学校で言われることと親から言われることを比べて、あれ?と思うことありませんか?
学校では、「自分らしさ」や「個性」を大切にしなさいと言う一方で、校則があり、髪型や制服などの縛りがあります。
校則を破ろうものなら、先生から注意を受けたり、下手したら一度家に帰れと言われたり(今はそんなことないかな?)…。
大人は基準から外れたことを極端に嫌います。
息苦しいなと思ったことはないでしょうか。
大人と子どもの関係だけでなく、友達の集団の中でも、違うということは嫌われるということもあります。
自分の時代はオタクというのは受け入れられていなかったので、冷やかされて嫌な思いをした記憶があります。
「自分らしさ」を大切にするためにどんな心持ちでいればよいのでしょうか。
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「自分らしさ」って何だろう?
「自分らしい」状態というのは、自分の心が満足している状態だと思います。
自分の心が満足してる状態とは、自分が本心から望んでいることができている状態であるということができると思います。
簡単に言えば、自分が好きなことを存分にできている状態です。
こう考えると、「自分らしさ」ってとてもシンプルで身近なものに感じられませんか?
ただ、「自分らしさ」を見つけるときに、次のことをちょっと心に留めておいてください。
だれよりも「好き」なことを見つけよう
一つ目は、「好き」と「得意」は異なるということ。
学校の勉強で考えてみましょう。
好きな教科は、得意な教科によくなります。
つまり好き=得意なこととしてしまいがちです。
ただ、学校で行うことは、とても少ないことです。
勉強だけが全てではありません。
もっともっと広い視野に立って「好きなこと」を探してみましょう。
得意である必要はありません。
ただ、好きであればいいのです。
誰よりも好きなことを一つ探すのです。
「好き」にこだわりましょう。
自分がしたいことを見つけ、行動しよう
自分がやってよかった!と思える選択、行動をしてください。
「誰かに喜ばれることをしましょう。」とよく言われますが、それは時と場合によります。
親が喜ぶように高校や大学を選ぶ。
恋人が喜ぶから、髪型や服装、言葉遣いを恋人に合わせる。
こんなことってありがちですよね。
もちろん自分の好みが親や恋人の好みと一致しているのであれば問題ありません。
でも、親や恋人が喜ぶからと言って無理して相手に合わせていると、どこかで自分を見失ってしまいます。
「自分らしさ」や「心のニーズ」は、世間や大人の常識、固定観念といった枠とは別物です。
「自分らしさ」は自分のうちから湧き出るものです。
ただ、最初から「自分らしさ」というのは見つかりません。
「自分らしさ」を見つけるにはあれこれ考えるより、行動してみることが大切です。
気になること、興味・関心があることはとにかく挑戦してみましょう。
案外、自分の好きだと思っていたことが行動するにつれて違うと気付いたり、思わぬことが自分が好きと気づくことがあります。
ノーベル物理学賞を受賞した益川俊英さんは、
「自分の本当の適性というものは、やってみなきゃわからないという側面がある。
何もしないのが一番いけない。
まずは第一歩を踏み出すこと。
踏み出すという実践の中から視野は広がる。
あまり狭く考えない方がいい。」
と言いました。
とにかくやってみる中で見つかるものがあるのです。
自分の経験から
私は、陸上を中学校、高校、大学とやってきました。
陸上を始めたきっかけは、小学校の校内マラソン大会です。
練習で走ったときに、たまたま上位に食い込むことができました。
そこで練習をしたら優勝ができるのではないかと考え、家に帰ってから走り始めたのがきっかけです。
当時は太っていたので、走れば走るほど痩せるのも嬉しくて頑張りました。
中学校からもその流れでずっと長距離を続けました。
タイムが伸びて、仲間もよく楽しく部活動を続けることができました。
挫折したのは、大学の時。
私の大学の陸上部は、インカレ(大学の全国大会)で入賞する選手から、アマチュアの選手まで幅広い選手が所属していました。
そこで大変だったのは、インカレに出る選手と、他の選手の温度差です。
なんで練習しないんだという人と、自分なりに頑張っているという人と、部は真っ二つに割れていました。
好きだったら、もっとタイムは向上させてやるぞ!と頑張ることができたかもしれません。
きっとインカレに出る選手はそうだったんだろうと思います。
自分は、そうはならずに、結局大学4年生の時にやめてしまいました。
その後は、旅行してみたり、本を読んだりして1年間過ごしました。
今楽しいことは、このブログを書くことです。
まさか自分がブログを書くことにはまるとは思いませんでした。
夏休みの作文の宿題や大学時代、レポートを書くのは大嫌いだったからです。
試しに無料のブログを書き出したところ、楽しくてしょうがなくなりました。
自分の思わぬことが好きになるってあるんだなと感じた出来事でした。
まとめ
自分らしさを見つけるために
- だれよりも「好き」なことを見つけよう
- 「好き」を見つけるために、とにかく行動しよう!
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