授業が楽しいと思ってほしい
全ての先生の願いです。
でも、勉強って難しい。
嫌だなと思っている子も多いです。
子どもたちが「わかる・見える・たのしい」授業にするためには、教師としてどんなことを考えるとよいのでしょうか。
⇓次の記事はこちら!⇓
“楽しい”授業を目指して
子どもが授業を楽しいと感じるときはどんなとき?
- 内容が分かった
- 分かった内容がおもしろいと思った
- 問題が解けた
- 自分で解くことがおもしろくなった
- 自分で(または友達と)考えてみようと思った
- 自分で(または友達と)考えて解決できたのでうれしかった
下に行けば行くほど、レベルの高い楽しいだと思います。
このような思いをもたせるにはどうすればよいのでしょう。
見通しをもたせる
上記のような思いを持たせるために、
「この授業で何をすればよいのか見通しをもたせる」ことが大切です。
「何をするのか」と活動内容が分かることで、
- 今日は○○をやるのか、楽しみだ
- これができるようになるためには、△△すればいいんだ
と子どもが分かるようになってきます。
ただ、活動を明示することと、本時の子どもが躓くであろう課題を明示することは区別しなければなりません。
⇓こちらの記事をぜひご覧ください⇓
“分かる”授業を目指して
発問や指示を「見える化」する
みなさんは、授業で行った、発問や指示は板書に書くようにしていますか?
授業中、子どもが考える時間が長いと、あるとき、
「あれ、今。何を考えないといけないんだっけ?」
となる時があります。
そのときに、確認できるものがないと子どもは混乱していしまいます。
板書に授業の足跡を残しましょうとよく言われます。
発問を板書に残しておくことは、子どもが授業を進めていく上で大切なことです。
私は、以下のことを「見える化」することで、”分かる”授業を目指しています。
- 授業の1番最初に日付と単元名、この時間でやる内容を板書する
- 発問したら、発問のキーワードを板書に残す
- 指示を出したら、指示したキーワードを板書に残す
こうすることで、思考・活動への見通しを子どもがもてるようになります。
この授業でやったことを「見える化」する
1時間やったことを振り返り、総括することで、子どもの理解はさらに深まります。
メタ認知ができるようになるということです。
そこで
- 振り返りのポイントを板書する
が重要になってきます。
算数・数学においては、「一生覚えておくと良いことを書こう」と伝えています。
⇓詳しくはこちらの記事にまとめてありますのでご覧ください⇓
個別指導を織り交ぜながら、豊かな振り返りができるようにしたいですね。
まとめ
授業のやることを”見える化”するために
・授業の1番最初に日付と単元名、この時間でやる内容を板書する
・発問したら、発問のキーワードを板書に残す
・指示を出したら、指示したキーワードを板書に残す授業でやったことを”見える化”するために
・振り返りのポイントを板書しよう
教科によって様々な授業スタイルがありますが、どの教科でも大切にしていきたいですね。
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