最近はパソコンやタブレットを覗き見て、個人情報が流出する。パスワードが盗まれるといったことが学校でも起きています。
先生方は大丈夫でしょうか?
画面を立ち上げっぱなしで、席から離れていないでしょうか?
簡単に画面はロックできるので、今日の記事を読んでいただき、セキュリティ対策をしっかりしていきましょう。
パソコンをロックする
ロックする方法は、以下の5つがあります。
- Windows+[L]でロック (Windowsキーありならできる)
- [Windows]+[X]→[U]→[I]
- スタートメニューのアカウントから[ロック]する
- [Ctrl]+[Alt]+[Delete]を押して、表示される画面で[ロック]
- ショートカットキーを割り当てる
一つずつ紹介します。
1 Windows+[L]でロック (Windowsキーあり)
Windows+[L]でロックを押すだけ、簡単にロック画面に移ります。
2 [Windows]+[X]→[U]→[I](Windowsキーあり)
①[Windows]+[X]で、左下にメニューが開きます。
②[U]を押します。
③[I]を押します。これでロックがかかります。
3 スタートメニューのアカウントから[ロック]する方法
アカウントの顔の部分を押す→[サインアウト]の順で押していきます。
4 [Ctrl]+[Alt]+[Delete]を押して表示される画面で[ロック]する方法
よく、タスクマネージャーを開くときに操作しますね。
そこからもロックができます。
5 ショートカットキーを割り当てる方法
上の3、4は、ボタン押すだけでロックできますが、3つキーを押したり、マウスを移動させたりと、めんどくさいです。
そこで、ショートカットキーを作ります。
設定方法
①デスクトップ上で右クリック→[新規作成]→[ショートカット]
②[ショートカットの作成]の[項目の場所を入力してください]に
[ rundll32 user32.dll,LockWorkStation ] を入力します(太文字部分をコピペしてください)
→[次へ]
③[このショートカットの名前を入力してください]に[ロック](自分のわかりやすい名前でOK)と入力→[完了]
④デスクトップに作成されたショートカット[ロック]を右クリック→[プロバティ]をクリック
⑤[ロックのプロパティ]画面で、[ショートカットキー]の欄をクリックして、[Ctrl]と[Alt]と[L]を同時に押す。([L]の部分は自分の覚えやすいボタンにしてもOK)→[OK]をクリック
これで完成です。[Ctrl]+[Alt]+[L]でロックが可能になりました。
もちろん、ショートカットをダブルクリックしても、ロックすることができます。
アイコンの変更
このままだと、ショートカットキーは白い紙のアイコンなのでわかりにくいです。
そこで、アイコンの変更をかけましょう。
①ショートカット[ロック]を右クリック→[プロバティ]をクリック。
[ロックのプロパティ]画面で[アイコンの変更]をクリック
②アイコンの選択画面を表示する。ただ、これだけではアイコンは出てきません。
そこで、[このファイル内のアイコンを検索]欄に入力されている「C:\Windows\System32\rundll32.exe」をダブルクリックして文字を選択したうえで「%SystemRoot%\system32\SHELL32.dll」と入力して[enter]キーを押すと、アイコンの一覧が表示されます(太字の部分をコピー&ペーストすると文字の入力が簡単です)。
今回は「鍵」のアイコンにしました。こんな感じになります。
わかりやすくなりましたね。
「スリープ」をしよう
こちらも3つの方法があります。
- [Ctrl]+[Alt]+[Del]
- [Alt]+[F4]([Fn]+[Alt]+[F4])
- ショートカットを作成する
これで、仕事を終えるときに、パソコンの電源は落とさずにスリープの状態に簡単にできます。
1つずつ紹介します。
1 [Ctrl]+[Alt]+[Del]
①[Ctrl]+[Alt]+[Del]を同時に押します。
②右下に電源マークが出るので、そこをクリックして、[スリープ]を選択しましょう。
2 [Alt]+[F4]([Fn]+[Alt]+[F4])
① [Alt]+[F4]を押すと以下のような画面が出ます。
②[スリープ]を選択しましょう。
3 「スリープ」のショートカット設定方法
上記のショートカットの作成手順と同じ要領で「スリープ」を設定可能です。説明します。
①デスクトップ上で右クリック→[新規作成]→[ショートカット]
②[ショートカットの作成]の[項目の場所を入力してください]に
[ rundll32.exe powrprof.dll,SetSuspendState 0,1,0 ] を入力します(太文字部分をコピペしてください)
→[次へ]
③[このショートカットの名前を入力してください]に[スリープ](自分のわかりやすい名前でOK)と入力→[完了]
④[ロックのプロパティ]画面で、[ショートカットキー]の欄をクリックして、[Ctrl]と[Alt]と[S]を同時に押す。([S]の部分は自分の覚えやすいボタンにしてもOK)→[OK]をクリック
これで完成です。[Ctrl]+[Alt]+[S]でロックが可能になりました。
もちろん、ショートカットをダブルクリックしても、ロックすることができます。
最後に
今回は、画面をロック、スリープする簡単な方法をお伝えしました。
学校現場や、会社でも、画面を覗かれて機密情報が漏れるというケースが多発しています。
ロックやスリープする癖をつけて個人情報が漏洩しないようにしていきましょう。
To err is human, to forgive divine.(過つは人の常、許すは神の業)
ーアレキサンダー・ポープ(イギリスの詩人)
パスワードの管理についても煩雑ですね。こちらで対策を記事にしました。合わせてご覧ください。
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