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【社会人10年目の壁】モヤモヤを吹き飛ばす!中堅教員の私が救われた「仕事のコツ」と校長先生の言葉 ー「社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ 〈 若手でもベテランでもない中堅社員の教科書 〉(河野英太郎)を読んで」ー

自己成長・キャリア・ライフプラン

教員として採用されてから、今年で丸10年。今年はついに「10年修了者研修(法定研修)」を受けることになりました。この研修、なかなかに大変なんですよね……。

これだけ同じ仕事を続けていると、ふとした瞬間に「このままでいいのかなぁ」「この職場でいいのかなぁ」なんてモヤモヤが頭をもたげてくることもあります。

苦悩については、こちらの記事をご覧ください。

【転職 教師 タイミング】先生を辞めるべきか、続けるべきか。転職を考えるタイミングと、自分の考え ー超実践的幸福論『#26 その転職・独立、本当に今すべき?「挑戦」の決断軸を考える』を聞いてー
好きなポッドキャスト番組で「超実践的幸福論」で転職の話が出てきました。3年前、自分が30を過ぎたタイミングで、自分って教師をこのまま続けていいのかなと考えだしました。職場の人間関係がうまくいかなくなってしまっていて、疲れていたからです。職場…
【キャリア】教師の働き方改革:仕事のモヤモヤを解消する5つの思考法 ー「いまの仕事でいいの?と思ったら読む本」(児玉光雄)を読んでー
自分の天職って何でしょうか?仕事するからには、自分に合った仕事、楽しい仕事をしたいですね。ちょっとここ数年、自分って教師に向いているのかなぁなんてずっと思っていました。というのも仕事がずっと何やっても楽しくないなと思っていたんです。そんな時…

そんな時に出会ったのが、この一冊。

『社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ〈若手でもベテランでもない中堅社員の教科書〉』です。

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この本から、今の私に刺さるたくさんの元気を貰いました。今回は、私の教員生活のリアルな経験を交えながら、特に心に残った「5つの言葉」をご紹介します!

1. 今の職場が好きだからこそ、他を見るべき

教員の世界には、数年に一度の「異動」がつきものです。

私も今年度から新しい学校に赴任したばかり。前の学校には4年間勤めていたのですが、1年の流れも分かり、周囲からの信頼もあって、本当に居心地が良い職場でした。

それに比べると、今の職場は初めてのことばかりで毎日がてんやわんや。「前の学校だったらよかったのになぁ」と思ってしまうことも正直あります。

しかし、本にはこう書かれていました。

「居心地が良いというのは、変化に対して抵抗勢力になる。他の場所を見て比較することでしか、組織も自分も変えられない」と。

異動や職場の変化は、自分がさらに成長するためのチャンス。前向きに捉えて、新しい環境を吸収していこうと思えました。

2. 力があるのに昇進しないなら、「できた余裕」を別に使ってみる

組織で働く以上、役職や権限は重要ですが、教員の世界では急な昇進というのはなかなかありません。「もっとこうすればいいのに」ともどかしく思うことも多いですよね。

例えば、ギガスクール構想で導入されたタブレット。

教育委員会からは「使いなさい」と言われるものの、初期のアプリは使いづらく、インターネットの閲覧制限も厳しくて現場は混乱。私も扱いづらいを感じていました。改善案を校長に伝えても、教育委員会まではなかなか届きません。

そこで私が実践したのが、「アプローチを変えること」でした。

  • 自分でタブレットを購入し、学校でどう活用できるかプライベートで試行錯誤する
  • 教育論文を執筆し、タブレットの有効な使い方を外部に広報する
  • 同僚のパソコントラブルに積極的に乗り、信頼を得る

こうして「すーさんはパソコンができる人」という周囲の固めをした結果、今年、リースの更新で新しいタブレットが入るタイミングで、アプリやアクセサリの選定を丸ごと任せてもらえる立場になれたのです。

文句を言うだけでなく、視点を変えて「別の形」で力を発揮してみる。

一見すると回り道に見えることこそ、後々の自分のためになるのだと実感しています。

3. 成績を気にしなくなってから、仕事が面白くなる

多くの職場にある人事評価制度。学校でも「自己評価シート」を作成し、目標達成度を年度末に校長に評価されます。私の自治体でも、数年後からはこの評価が給料の昇給率に直結する計画が進んでいます。

評価を気にしながら仕事をするのは息が詰まるものですが、私が「仕事が楽しい!」と思えるようになったのは、実はこの評価を良い意味で気にしなくなってからでした。

以前、ある校長先生が評価の面談でこんな素敵な言葉をかけてくれたんです。

「すーさん、君はこの評価を気にしているかい? 先生は真面目だから、目標を達成しなきゃって思っちゃうでしょ。

でもね、一番大事なのは、今目の前にいる生徒が『すーさん先生でよかった』って最後に思えるかどうかなんだよ。児童が1年間、笑顔で学校に来られたらそれだけでA評価。自分の思った通りにやりなさい」

しがらみは色々ありますが、一番大切なのは「目の前の児童の笑顔と成長」。

ここをブレずに追求して顧客(児童や保護者)が本当に満足していれば、同僚からも上司からも、結果として高い評価は後からついてくるものだと気づかされました。

同じような話を、別記事でも書いていました(笑)あわせてご覧ください。

【誰ビジ Podcast 誰もやらないビジネスの作り方 キャリア 働き方】評価で苦しんでいるみなさんへ。気にしないことが大事ー「#25 兄への劣等感があった幼少期、多様な友人に恵まれた中学時代【櫻堂渉のライフヒストリー①】」を聞いてー
今回は、人を苦しめる「評価」を無視しよう。という話をします。「誰も知らないビジネスの進め方」を聞いて、思ったことを書きたいと思います。今回のエピソードはビジネスから離れて、パーソナリティの櫻堂さんの中学生時代の話です。ビジネスでも、学校でも…

4. すべての仕事は「リーダーシップ」で動いている

最近は「管理職になりたくない」「リーダーになりたくない」という声をよく耳にします。教員でも、教頭や校長への昇任を避ける人は少なくありません。

昨年度、私は「リーダーシップ研修」を受けてきたのですが、そこで「マネージャー」と「リーダー」の違いを学び、ハッとさせられました。

  • マネージャー: 組織上の役割。人事権や評価権を駆使して人々を管理し、目標を達成するミッションを持つ。
  • リーダー: 向かうべき方向を示し、「そっちに一緒に行きたい!」と周囲に思わせる人。役職に関係なく誰でもなれる。

「リーダーになりたくない」という人の多くは、この2つを混同して、管理の負担感を嫌がっているのかもしれません。

どんな仕事であれ、当事者意識を持っていればそれはすでに「リーダーシップ」を発揮しているということ。大事なのは役職ではなく、「その仕事を通して、自分は何を成したいか」です。

▼リーダー研修に関する苦悩については、こちらの記事をご覧ください。▼

教師に必要なリーダーシップ リーダーの定義・役割を徹底解説 ー「マッキンゼーで25年にわたって膨大な仕事をしてわかった いい努力」(山梨広一)を読んでー
今年は、リーダー研修なるものを受けています。中堅教諭として、学校の中心となり、学校を引っ張っていく人材を育てる研修だそうです。以前、そこに関して、「同僚性」という言葉をキーワードに記事を書いてみました。ただ、ここでは、「リーダーとは?」とい…

▼管理職の苦悩についても考えました。▼

【中堅 人間関係 板挟み 中間管理職 仕事術】上司と部下の板挟み、中間管理職・中堅教諭としての理不尽・不条理の乗り越え方
先生という10年以上続けています。学年主任や、生徒会の担当、生徒指導担当など、管理職と、他の先生の間に入って仕事をすることが多くなってきました。その中で、管理職と、先生達の意見が違い、板挟みになって困るといったこともありました。結構こういう…

5. 変化に柔軟であること、これに尽きる

学習指導要領の改定などで、現場では「探究的な学び」への対応といった新しい研修が日々行われています。

しかし、文科省や大学の先生たちの話を深く聞いていくと、最終的には「今までの学習と大きく変わることはない」という結論に行き着きます。

時代に合わせて新しい言葉やきらびやかな表現が使われますが、子どもにとって本当に必要な教育の本質は変わりません。

それは、「目の前の児童生徒の姿を見て、その子の成長のためにどんな学習が必要かをプロとして考える姿勢」そのものです。

「どう変わるんだろう」と不安になる必要はありません。

「変化に柔軟であること、これに尽きる」。これまでの自分の経験が、これからの変化を必ず支えてくれます。

もちろん学び続けることも大切ですよ。

まとめ:10年目の壁を感じているあなたへ

職場の異動、転職、キャリアの岐路。社会人10年目あたりは、誰しもが変化の波に直面します。

もし今、仕事で行き詰まりを感じているなら、ちょっと視点を変えてみるだけで、目の前の景色がガラリと変わるかもしれません。

今回ご紹介した本は、若手でもベテランでもない「中堅」だからこそ響く、実践的なヒントが詰まった一冊でした。元気をもらいたい方は、ぜひ読んでみてくださいね!

▼2年前の私の苦悩も合わせてご覧ください。この本を読んでおけば・・・なんてことも考えてしまいます▼

【教師 働き方 キャリア 20代 30代】教師になって10年。考えていること。
最近この本を読みました。この本は、40歳から50歳の3人の先生が、30代を振り返って今の教壇に立つ先生たちに伝えたいことを書いています。自分も33歳になりました。教員という仕事に就いて11年目です。この10年を振り返ってみたくなりました。み…
スーさん
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