれど、みんなのおかげで4つも増えたね」と、数で比較して視覚的に価値を実感させるアプローチを取り入れると、子どもたちの口から実感がこもった感想が引き出しやすくなったと思われる。

最後に

前回の授業も失敗しましたが、低学年でもわかる発問の仕方、話題についてもう少し考えて、その子たちあった発問にしなければいけないなと、試行錯誤を続けています。

去年は中学校だったのですが、中学生の方が、道徳は簡単でした。

文章もわかるし、経験があるので、こちらの意図していることが、ちゃんと生徒に伝わったからです。

低学年になって、いろいろ見通さなければいけないところが増えて、今、頑張って考えています。

1学期のうちにアジャストしていきたいです。

ぜひコメント欄にアドバイスをください!

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