このブログでは、勉強がやる気になる方法や、習慣化するための方法をいくつも書いてきました。
(詳しくは、こちらをご覧ください)
ただ、勉強そのものが楽しくなれば、言う事ないですよね。
どうすれば、楽しいの感じられるかというと、脳の快楽物質「ドーパミン」が分泌されるときです。
そこで、勉強を楽しく感じ「ドーパミンを分泌」するための、4つの方法を今日は紹介したいと思います。
勉強を楽しみ、ドーパミンを出し続ける4つの方法
学習する内容は「ちょい難」を選ぶべし!
唐突ですが、皆さんはゲームしますか?
ゲームをしているときに、1番熱中してしまうのはどの時ですか?
- 相手が弱すぎて余裕で勝ててしまうとき
- 後、ちょっと。工夫すれば勝てそう・・・。と言うところで負けた時
- 全く歯が立たない。出直し。
多分、2番の「後、ちょっと。今のままで、もう1回工夫して挑戦すれば勝てそう・・・。」の時ではないでしょうか?
今の実力では勝てないけど、ちょっと工夫すれば勝てるというシチュエーションが燃えるのと思います。
燃えるのは、ちょうどいいぐらいのハードルだからです。
1番だと、ハードルが低すぎて、3番だとハードルが高すぎてやる気が出てきません。
勉強でも同じような事が言えます。
勉強で問題を解いたり、参考書を選ぶときは、どんな本がいいでしょうか?
- 分かること9割で、新しい知識が1割の本
- 分かること7割で、新しい知識が3割の本
- 分かること1割で、新しい知識が9割の本
ここまで話せばわかりますね。「分かることが7割で、新しい知識が3割の本」がちょうどいい難易度です。
これを「ちょい難」といいます。
7割復讐して、新しいこと3割頭に入れると効率よく頭に入り、勉強もやり切れるので、次へのモチベーションも続きます。
「勉強をやり切れる」=「ドーパミン分泌」です。
「分かること1割で、新しい知識が9割の本」は、確かに読み通せれば、理解は他の場合より多いでしょうが、知らない単語の羅列ばかりで、読み通す前に嫌になってしまいます。
もちろん、「分かること9割で、新しい知識が1割」の本では、実りが少なすぎます。
だからこそ、「ちょい難」の難易度になりよう、学習レベルを調整しましょう。
余談ですが、初心者ほど、「分かること1割で、新しい知識が9割の本」を選びがちです。
そこで、嫌になって辞めてしまうと言うことがよくあります(私も経験しました)
人間は、つい高みを目指しすぎて、難しいものを選びがちです。けれど、達成することは難しいので、気をつけて「ちょい難」になるように学習を進めていきましょう。
コツコツ、毎日やる「分散学習」
1週間同じ時間勉強をするとします。
毎日30分×7日=3時間30分 勉強するのと、
週末日曜に、3時間30分 まとめて勉強するのでは、どちらが効果があるのでしょうか。
これは、毎日30分勉強する方が効果が出ることが科学的証明されています。
毎日30分勉強した方が記憶に残り、効果が高いのです。
また、「勉強して達成感を得る」→「ドーパミンが出る」→ 「勉強して達成感を得る」→「ドーパミンが出る」→「勉強して・・・・」と、ドーパミンがこまめに出るので、脳も喜ぶのです。
ちなみに、毎日30分勉強することを「分散学習」。
1日だけ勉強することを「集中学習」といいます。
効果があるのは、「分散学習」で、覚えておきましょう。
暗記という観点でも、同様のことを書きました。合わせてご覧ください。
記録してやる気をあげよう「レコーディング勉強法」
レコーディングダイエットというダイエット法を聞いたことないでしょうか?
これは、朝、夕と自分の体重を記録するだけで痩せるというダイエット法です。
記録するだけで痩せるわけないじゃん!と思う方もいるかもしれません。
この方法は記録することそのものが大切なのではないのです。
この方法で痩せるコツは、『体重を「62.25キロ」のように、細かく記録できれば記録できるほど成功する』と書かれています。
細かく記録することで、「昨日より200g痩せたぞ!」とか、「ちょっと、最近体重が落ちないな。走る時間を5分増やそうかな・・・。」のように、どうすればさらに痩せられるか自分で振り返る癖をつけられるからです。
体重のことを「気にする」ことで、痩せられるようになるのがこの方法です。
勉強でも同じです。
ただ毎日勉強していてもなかなか達成感はありません。
テストの結果だけだと、上がったり下がったりと一喜一憂してしまいます。
そこで、「毎日30分勉強する」、「問題集を3ページ進める」などと目標を決めて、毎日、どれだけ勉強ができたか記録をとっていくのです。
30分のところを40分勉強できたら、自分をすごく褒めましょう。
そうすることで、「目標を達成する喜び」=「ドーパミン」を得ることができます。
昨日より、今日の自分の方が成長できている実感を感じられて、勉強が楽しくなります。
人々に感謝されるようになれば幸せ
例えば、「〇〇君に数学を聞けば間違いない。」と言われたらどうでしょうか?
そこまではいかなくても、仕事現場だったら、「エクセルなら〇〇君に聞こう。」となればどうでしょうか?
わからない人がいたときに、教えてあげて感謝される。
これほど嬉しいことはありません。
勉強してきてよかったと感じることでしょう。
「感謝される」=「ドーパミンが分泌」されます。
プロフェッショナルまでいくのは難しいかもしれませんが、ちょっと得意なら頑張れば到達できるはず。
人から頼られるぐらいに勉強を頑張ってみませんか?
まとめ
今日は、勉強が楽しくなる4つの方法を紹介しました。
- 「ちょい難」の難易度設定をしてみよう
- コツコツ毎日取り組もう(分散学習)
- 記録をとってやる気を出そう(レコーディング勉強法)
- 人に頼られるちょっと得意なレベルに自分を高めよう
これなら、皆さんもできるのではないのでしょうか?
大人も学生の皆さんも楽しい勉強ライフを送りましょう。
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