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【試験 テスト入試 テクニック】国語・英語の長文読解は、本文より先に、問題を読むべし

学習方法・生徒へ伝えたいこと

自分は、教育学部数学科出身の人間ですが、点数が取れる科目は、国語でした。しかも現代文。

また、高3の時こそ、英語は得点源にできるぐらい勉強しましたが、高1・高2の定期テストは赤点ギリギリの低空飛行を飛んでいました。

ただ、模試になると英語の偏差値は55を取っていました。

英語の先生からは、毎回「なんでお前、模試の方が点数取れるの?」と言われていました。

私が得点源にしていたのは、「長文読解」です。

今回は、私が行っていた長文読解の裏技を伝授します。

長文を読む時は、「タイトルと問題文を読んでから、本文に移れ」

「長文を読む時は、『タイトルと問題を読んでから、本文に移れ』」

高校時代の現代文の先生が言ったことです。この言葉を聞いてから、長文問題が得意になりました。

タイトルと問題文を先に読むメリットは次のようになります。

タイトルを読むことで

  • 長文の方向性や概要がわかる

問題文を先に読むことで

  • 長文の情報を得ることができる。
  • 何度も本文を読む必要がなくなる

例えば、令和6年度愛知県高校入試 国語の大問1を見てみます。

本文末のタイトル欄には、「若林幹夫 社会学入門一歩前」とあります。

社会学について必要な基礎知識や、社会学の楽しさ、社会学はどんなことに生きるのかが書かれた論説文かなと予想ができます。

問題は、特に大問の最後の問題文を読むと、全体像がわかります。よいです。

最後の大問は次のようになっています。

(6)この文章の論の進め方の特徴として、適当なものを、次のアからカまでの中から2つ選びなさい。

ここで問題と選択肢を読んでおけば、本文はどんな論の進め方をしているか、だいたい把握することができます。

実際に解くときは本文を見ながら、違った時点で選択肢を消去していけるので、何度も本文を最初から目を通す必要がないのです。

長文問題は、文章が長く、読み取りに時間がかかるのが難点です。

タイトルと、問題を先に目を通すことで、何度も本文に目を通す必要がなくなります。

ちなみに、英語でも同様です。

令和6年度愛知県高校入試 英語の大問4の最初の部分と、小問(4)をみてみましょう。

これでは、内容が何かわかりませんが、小問(4)をみてみます。

この問題をみるだけで、本文の内容は、早希とアリアは土曜日のお出かけの計画をしている会話文ではないかと予想がつきます。

実際に、本文は「土曜日に美術館に行こう。どうやって行けばいいのか約束をしている。」内容でした。

なんとなく文章を読んでいく方向性がわかりますよね。

仮にわからない単語があっても、本文の方向性がわかれば、内容が取れるのが大きなアドバンテージになります。

「注釈」や「リード」からも情報を得るべし

小説や古文などの文章などは、多くの場合、文章の一部を切り取って引用しています。

そのため、本文の前振りとして「これまでの文章の流れ」「あらすじ」を明示する問題も少なくありません。

そういう情報は、文章を読む上で大いに役に立ちます。

また、英語の問題だろうと、古文の問題だろうと、注釈は日本語で書いてあります。

注釈を読むだけで、本文の内容の一部を理解できるのです。

そうすれば、注釈前後の文章もわかるはずです。

最後に

今回は、文章を読まずに「タイトル」や「問題」、「注釈」や「リード」からこんなに多くの情報を得る事が可能になります。

私はこうやって、英語は赤点なのに、模試では偏差値を上げるという方法を身につけました。

この情報を頭に入れた上で文章を読むのと知らない状態で文章を読むのとでは、読解のスピード・正確さが大きく変わってきます。

長文問題は、絶対に本文から読まない!

それ以外のところから情報を拾って本文の流れを掴んだ上で、読むようにしましょう!

さらに、文章の特徴的構造を理解していると、さらに読解スピードがあがります。

よく作家が使う文章の構造4つをこちらの記事にまとめました。

記事に書いてある4つのテクニックが、問題文に現れているか考えながら読んでみて、さらに得点を増やしていきましょう!

スーさん
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参考文献・参考HP

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