子どもたちは、前時に直接比較の方法を学びました。
今日は間接比較を見出していきます。
こんな導入で授業を行いました。いかがでしょうか?
授業名
一番高い机はどれ?
ねらい
間接比較を用いて、身近なものの高さを比べることができる。
準備物
- マスキングテープ
- 1m定規
授業の実際

T:昨日は、教科書の縦と横の長さ、どっちが大きいかを比べたり、ハンカチの縦と横こ長さを比べたりしましたね。どうやって比べたっけ?
C:教科書だと、2つの教科書を使って、縦と横とくっつけて、比べました。
C:ハンカチだったら、ハンカチを折って、縦と横がくっつくようにして、比べたよ。
T:そうだったね。「くっつける」っていうのがポイントだったね。今日も大きさ比べをするよ。今から黒板に書くものを大きさ比べをしてみよう。
- 教室にある先生の机の高さ
- 理科室にある先生の机の高さ
- 図工室にある先生の机の高さ
C:比べれる比べれる!
T:え?そうなの?他の子もそう?そうなの?わかった。教科書みたいに机を持ってくるんだね!
C:違うよー!ちょっと待ってて。
T:なんかみんなアイデアがあるみたいだね。ついていってみようか。
(C:机の高さの位置に、自分の手を置いて帰って来る。)
C:ほら、みて!長さ比べられたよ!図工室が右手の高さで、理科室が左手の高さ!それで、教室の机と比べてみれば・・・。教室の机が1番低いってわかるよ!
T:他の子もそうやって考えた?うんうん。そうだよなぁ。これなら一発で大きさ比べできるね。先生も納得。でも、先生、これ来週に他の先生に大きさ伝えたいじゃんね。大きい順ではなく、どれだけの大きさかを伝えたいんだよ。来週まで、ご飯も食べずに、Aくんそのままにしておいてくれる?
C:無理ー!
T:B君頼むよー。
C:無理無理ー。
T:だよね。じゃぁ、どうにかして記録にとっておきたいんだけれど、どうするといいかなぁ。ん?なんか思いついたみたいだね。どうすればいい?
C:紙ってないですか?
T:A4の紙ならあるけれど・・・。
C:模造紙みたいな大きいの!それで、線を引けばいい!
T:なるほど。みんなわかった?
C:わたしそれで、柱に貼って背比べしているよ。
T:イメージわいた?それもいいよね。でも、ごめん。ちょうど、今品切れ中。学校の教材室にもないんだ・・・。
C:じゃぁなんか紐やリボンってないですか?
C:私は、黒板の横にかかっている定規が欲しい。
T:他の子はどう?やっぱり、紐かリボンが欲しいの?どうやって比べるのかなぁ。ちょうど教材室に、リボンや紐があるから一緒にもちに行こう。定規の子は、測り方知ってるの?知らない?でもアイデアがあるの?じゃぁ貸してあげる。
(教材室にいく)
C:先生これ使っていい?(メンディングテープを出す)
C:(定規の子)あ、私も欲しい。
T:・・・紐よりいいかもしれんね。やってみるか。
(メンディングテープを使って、高さを測る。定規の児童は、高さの位置にメンディングテープを貼る)



C:みてみてこれで、比べられるね!
T:お、スタートも同じにして、比べられるようにできたね。結局、どこが大きいのかな?
C:図工室!
T:こうやって紙テープを使えば大きさ比べできるね。定規の方の子の考えはわかった?
C:机の高さのところにテープを貼った比べたんだね。
C:そうそう。
T:定規でも測ることができたね。これ、長い棒でもできない?メモリ使ってないし。こういうやり方でも、大きさ比べをできるし、残しておけるね。いいねー。
まだ、他にも、長さ比べする方法あるかなぁ。また明日も考えてみようね。
授業を終えて

人数が2人しかいないので、最初の「机の長さを測る」と児童が動き出したときは、何も言わずに泳がしてみました。
そしたら、体を使って大きさ比べをしてきました。
これは児童の自然な発想で、間違ってはいないので、まずは認めました。ただ、本時は物を使った間接比較を取り入れたいため「後日、大きさ比べの記録を作りたいんだけど・・・。」と問い返しました。
そしたら、定規やメンディングテープ(板書が楽になりました)を持ってきたため、それで以降となりました。でかい紙(模造紙)に線を引くというアイデアも出ましたが、ちょうど手元になかったので他の方法を考えてもらいました。もちろん、このアイデアもいいですよね(ちょっと大変ですが)。
こうやって、いろんなものを使って間接比較をするのが大事だと思います。
教科書は紙テープで比べていますが、それ以外でもできるということを知ることも、「間接比較」を豊かにするうえで大切だからです。
この授業で気を付けたいのは、教師が「紙テープ」を使わなければならないと、他の道具や方法を否定することだと思っています。
子どもにゆだねて、うまく方向を修正しながら学習を進めたいですね。

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