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【誰ビジ 教師 管理職 中堅 Podcast マネジメント】こだわりの強い専門職・先生と向き合うときに大切にしたいこと ー誰もやらないビジネスの作り方「#16 こだわりの強い専門職や職人と向き合う時に大切なこととは?」を聞いてー

働き方改革・仕事術

今年は、リーダー研修という研修を受けています。そこでのテーマは「同僚性」でした。

同僚性についての記事はぜひこちらを御覧ください。

リーダー研修では、学校の中核として、リーダーとしての資質を養ってほしいというねらいがあるそうです。

学校の核となるからには、同僚の先生と協調しながらやっていかなければなりません。

さて、「誰もやらないビジネスの作り方」で、会社経営のマネジメントについて、たくさん櫻堂さんが話していました。ここに、同僚性のヒントもあるかなと思いました。

「マネジメント」となると、同僚性よりも更に一歩上からの話になるかもしれません。

うまく自分にあった考えになるように聞いて考えたことを介します。

パーソナリティーの櫻堂さんの考えるマネジメント

お医者さんは、専門的な仕事です。

対して櫻堂さんは経営者です。

そこに、立場による大きな違いがあって、医者と経営者で溝ができないかという話がでてきました。

その中で、櫻堂さんはこんなことを言っていました。

優秀な専門家がいて、それをまとめるのが私達(経営者)の仕事かな。

お医者さんや看護師さんは、演奏家。

そして経営者が指揮者。

指揮者として、どういったアウトプットを出すか。

指揮者として、どんなものを新しく出していくか紡いでいくかが大事。

ー15分50頃 櫻堂さんの考えより 筆者意訳

これっていい考えだなと思いました。

お医者さんたちは、それぞれ、自分の技術に自信を持って仕事をしています。

そして、お医者さんたちはそれぞれ成果を出しています。

また、お医者さんによって、出す成果のベクトルが違います。

そのベクトルを上手く重ね合わせたり、コントロールしながら、どのように会社(医療機関)として成果を出していくかが、経営者の手腕であると言っています。

ただ、その方向性が、経営者と医者でどうしても折り合いがつかなくなるときがあります。

そんなときに、櫻堂さんがこんなことを意識しているみたいです。

専門家たちの技術面は潰さず、お客さんのニーズに沿った声を伝える。

そうすることで、経営的な面と専門家(医者)との協調を図っていく。

ー17分30秒 櫻堂さんの言葉 筆者意訳

なるほど、お医者さんの頑張りは確かに大切。

だけれど、今、患者さん(顧客)が求めていることは、こっちだよ。

そこに寄せるにはどうしていくといいかといっしょになって考えることで、経営者とお医者さんのベクトルをすり合わせていく。

そんな活動が大切ということが伝わってきました。

学校のリーダーとして大切にしたいこと

校長だったら

校長先生という立場だったら、経営者を校長、専門職を各担任の先生と読み替えるだけで、学校のマネジメントは全く持ってその通りと言えるなと思います。

先生方は対峙している子どもに対して、きっと全力で職務に励んでいます。

ただ、どうしても子どもにフィットしない指導や、学校の目標からズレた指導になる場合があるときもあります。

そういったときに校長と担任でもう一度、子どもの目指すべき姿を考え、そのために何をすればいいのか明確にしていくことで、学校の経営はうまく回りだすと思うのです。

学校の中堅・リーダーだったら?

では、学校の中堅としてはどういった対応をしていけばいいのでしょうか?

教師の中堅というのは、会社の位置づけとしては、きっと「○○課主任ぐらい」です。

係長のように、課の1グループをまとめるほどでもないし、ましてや課長レベルではないはずです。

自分の周りの先生が気持ちよく働け、また、校長の考える学校目標に近づけるような成果を出していくことが大事になります。

もちろん、こだわりをもって仕事をしている先生たちがたくさんいます。(この「こだわり」は肯定的な意味です)

となると、私達リーダーができるのは、管理職と他の先生の間に立って、先生たちのやりたいことを管理職に伝える。

また、管理職からのメッセージを他の先生たちに伝えて、みんなが同じ方向を見て学校運営をできるようんしていけるのが大事なのではないかと思うのです。

ただ、会社経営と学校経営の大きなポイントは、目標に対して「売上」のようなお金で成果を測るのではなく、「担任として何を働きかけ続けたか」が大事だと考えます。

担任の働きかけに対して、子どもたちはこちらが狙っている反応をしないかもしれません。

けれど、働きかけたことで、きっと子どもの心に引っかかる部分を作ることはできたはずです。

そうやって、先生たちのやりたいことを後押しできるように見本となるのがリーダーの条件かなと考えました。(もちろん管理職の承知を取ったうえですよ!)

色々個人的には活動をしているので、次は担任や管理職の先生が思っているビジョンの実現に向けて調整するのが今、私に求められている「同僚性かな?」なんて考えます。

こちらの記事に、この話題についての詳しい内容を書きました。

合わせてご覧ください。

自分は、学会に所属して、仕事をしながら研究活動も、楽しくやっています。

そんな背中を見せながら、まわりの先生たちのやりたい!を後押しできるようにしていきたいと思っています。

最後に

こだわりの強い専門職・先生と向き合うときに大切にしたいことをテーマに記事を執筆しました。

みなさんの学校ではどうでしょうか?

今回のリーダー研修では、教育センターの指導主事が指導員として入ってくれています。

今回書いた記事のように中堅として頑張っていきたいと話すとどう思ってくれるんでしょうか?

みなさんの中堅教諭のイメージ像、是非コメントで教えて下さい。

スーさん
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