以前の記事で、うまくいかない、スランプに陥った時はどうすればいいか?という記事を書きました。
うまくいかない時こそ、実は成長している証拠である。そこで諦めずに続けることが、成長につながるという内容を記事を書きました。
ただ今の練習や学習をそのまま続けていいのかと悩むのも事実です。
具体的にどんな行動をしたらスランプを乗り越えられるのでしょうか。
一緒に考えてみましょう。
うまくいかない時の3つのパターン
ちゃんとやり方(本質)を理解できていないから
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」
ーダルビッシュ有 プロ野球選手
ダルビッシュ有がこんな言葉を言っています。
実際に書いてあること、言われたことを実践してみてもうまくいかないことがあります。
わかったつもりになって「なんだよせっかくやったのに効果出ないじゃないか。」となったことはありませんか?
もしかしたら、分かったのは「やり方」のような上辺の部分だけで、本質を理解していないのかもしれません。
言われた通りにやっただけになっているのではないでしょうか?
そこに自分の思いや考えはありましたか?
私は以前、教頭先生と数学の授業でTTで授業をしていました。
授業が終わった後、その授業について、いろいろ話し合いました。
教えてもらって言われたことは頭では分かっていたつもりだったのですが、実際にやってみると、思ったようにいかない。子供の反応が引き出せないということがありました。
そこで、何が間違っていたのか、教頭先生の言いたかった事はなんなのかを、もう一度振り返り、それでもわからなかったら、教頭先生にもう一度聞き直し、本当に大切にしなければならなかった授業の本質の部分に迫ろうと頑張りました。
その中で、新しい気づきがあり、自分の血肉にする事ができました、
仏教の修行でも同じような話があります。
赤ん坊が死んでしまったお母さんが、ブッダに相談に来て「私の子どもを助けてください。」と言いました。
そこでブッダはお母さんに、「死人の出したことのない家の軒先の干してある唐辛子を飲ませれば治る。」ということを伝えます。
お母さんは、喜んでそれぞれの家を訪ねて回るのですが、死人の出したことのない家なんてありませんでした。
お母さんはそこで、「死は誰にも訪れることであり、私だけが特別不幸なことではない」と気づくのです。
これこそ、上辺のことをやって理解をしていなかった人が、本質に気づく瞬間です。
実際にやってみることはとても大事です。
その中で、本質は何なのかを考え、さらに自分に落とし込んでいくことで、成長につながります。
継続しなければ効果が出ないから
ついつい、焦ってしまうと、短絡的に成果を求めてしまいます。
けれど、ワインのように時間を掛ければ結果が出ることもたくさんありますよね。
継続が求められるものはじっくり取り組む姿勢が大切です。
ダイエットや筋トレ、ランニング。
どれも、本に書いてあるメソッドを一日だけやったからといって結果は出ませんよね。
「継続する中で良い方向にいくかもしれない」という期待感が少しでももてたら、継続をしましょう。
そして、習慣化することができれば、自ずと成果がやってくるはずです。
習慣化については、このブログでいろんなところで話題にしています。こちらの記事をご覧ください。
そもそも自分に合わないから
本を読んでいて、「これいいじゃないか!」と気づいて、取り入れることがあるでしょう。
ただ、実際にやってみて「合わなかったな」と思ったら、キッパリとやめることも大切です。
行動に移しただけで、まずはOKです。
時間は有限です。合わないことを全てやっていたらパンクをしてしまうので、時にはやめることも大切です。
ただ合わなくて失敗だったといわけではありません。
「この方法は、自分に合わなかった」ということがわかったのが収穫です。
また、1回試しただけでも、自分の中に経験が残ります。
発明王 トーマス・エジソンも次のように言っています。
I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.
私は失敗したことはない。うまくいかないやり方を10,000通り見つけただけだ。
ーThomas Alva Edison(トーマス・エジソン)アメリカの発明家
もしかしたらこの経験を他の人にアドバイスできる経験になるかもしれません。
そういう意味でも、やめてしまうのも、大切になるのです。
大切なのは振り返り
3つの方法を紹介しましたが、いずれの場合でも大切なのは振り返りをすることです。
うまくいかなかったときは、なぜうまくいかなかったのか、なぜそうなってしまったのかを考える良いきっかけになります。
やってみて、アレンジしたら結果が出るかもしれないと感じるものもあるかもしれません。
その時は、自分用にアレンジを加えていく必要があります。
そのヒントを見つけるために、参考にした考えをもう一度見直してみたり、同じテーマの本を読んでさらに知識を深める必要があるでしょう。
もし、同じテーマの本を読んで、同じようなことが書いてあったら、自分のやり方がまずいか、もう少し頑張って継続すれば結果が出るかもしれません。
逆に、同じテーマの本を読んで、全く違うことが紹介されていたら、別のやり方を試してみる。
そうすると違う結果が見えてくるでしょう。
小さな実験を繰り返し、自分に合った最高の方法を見つけていきましょう。
受験テクニックでも同じような話をしました。ぜひこちらを読んで、この章で私の言いたかったことがさらに伝われば幸いです。
まとめ
今回は、スランプに陥った時の具体的な行動について記事にしました。
いま、成果が出ないのは
- ちゃんとやり方(本質)を理解できていないから
→もう一度活動を見直し、本質を見極めましょう - 継続しなければ効果が出ないから
→いい方向にいくかもしれないという期待がもてたら続けてみましょう。 - そもそも自分に合わないから
→さっさとやめよう
いずれにしても、活動を振り返って、今つまづいているのは上の3つのどこなのかを考えることが大切です。
こうやって、スランプを抜け出す糸口を探してみましょう。
参考文献・参考HP
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