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教員研修に意味はあるのか?現場教師が語る“成長できる研修”の本質 研修こそ、自分で考えてやるべし。「探究的な研修」を目指して ー誰もやらないビジネスのつくり方「#55 会社の『研修』の理想型。日本企業と外資の違いとは?」を聞いてー

自己成長・キャリア・ライフプラン

今回は研修について考えてみようと思います。

というのも、学校では「現職研修」なるものがあり、授業のやり方など、教員の力量向上に向けて、校内で研修に取り組んでいます。

代表的なのが、研究授業・授業公開などで、自分の授業を見せて、指導をいただく。

ほかにも、指導要領が変われば、その研修。

ICT機器の活用研修など、その年その年、テーマを決めて勉強をしていきます。

ほかにも、自治体ごとに教育研究部なるものがあって、学校ではなく、自治体単位で研修をしていくなんてことをしているところも多いのではないでしょうか?

ここで1年に1度くらいは研究授業を公開して、自分の授業を振り返るというのが新卒のころやっていました。

「若いから研究授業引き受けなさい!」がデフォだったと思うのですが、今は働き方改革もあり、なかなか研究授業をするのも「時間がない、忙しい」ということで、開かれないということも多くなってきています。

自分は、昨年年間を通して、1年間を通じて、研修を受ける機会がありました。(詳しくは、この記事をご覧ください)

今年度は、後期終了者研修(正規採用されて10年経過した人が受ける研修)を受けることになっています。

ちょっと昔ですが、よく必要性があるのかと議論されたのが、「教員免許証更新講習

10年ごとに、自分で所定の研修に申し込んで(しかも受講費用3万円は自腹)研修を受けないと、先生の免許が失効するというのもありました。

結局、発展的解消ということで、今はなくなりました(現場からはすごい評判が悪かったです。)

研修現場で聞いたのは、「研修しんどい・・・。」という声です。

普段の業務+この研修を受けるので、業務量は増えます。

本当にこれって意味あるの?なんて思ったこともあります。

自分は、自分で研修を組んで参加しているので、「知っている研修はもういいよ~」なんて思ってしまうこともあります。

そういえば民間の研修ってどうなっているのでしょうか?

「誰もやらないビジネスの作り方」で「研修について」、考えが話されていました。

この放送を聞いて考えたことをまとめておきたいと思います。

研修って必要?

医療従事者は研修というのは少ないそうです。

それもそのはず。

看護師も医師も国家試験を通った人が働くので、基本的な知識は持っているわけです。

だから、就職した段階でプロとして扱われます。

先生も、国家試験こそないものの、所定の授業の単位を履修した人が、教員資格を得ることができます。

大学卒業したての先生でも担任を持つので、そこは医療従事者の人たちと同じと考えることができるでしょう。

先生だと、「初任者研修」というものがあり、基本の研修を1年を通して受けます。

それが終わると残りは、OJTで自らを高めていくことになります。

番組の中でも話していましたが、外資でも「プロとして採用したんだから、基本的なことを伝えたら、あとは自分で高めていってね。」というのが基本だそうです。

そこは、外資だろうが、教員だろうが一緒な感じがしますね。

ちなみに、教育基本法にも、研修についてこんな記述があります。

  • 第二十一条 教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。
  • 2 教育公務員の研修実施者は、教育公務員(公立の小学校等の校長及び教員(臨時的に任用された者その他の政令で定める者を除く。以下この章において同じ。)を除く。)の研修について、それに要する施設、研修を奨励するための方途その他研修に関する計画を樹立し、その実施に努めなければならない。

教育基本法

教師においては、「その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。」んですね。

研修ばっかでもういいよ・・・。

先ほども触れましたが「教員免許証更新講習」発展的解消をしました。

どう発展的解消をしたかというと、一年間を通して出た研修をポートフォリオにして、持っていようとなったわけです。

そのポートフォリオを、年度最初の管理職面談の時に見せて、今年の研修方針を考えていくことで、良しとしようとなったわけです。

ただ、基本的のこの研修は、校務分掌で割り振られた研修に参加します。

進路指導主事だったら、入試のシステムなどの説明会の研修。

部活動の顧問だったら、そのスポーツの指導者研修。

安全管理者だったら、安全管理に関する研修などなど。

これらに加えて、自分の専門とする教科の授業研究会・実践報告会に参加するのが基本になってきます。

自分は先生やるんだから、教科の授業研究会・報告会に参加するのが大事でしょ!と思って、毎年参加していました。

最初の2~3年は良かったのですが、ここ最近は自分もいろいろ実践してきたのもあり、目新しい実践も少なくマンネリ化してしまいました。

ただ、まだ先生になりたての先生も参加しない人が増えてきたので、これっていいのかなぁなんてことも思っています。

大事なのは、次を見据えた研修を組むこと

さて、ここまでまとめると、結局は「わかっていることを学ぶ研修」ほどつまらないものはないということです。

そこで、パーソナリティの櫻堂さんは、「経営戦略会議」を一緒にやればいいと言っていました。

一社員としての目線ではなく、もう一つ、二つ上の目線で、経営について考えることで、視野の広い社員が育つというのです。

じゃぁ振り返って学校はどうすればいいのでしょうか?

学校こそ、自分のやりたい授業を考えて、どんどんやっていけばいいと思うんです。

自分は、学会に所属して、最新の知見を基に実験的な授業をしています。

なかなか、全員が全員はそんなことをやらなくてもいいと思いますが、自分の勉強したいことを見つけ、それを極めていく。

ぶっちゃけ、プラモデルを極めるとか、縄跳びを極める。

ピアノを弾けるようにする。そんなことでもいいと思うのです。

先生がそうやって、人間的な幅を作ることで、よりよい教育ができるようになります。

昨今「探究的な学び」が指導要領で叫ばれていますが、先生こそ「探究的な研修」をしていくことで、自分が楽しくレベルアップできると思うのです。

(昔は夏休みに、美術館に行くというのが研修として出勤扱いで行けた時代もあるそうです。そういう時代に戻ればいいんじゃないのかなとは思います。コンプラ的に厳しいでしょうが・・・。)

最後に

今って、〇〇しなければならないが多すぎてとても窮屈な感じがします。

決められたことを研修する(させる)ことは、確かに研修をやった感が出ます。

ただ、研修の受講者に主体性はなく、だからこそ「業務が増やされた・・・」という感想が出がちです。

今でこそ、それぞれの先生がテーマを決め「探究的に」研修をしていくべきなのです。

ただ、そのためには、日常業務に忙殺されていては、余白も生まれません。

個人での働き方改革はもちろん、組織としての働き方改革・業務の見直しを常々行っていかなければいけないなと感じます。

かくいうわたしも、「毎年出しているこの通知は無くしてもいいですか?」という風に、ちょっとでも親御さんに出さなくても伝わる通知をなくしたり、簡略化したり・・・。

そんな風に仕事を減らす工夫をしてきました。

その分、授業がより楽しいものになるようにいろいろ勉強をしてきました。

それが、今の「研究」をするということにつながったと思っています。

研修を受けるときだけが研修ではないのです。

自分でどんなことを追究していきたいか?そんなことを考えながら日々研修なのです。

そうやって、自分をどんどん高めていければいいんじゃないのかなと思います。

みなさんはどんなことを思われましたか?ぜひ感想をコメントで教えてください!

スーさん
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「誰もやらないビジネスの作り方」から勉強したことをいくつも記事にしています。合わせてご覧ください。

参考HP

教員免許更新制 - Wikipedia
教員研修に関係する法律(抜粋):文部科学省

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