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【書評】「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣|コスパ・タイパを気にせず「スピード優先」で動く教員の生存戦略ー「『運が良くなる人』と『運が悪くなる人』の習慣」(横山信治)を読んでー

自己成長・キャリア・ライフプラン

「運がいい人も、運が悪い人もいない。運がいいと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ。」

— 松下幸之助(パナソニック創業者)

生きていると、本当にいろんなことが起こります。

会社で昇進したとか、褒められたとか、自分が認められたりすると嬉しくなります。

逆に、悪口を言われたり、つまづくなどちょっと嫌なことが続くと、運が悪いなあと感じてしまいます。

最近、自分は中学校から小学校に異動して、四苦八苦しています。

この2ヶ月で、結構失敗をしてしまい、落ち込む日々が続いています。

異動前の学校なら、ここまで苦しまずに仕事をしているのにな。なんて思ったりもします。

そんな時に、「『運が良くなる人』と『運が悪くなる人』の習慣」を読みました。

この本を読んで、

運が良くなる人は今を大切にし、運が悪くなる人は未来を夢見る。

こちらは「運がいい人は、どんどん行動をしている」という話です。

行動の大事さは、こちらの記事でもテーマにしました。

【行動力を高める方法】「めんどくさがり」でも一歩踏み出せる習慣術を学ぶ ー「『めんどくさがり』さんでも一歩を踏み出せるすごい行動力 小さなアクションが幸せを引き寄せる」(水江卓也)を読んでー 
人生を変えるには、行動が大事!ということを、このブログでも常々言っています。でも、「果報は寝て待て(幸運というのは、向こうからやってくるのを気長に待っていれば良い)」なんて言葉もあるじゃないかという人もいるかもしれません。私は、行動や打てる…

運が悪い人は未来を夢見る。と書かれるとドキッとしませんか?

教師として、子どもに「将来何をしたいの?」なんてよく聞きます。

未来を夢見させるのが教師の仕事じゃないかなんて思ったりもします。

もちろん、夢を見るのは大事です。

けれど、夢を見るだけでは、その夢を手繰り寄せることはできないのです。

この項目と同じような内容を、「Todoリストの効果的な使い方」についての本でも読みました。

工事中

こちらにも、「未来を描くのは大事。それをリストとして、自分の目に見えるところに貼っておくことで、自分を奮い立たせることができる。

けれど、夢リストを作ったら、それを達成するためには、どうすればいいかTodoに落とし込み、邁進していかなければ意味がない。」と書いてありました。

良く思い浮かぶのが、受験生の机。よく漫画だと、「必勝!」とか「〇〇大学合格!」って張り紙が貼ってありますよね。

あれと同じですが、結局、合格のために勉強をしなければ絵に描いた餅なのです。

目標や夢を決めたら、とりあえず行動。

その行動が、成果が出るのか出ないかは、別の話です。

「コスパやタイパを考えすぎて何もやっていない」なんてことにならないようにしなければいけないと、気付かされます。

運が良くなる人はスピードを優先し、運が悪くなる人はクオリティーを優先する。

これは、「運がいい人は、小さく始めて大きな成果を出せる」という話です。

成功をするには、スピードとクオリティ、どちらを優先すべきだと思いますか?

自分は「スピード」だと思います。

確かに、時間をかければクオリティーを上げることができます。

ただ、1つの仕事でクオリティーを50で仕上げるよりも、5つの仕事で10のクオリティーを出すことで、成果を上げることができるのではないかと思うのです。

理由は、3つあります。

1つ目は、現代において、一つの仕事をゆっくり構っている暇がないということです。

大体仕事は、複数を同時並行で進めていることが多くないでしょうか?

一つの仕事にかまけていて、他の仕事が疎かになってしまう。

それは周りにも迷惑をかけてしまいます。

それよりも、(他人に迷惑をかけない程度に)スピードをあげて仕事をすることで、同じ時間で複数の仕事を進めていった方が、結果多くの仕事に関わることができ、成果を上げやすいのです。

また、多くの仕事をこなす中で、仕事の幅が広がり、同じ時間で10だった成果が15まで出せるようになることが往々にしてあります。

また、ゆっくりクオリティーを上げることが誰でもできますが、スピードをあげて、一定のクオリティーを保つことは訓練しなければできません。

厚利少売ではなく、薄利多売で行きましょう。

2つ目は、早ければ、失敗しても方向転換できる。ということです。

さっさと仕事に着手すれば、間違えても、修正をする時間を持つことができます。

時間をかけて構想を完璧にしてから、着手した後、もし方向性が間違ったら、修正をする暇がありません。

すでに出来上がってきてしまっているので、それを崩すことも難しくなります。

とにかくやってみる。動きながら考えることで、成果を出し、運を引き寄せることができるのです。

実際に、「大きなプロジェクトも小さな行動から」ということは以下の記事の本でも提唱していました。

【学級経営 指導案 誰ビジ】授業も学級経営も行事も「小さく始めて大きく動かせ!」 ー「BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?」(ベント・フリウビヤ/ダン・ガードナー/櫻井祐子訳)を読んで 誰もやらないビジネスの作り方「#21 ニッチな新ビジネスのつくり方。『小さな実験を繰り返し、育てる』」ー
ベテランの先生を見ていて、何であんなにすごい授業ができるんだ。アイデアの源泉はどこからきているんだろう・・・。そんなふうに自信を失ってしまったことはないでしょうか?また、成長したい、すごい授業をしたい。そんなことを1度や2度思ったことは誰し…

大体、大きなプロジェクトを、試行錯誤せず、ぶっつけ本番でやると、失敗していると書かれていました。

スピード優先で小さくやってみる、そしたら、大きくやってみる。

試行錯誤は大切ですね。

運を良くする人は複数手をつけ、運が悪くなる人は一つに集中する。

これは、「運がいい人は、リスクヘッジが上手」という話です。

教員をやっていて、アナロジーだと思ったのが、「問題行動を起こす生徒にばかり集中して指導をすると、学級が崩壊する」という話です。

問題行動を起こす生徒を注意する→他の生徒を放置する→放置された他の生徒が教師が見ないのをいいことに問題行動を起こす→その生徒を注意する→さらに他の生徒が・・・

教育現場でよく言われる負のスパイラルです。

これを止めるにはどうすればいいのか。

問題行動を起こす生徒の指導はもちろん大事ですが、その他の真面目に頑張っている生徒を評価することです。

そうすることで、教師への信頼感が高まり、学級として安定します。

目立つものに注力することは誰にでもできます。

けれど、目立つものの周辺にあるものを拾い上げることで、さらに成果を上げることができるのです。

例えば、今、ビジネスで流行りなのはAIですよね。

AIでの仕事の効率化なんてセミナーが乱立していますが、AIを活用できることが大事なのでしょうか?

このAIブーム、AIを自分より使いこなせる若手がどんどん入ってきます。

AIを使いこなせる人材になるよりも、AIを使いこなす人材を率いるスキルを身につける方が、(特に中堅どころになった私は)大事なのではないか?そっちの方が価値が高いと思っています。

目立つものの周りをどれだけすくいあげられるか。

そこに運を引き寄せるヒントがあります。

最後に

学校を異動をして辛いのが、前の学校と違う・・・。

その変化が一つ一つストレスです。

変化をすると、今までの方が良かったんじゃないか。前の方が楽だった。

なんて思ういます。

しかし、それで過去にしがみついて止まってしまっては、自分の成長は止まってしまいます。

自分をさらに高めるには、どんどん、新しい環境でチャレンジしていくしかないのです。

今どうしたいかを明確にする、スピード重視でやってみる、その中でもリスクヘッジをするにはどすればいいか考える。

この3つを行なってチャレンジをしていく末に、向こうからラッキーなことが舞い込んでくると信じています。

まぁ、その結果、1年だけで、実践レポートや論文を3本、パワーポイント発表が3本やることが決定しています(白目)

泡をふきながら、なんとか進めていますが、今までの研究をうまく再利用して乗り切ろうと思います(ちゃんと研究の方は流用しません。研修とかのレポート書いてね的な宿題をですよ)

今年は、一つ目標にしていた「研究費をもらって自分のしたい研究をする」ことができるようになりました。

さらに次の目標を作って、また一つ一つ、階段を登っていきたいと思いました。

スーさん
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運についても、いろいろ考えています。合わせてご覧ください。

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参考文献

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