【中2・連立方程式・代入・指導案】子どもの分かると大人の分かるはちょっと違う。だからおもしろい。

指導案

今回は、前時の学習の流れから、加減法ではなく、代入法を先に取り上げ学習を進めています。

子どもたちはどんな解き方をしているのでしょうか。

教師側が分かりやすい!と思う発想と、子どもたちが分かる!と感じる発想は違うんだなと改めて気づかされました。

ぜひご一読ください。

⇓前時の流れはこちらをご覧ください⇓

加減法の取扱いについてはこちら!

本時のねらい

問題を考える中で、文字を一つ(ノートだけ、鉛筆だけ)にすれば、計算できることに気づく

問題

鉛筆4本と、ノート1冊の代金は360円です。

ノート1冊の値段は、鉛筆の1本の値段の2倍です。

鉛筆1本とノート1冊の値段をそれぞれ求めなさい。

 (その場で作ったオリジナル問題)

子どもの反応

2つの反応例が出てきました。

子どもたちが分かりやすいとおもったのは、どちらだと思いますか?

実は生徒Bの考えです。

生徒Aの考え→生徒Bの考えと発言を組み立てました。

生徒Aの考えを聞いた後、反応があまりよくなかったため、生徒Bの考えも聞きました。

生徒Bの考えはみんなよく分かったため、生徒Aに戻ったところ、

「鉛筆やノートだけにしているから計算できるんだ」

とポイントをまとめることができました。

そこからは、連立方程式の解答の書き方を指導しました。

まとめ

代入法を知っている私たちにとって、典型的な解答だと思うのは生徒Aの考えだと思うのです。

けれども、子どもたちに聞くと必ずしもそうでない。

いろんな子の発言を聞き考えるというのは、深い理解をするためには必須のことなんだなと改めて感じた授業でした。

スーさん
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