自分で言うのもなんですが、私は結構「人に話しかけられやすいタイプ」だと思います。
街を歩いていれば見知らぬ人に道を尋ねられ、散歩をすると地域の方からもよく声をかけられます。教師という仕事柄、色々な人に話しかけられて顔を覚えてもらえるのは、とてもありがたいことです。
自分って、結構目立つタイプなのかな?(確かに、覚えられやすい顔だとは言われます。笑)そう思っていたのですが、どうやらそれだけが理由ではないようです。 今日は、野口敏さんの著書『いつの間にか仲良くなっている人たちの世界』を読んで気づいた、「誰とでも心地よくつながるコミュニケーションのコツ」から人間関係や学級経営のことのアイデアを抽出してを紹介します。
どんな時でも使える!良い相槌の3パターン

よく「相手の立場に立って話を聞こう」と言われますが、これがなかなか難しいですよね。本当のところ、相手が何を考えているかなんて100%分かるわけがないからです。
大切なのは、「相手が気持ちよく喋ってくれること」。 気持ちよく話せるということは、相手が「自分に興味を持ってくれている」と感じられるからです。
そこで意識したいのが、次の3つの相槌です。
- 「へー♪」 (興味がある)
- 「ええっ!」 (驚き)
- 「おー!」 (素晴らしい)
使うのはこの3つだけ! もし少し気恥ずかしければ、鏡の前で表情と一緒に練習してみるのがおすすめです。この一言を会話の間に挟むだけで、テンポが驚くほど良くなります。
親近感をグッと生む「良い肯定」のバリエーション

相槌が打てるようになったら、次は相手の言葉を肯定していきましょう。 会話の中で肯定されると、人は自然と親近感を抱くようになります。
おすすめの鉄板フレーズは、「いい〇〇ですね」です。
- 「いいところにお住まいですね」
- 「いいお仕事ですね」
- 「いいご趣味ですね」
- 「いいご家族ですね」
この「いい」の部分を、「素晴らしい」「すごい」「楽しそう」などに置き換えるだけで、無限にバリエーションが広がります。
さらに、「優しいご家族ですね」「やりがいのあるお仕事ですね」と具体的な言葉にすると、相手に届く力はさらにアップします。
たわいもない話と「小さな感情」で会話を膨らませる

相槌と肯定ができたら、最後は会話をさらに膨らませていきましょう。 コツは2つ。「自分のたわいもない話をすること」と「相手に興味を持つこと」です。
私が職場でよく話すのは、自分の娘の話。 実は今年、私は小学1年生の担任をしているのですが、自分の娘も小学1年生(タイミングが同じ!)。授業や学級の様子を娘の姿と重ね合わせながら、「うちの娘が今こんな感じで〜」と職場での相談のきっかけにしています。こういう微笑ましい話なら、みんな笑顔で聞いてくれます。
それだけでなく、「今日は本当に暑いですね〜」といった生活の1コマを話すだけでも、相手の言葉を引き出す呼び水になります。
特に、日常の中で感じた「むっとした」「困った」「ショックだった」「嬉しかった」という『小さな気持ちの動いた話』は、とても共感されやすいです。
「こんな他愛もない話でいいの?」と思うかもしれませんが、日常の何気ないエピソードこそ、あなたの暮らしぶりや人柄を一番伝えてくれます。
💡 おすすめの習慣 ネタに困りそうな人は、日常で感じたことをメモに残してみましょう。芸人さんがネタ帳をつくるのと同じです。これを続けると、自分の感受性もどんどん豊かになっていきますよ。
最後に:温かい学級経営は、温かい会話から

今回紹介した内容は、振り返ってみると私自身も職員室や学級でよくやっていたことでした。 特に日常のちょっとした失敗談や他愛もない雑談は、年配の先生方ともすごく盛り上がりますし、いじってもらえるので結構おいしい思いをしています(笑)。
こうした何気ない雑談を振ったり、それに応えたりする中で、少しずつ信頼関係が作られていくのだと感じます。
そしてこれって、学級経営における「子どもたちや保護者との信頼関係の作り方」と全く同じです。
「温かい会話、温かい返答ができる人が、温かい学級経営をつくる」
私はそんな風に考えています。
みなさんは、周囲と信頼関係を作るために会話で意識していることはありますか? ぜひコメント欄で教えてくださいね!

参考文献
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