年生の1学期、最初の大きな山場といえば「10のかたまりをつくること」ではないでしょうか。
この学習は、のちの「繰り上がりの足し算・繰り下がりの引き算」の土台となります。そのため、10の合成分解(10はいくつといくつか)がスムーズにできるまで、しっかり習熟しておく必要があります。
実は、私の娘も現在小学1年生。 5までの合成分解はパッパとできるのですが、6を超えてくると途端にしんどくなる様子を間近で見てきました。
10円玉や〇(まる)の図を使って一緒に考えたりもしますが……正直、「ただの練習」は楽しくないんですよね。
そこで今回は、授業の終わりや家庭学習で、遊びながら自然と「10のペア」を覚えられるゲームを3つ紹介します!
数の合成分解を楽しく覚えられるゲーム3選

今回は10の合成分解を楽しく行うゲームを紹介します。
もちろん、6や7の合成分解をする場合、カードを抜いたり、足したりすれば同様のゲームができるので、試してみてください。
共通する準備物
- トランプ(1〜9のみ)
- または 算数セットに入っている1~9の数字カード
① 10のババ抜き
【ルール】
- 準備したカードに、ジョーカー(または「10」のカード)を1枚入れます。
- 通常のババ抜きは「同じ数字」が揃ったら捨てますが、このゲームでは「足して10になる組(例:1と9、2と8)」が揃ったら捨てられるというルールにします。
【ポイント】 カードを捨てる時に「1と9で10!」と声に出すのがコツです。間違えて捨てた時も、周りの子が「それは11だよ!」と教えてくれるので、相互の学びにつながります。
② 10の神経衰弱
【ルール】
- カードを裏向きに並べます。
- 2枚めくって、足して10になればカードをゲットできます。
【ポイント】 1枚めくった瞬間に「(2が出たら)8がほしい!8よ出ろ〜!」と、必要な数を口に出すルールを加えるのがおすすめ。自然と「10の相方」を意識するようになります。
③ 10になるカルタ取り
【ルール】
- 1〜9のカードを表向きに並べます(人数が多い場合は2セットあると◎)。
- 読み手は、1〜9の数字を一つ言います。(例:「4!」)
- 取り手は、その数と合わせて10になる数(この場合「6」)を素早く取ります。
【ポイント】 1回のゲームが短時間で終わるので、授業の終わりの「あと5分」という隙間時間にもぴったりです。
最後に:遊びの力が「自信」に変わる

私はこのゲームを授業の終わりに毎回取り入れました。 すると、あんなに苦労していた子たちが、いつの間にか驚くほどのスピードで「10の相方」を見つけられるようになります。
授業の冒頭に「10は4といくつ?」「6!」と反復練習するのも大切ですが、そこに「ゲームの楽しさ」をプラスすることで、子どもたちの定着率はぐんと上がります。
雨の日の休み時間に「先生、さっきの10のババ抜きやろう!」と子どもたちが集まる姿を見ると、算数への自信が育っているのを実感します。
ぜひ、教室やご家庭で試してみてくださいね!



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