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【働き方改革 業務改善 自己実現】学校現場を変えるには、PDCAではなく、DCPAで「少し」ずつ改善をしていこう。

働き方改革

文部科学省の方から学校現場をPDCAサイクルで回そうというふうに通達が来てから久しいです。

↓文科省の出しているPDCAのイメージ(PDFファイル)
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/04/07/1230736_2.pdf

「すべての学校にPDCAサイクルを確立するために」:文部科学省

具体的には、学校評価について、地域や保護者の方から意見をもらい、改善をしていこうというのが主流です。

その流れを応用して、行事や職員会議、はたまた授業までPDCAサイクルで回そうという雰囲気が学校にあります。

ただ、ずっとこのPDCAに強烈な違和感がありました。

学校評価など、中長期的なものはPDCAサイクルで回すのはいいでしょう。

ただ、日々の授業や、行事などは回すのが精一杯になってしまうのが実情です。

それでもいいものにしていきたいと先生たちは日々懸命に頑張っています。

PDCAだと時間がかかりすぎるのです。

PDCAよりもいい方法やサイクルがないかとずっと答えを探してきました。

ここで、自分の現在やっていることにフィットした言葉を見つけたため、紹介します。

そもそもPDCAって何?

  • Plan ・・・目標を設定する
  • Do  ・・・可能な限り立案した計画通りに実行する
  • Check・・・計画に基づいた行動が目標達成につながったか振り返る
  • Action・・・要因分析のもと、改善案を考える

これがPDCAです。

授業に置き換えるならば、

  • Plan ・・・授業の目標と単元計画、1時間の内容を設定する
  • Do  ・・・可能な限り立案した授業計画通りに実行する(研究授業)
  • Check・・・計画に基づいた授業が目標達成(子どもの成長)につながったか振り返る(研究協議)
  • Action・・・今後や来年に向けての授業の改善案を行う

ということでしょう。

いやいやいやいや、小学校なんて、全教科教えています。

ゆっくり計画を立てる暇もないけれど、無理に時間を作って研究授業をしています。

行事も同様です。なかなか余裕がありません。

子どもも、年によって全然違います。だから、計画を立てても、計画通りにはいかないんです。

PDCAの考えは、工場などの生産効率化を図るには良いと思っています。

やってみて、効率化できるところ探し、次の年に改善していく。基本的には製品を作るという活動は変わらない。

なので、ゆっくりPDCAが回せるわけです。

それを学校現場、さらには授業改善のようなものに当てはめるからパンクするわけです。

学校現場はDCPAでまわせ!

大事なのは、どんな活動(授業、行事、校務分掌)でも、子どもたちにアジャストできるようにマイナーチェンジをし続けることだと思います。

そこで、ある本を読んでいたら、「PDCAではなく、DCPAで回していくと上手くいく」ということが書いてありました。

何か行動した時に、上手くいかなかった場合はその原因を考えて改善策を立てれば、また新しいアウトプットにつながるということです。

動きとしては以下の様になります。

  • Do ・・・まず、やることを書く
  • Check・・・やってみた結果を書く
  • Plan ・・・改善策を書く
  • Action・・・明日にやることを書く

授業に置き換えてみましょう。

  • Do ・・・とにかく授業をやってみる
  • Check・・・やってみた結果を書いて、上手くいったところ、上手くいかなかったところを洗い出す
  • Plan ・・・上手くいかなかったところをどうするか考える
  • Action・・・Planを元に明日の授業を「少し」変えていく

ポイントは「少し」変えていくことです。

工場の製品などと違って、先生が「少し」変えるだけで子どもの動きが変わってきます。

そして、「少し」変えることを毎日していけば、1ヶ月後、半年後には大きく変わることができます。

子どもの様子、ノートの様子から、自分の良かったところ、上手くいかなかったところを洗い出し、良いところはそのまま続ける。

上手くいかなかったところは、「少し」変えることで、大きな成長を我々もすることができます。

どんなことでも振り返りがなくては変わりません。

ただ、腰を据えてどっかりと振り返るのではなく、「少し」だけ変えていきましょう。

それが続けるポイントです。

授業を例にお話ししましたが、学校行事や校務分掌も一緒です。

きっと去年の活動記録が学校に残っているはずです。

今年の子どもの様子を思い返し、少し変えることで子どもにピッタリの行事に変えることができると思います。

まとめ

今回は、学校現場では、PDCAではなく、DCPAで回そうというお話をしました。

  • Do ・・・まず、やることを書く
  • Check・・・やってみた結果を書く
  • Plan ・・・改善策を書く
  • Action・・・明日にやることを書く

このように毎日「少し」ずつ子どもにアジャストしていくことで、大きく変わってきます。

いきなり大きく変えるのは大変です。

大切なのは、子どもにより合ったものにするにはどうすればいいか考え、「少し」ずつ変えていきましょう。

毎日「少し」ずつ変えることで、1ヶ月後、半年後にはきっと大きな成果につながります。

ちなみに、自分を成長させたい時も、このDCPAを自分に当てはめればいいわけです。

どんどん自己改革をしていきましょう。

詳しくは、こちらをご覧ください。

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