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【人間関係 アドラー心理学 】ー「今さらだけど、アドラー心理学を実践してみたらすごかった! 普通の会社員が人生を変えた12ヵ月」(小泉健一)を読んでー

自己成長・キャリア・ライフプラン

「嫌われる勇気」という本。皆さんご存知ですか?

この青い表紙を見たことある方も多いと思います。

内容も簡潔でとてもわかり易いものでした(私の感じたことは以下の記事を御覧ください)

自己啓発本の原点となるのがアドラー心理学のようですが、「実際に使っているよ」「アドラー心理学を実践したら人生変わった!」なんて話あるのかななんて思っていました。

地域の図書館を回っていたら、実践ルポの本がありました。

「これこれ」と思って借りてきました。

特に、「響いたのが人間関係、人付き合いの仕方」です。

アドラーは、人生の悩みのすべてが「人間関係である」とまで言っています。

私も、職場の人間関係で、結構悩んだことがあります。(以下参照)

その時は1年どうにもならなかったんですが、この本に出てきたことも感じたことがあるなと思いました。

この本を読んで人間関係について考えたことを書いていこうと思います。

人間関係を良くするって難しい

仕事について6年目。

そろそろ仕事に油の乗ってくるタイミングです。

ちょうど別の学校に転勤して、新しい学校で勤務することになりました。

自分では頑張っていたつもりですが、やることなすこと空回り。

そんな中で、ある先生と、うまくいかなくなってしまいました。

「なんで確認に来ないの!」「自分勝手ばかり!」とよく叱られました。

学級もうまく回らず、悶々とストレスが溜まる日々。

その先生からも怒られ、にっちもさっちもいかなくなりました。

次の年、担任から外れ、副担任で、1年間クラスをサポートすることに。

ちょっと一息ついて、仕事の全体が見られるようになりました。

そこで、おろそかになっていた報連相をするようになり、みんなで情報共有しながら仕事を進めるように努めました。

あるとき、公文書の書き方がわからず、仲の悪くなった先生に聞きに行くと、二ヤッとしながら、丁寧に教えてくれました。

このとき、あぁ自分の立ち回り方が今までうまくなかったんだな。自分の今の様子を認めてくれたのかななんて思いました。

アドラー心理学から学ぶ「人付き合いの仕方」

さて、今回参考にした本に「嫌な人との関係を断ち切れないとき」という章がありました。

職場、地域、いろんなところでどうしても関係を断ち切られないときがありますよね。

どんな事が書いてあったのか引用してみます。

「嫌な人との関係を断ち切れないとき」

「相手のことは変えられない。変えられるのは自分だけ」というアドラー心理学の「課題の分離」です。(中略)

責任転嫁する人に何を言っても、その人自身を変えることはできません

そこで私は、今後同じミスが発生しないように、自分でできる限りのことをしました。

「目的論」で考えると、「このひととの関係をどうしていきたいのか」と問うということです。

私は転勤族でこの先ずっと同じ人とといっしょに仕事するわけではないので、「この人との関係性をよくしたい」という思いはありませんでした。

しかし、仕事の役割上、仕事をうまく運ぶためにはコミュニケーションが必要な存在でした。

ですので、私はその人に対してイライラする気持ちを我慢し、「自分の仕事をうまく進める」ということに集中するようにしたのです。

(中略)

すると、不思議なことに、ミス自体が軽減されていっただけでなく、その人の私に対する対応が柔和に変化していったのです。

私を味方だと思ってくれているような言動が増えてきて、一切責任をなすりつけられることはなくなりました。

「他人は変えられない」と言いますが、自分の行動を変えることで、結果的に相手の行動が変わることがあります。

ー小泉健一.「今さらだけど、アドラー心理学を実践してみたらすごかった! 普通の会社員が人生を変えた12ヵ月」.P151~P152(蛍光線・太字 原文ママ)

相手を嫌だと思ってしまうのは人間として仕方のないことです。

どうしても合わない人、感覚が違う人というのは存在するものです。

それでも、一緒やっていかなければならないときは、最低限の関わりをするというのも一つですが、その中でも「相手を思いやる」ことは必要だということでしょう。

どうすればお互いに気持ちよく過ごせるか。

自分はそのためにどんな行動を取ればいいのか。

考え、実践する。

そこで光明が見えてくることがあります。

周りの先生の行動で思ったこと

毎年4月に、人事異動があります。

私の勤務する学校にも、別の学校から何人も転勤してきました。

転勤してきた先生の一人が、ちょっと困ったという話が私の耳に飛び込んできました。

曰く、「保健室登校の生徒や、他クラスの生徒と関わってくれるのは嬉しい。けれど、担任の意向を飛び越えて、自分のしたいように動くからどうにも連携が取りづらい。指導しづらくなっている。生徒指導担当がスーさん先生だけれど、うまくその先生に話をつけてくれないか?」

ということでした。

校長からも「ちょっと頼む。」と任されたくらいです。

その先生は、前の勤務校が長かったこともあり、久しぶりの転勤でした。

だから、本校のやり方と前任校のやり方が違って、ギャップに悩んでいるのかなと思いました。

そして、その先生が生徒の様子を学校の教員の中でも誰よりも見てくれるのは確かです。

その芽を潰さず、うまく他の先生と連携を取れるようにしていきたいなと思いました。

そこで私が行ったことは、傾聴です。

その先生の今の思いをとにかく聞きました。

何回かやるうちに、その先生のこわばった顔がだんだん柔らかくなってきました。

きっと緊張していたんだろうと思います。

今も、生徒の様子を見に行ってくれていますが、他の先生が煙たがるといったこともなくなりました。

結局は、その先生への私たちの捉え方が食い違っていたのが今回のトラブルの原因なのかなと思っています。

その先生の熱い思いを受け止めつつ、信頼しているということを伝えて、信頼関係を気づくことができました。

教育現場だけでなく、ビジネスの場面でも、そういうことってないでしょうか?

最後に

そんなことを思っていると、私の好きなPodcast「二番経営」にも、「人として対等に接することの大切さ」ということで話題に出てきました。

人との対応は、最終的には、私達が相手にどう関わるかなのです。

相手への付き合い方、うまくいかないときこそ、振り返りたいと思った今日でした。

みなさんは、人間関係で悩んだことないですか?

是非コメントで経験談を教えてくれると、嬉しいです。

スーさん
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