【主任・リーダーのための働き方改革】チームが納得する合理的な決断を下す一つの技

働き方改革

学年主任。

教科主任。

委員会だと生徒会担当。

学校の校務分掌は、細分化されていて、それぞれの役割に主任が割り振られています。

大規模校でも少なくとも一つ。私みたいな極小規模校だと、4つ5つ主任を抱えるのは当たり前です。

主任の仕事ってなんなんでしょうか。

ついつい1人で抱えてしまって辛い思いをした先生も多いのではないでしょうか?

また、主任といっても上には管理職もいるので、その承認もなければいけません。

中間管理職は辛いよ(トホホ)

なんてならないように、今日は主任の役割を見直し、働きやすい職場環境を私たちの手で作っていきましょう。

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主任の仕事

学校で、校長先生の仕事を思い浮かべてください。

4月に学校の基本運営計画をおろすと、そのあとは基本的には教頭先生に仕事の監督や割り振りをお願いし、あとは基本的に監督と最終決裁に回ります。

主任は、そんな任せる教頭先生のようなものはいません。

だから、我々は校長、教頭先生の役割を同時に担いながら、グループの先生を取りまとめて行く必要があります。

主任として必要なもの

そのために必要なものは、

  • 仕事の全体像を把握すること
  • 仕事の完成に近づけるために、決断をすること

全体像を把握するのは、大切です。

それ以上に決断をするというのは難しい。

主任として、周りの人はいろいろ相談を持って来ます。

それぞれの思いを持って相談しにくるものから、もうどうしようと困って相談に来るものまで、相談の形はさまざまです。

主任として、それぞれの相談に決断する場面が出てきます。

思いつきで判断すると後から困ってくるし、先延ばししても迷惑がかかります。

決断するためにどんなことを抑えて置く必要があるのでしょうか?

決断するために大切なこと

  • なんでもかんでも問題にしてはいけない。

最初にすべきは、決断にすべき事柄かどうかを見極めることです。

今解決しないといけないことではなかったり、そもそも問題にすべきではない場合もあります。

  • 決断するための自分なりの判断基準を先に決めておく

周囲の雰囲気や、声の大きい人の意見にながされないようにしましょう。

  • その上で、複数案を考え、自分で評価する。

その決断がうまくいかなかった際のリスクを想定し、問題がないかを判断します

主任として大切なのはうまくいかなかったらどうするかを考え、リスクヘッジをしておくことです。

そして、もしうまくいかないようなら、対案を出し、より良い方法に練り上げる必要が出てきます。

意思決定の3ステップ

特に即断を求められた時に、思いつきで決断しないように済むようにはどうすれば良いでしょうか。

3つのステップを覚えておくと、落ち着いて対応できます。

1 最初に判断の基準を定める
2 対策の選択肢をいくつか挙げる
3 選択肢を評価する

具体的な事例を考えてみましょう。

例えば子ども同士で喧嘩をした時。

些細なことなので、保護者へ電話しようか迷っていると相談を受けたとします。

保護者に連絡を入れておけば間違いはないのですが、今回は練習として、本当に間違いがないかマトリクスを作って確認をしました。

どう考えても、電話1本入れた方が、良い感じになりましたね。

1 マトリクスの上に判断基準(子ども・保護者・今後)を決める
2 対応策(TELを入れる・入れない)をマトリクス左に書く
3 〇、×、△で評価する

この3ステップで合理的に、早く判断できるわけです。

これぐらいだったら、わざわざ紙に書かなくても、頭で考えて判断を下せそうですね。

また、理由も合理的なものになるので、上司や他の先生にも納得できる説明ができると思います。

学校の多大な業務を少しずつ改善していきたいですね。

さらには、一つでも仕事を少なくできるように意思決定をし、子どもも先生も笑って活躍できる学校を目指したいですね。

まとめ

今日は、「決断する」をテーマに、記事を書きました。

・最初に判断の基準を定める
・対策の選択肢をいくつか挙げる
・選択肢を評価する

マトリクスを使って、合理的にみんなが納得できる決断をしていきましょう。

みんなが笑って学校に通えますように。

スーさん
スーさん

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