子どもっていつから箸が使えるようになるのでしょうか?
今回は子どもの発達と食行動について、記事を書きたいと思います。
そして、もう一つの話題として、「三角食べ」
なぜ、三角食べをすると良いか長年の疑問があったので、調べてみました。
三角食べも、日本ならではの食行動なんですね。
一緒に勉強をしていきましょう。
ぜひ、朝の会の話のネタにしてください。
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子どもの発達と食行動
手洗い
ご飯前の手洗い。
みなさんしていますか?
大人になるとついつい忙しくて、適当になってしまいますよね。
子どもはいつから手洗いできるようになるのでしょうか?
0歳では、手を拭いてもらい、1歳になると、洗ってもらいます。
2歳になるとだんだん蛇口の前にも立てるようになるので、手伝ってもらいながら手を洗うようになります。
そして、3歳には自分で洗えるようにしていきます。
保育園でも未満児のときには、手拭きタオルを教室内にかけておきますが、ハンカチは持ち歩きません。
年少さんになったときに、ハンカチとティッシュをズボンに入れるように園から話がありました。
3歳になると、自分で手を洗って拭くことができるようになるんですね。
さらに4・5歳では手を洗うことの意味を理解し、より上手に洗えるようにしていけると、さらに手洗いが上手になります。
私が聞いたのは、「大きな栗の木の下で」の歌をゆっくり歌いながら、手を洗うと良いということを聞いたことがあります。
食具(スプーンや箸)の使い方について
0歳前半、離乳食がスタートすると、まずは食べさせてもらいます。
離乳食後期から1歳では、手づかみで食べ、やがてスプーンに興味が出てきます。
うちの子、いま10か月なのですが、ちょうど手づかみ食べしたい時期です。
スプーンで上げると、嫌がって食べてくれません。
毎食後、口の周りがドロドロになっています。
2歳半くらいで、スプーンが上手に使えるようになり、3歳から箸を使い始めます。
4歳になると、箸も上手に使えるようになります。
最初なので、上手に食べれないのは当然です。
無理に教え込むのではなく、楽しく嫌にならないようにご飯を食べましょう。
そして、根気強く子どもの挑戦を支えてあげましょう。
食事の姿勢や挨拶についても、子どもの様子を見て、見本をみせながらいっしょにやっていくと、できるようになってきます。
「三角食べ」は何でするの?
「三角食べ」がよく推奨されるのですが、なぜ「三角食べ」をするのでしょうか?
フランス料理とかが、一皿一皿でてくるので、三角食べできないですよね。
子どもの中でも、ご飯ばっかり、おかずばっかり、最後に汁物を全部食べる「ばっかり食べ」をする子がいます。
どの順番で食べても栄養価は変わりません。
では、なぜ「三角食べ」が推奨されるのでしょうか?
三角食べは、ご飯と汁物などを口の中で咀嚼しながら混ぜ合わせる食べ方です。
ご飯とおかずの割合を調節したり、口に入れるタイミングをずらしたりする中で、自分の好きな味を口の中でつくり出すことができます。
これを「口内調味」と呼んでいます。
そうすることで、口の中で多様な味を生み出すことができるようになり、さらに食事が楽しくなります。
調理された料理を、自分で好きなようにアレンジできるようになり、食の楽しさが一層増します。
最後に
日本では、「いただきます。」の挨拶から、食事の姿勢、食具(箸)の使い方など、しっかりマナーがあります。
子どもと一緒に、勉強をしていきたいですね。
その中でも「楽しく食べる」ことは忘れずに。
食は生きる上での基本となります。
年齢にふさわしい食行動を身につけて、楽しい食事の時間を作りたいですね。
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