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【子育て 生活経験 時計】時計を読めるようにするための練習方法

子育て

初任のときに、2年生の担任をしました。

衝撃的だったのは、「時計を読む」ことが、結構難しいことです。

生活で根ざしているし、保育園や小学校1年生でも、「長い針が9のところになったら、部屋に戻っておいで」という指示もされています。

そこまでやっているから、時計が読めないなんてことはないだろう・・・なんてタカを括っていたんですが、算数の授業で教えるとなると、全然違いました。

普段からの生活場面での指導も大事だと思います。

今日は「家庭でできる、時計の勉強」をテーマに書いていきます。

アナログ時計で時間を可視化

みなさんの家の時計は、デジタル時計でしょうか?

アナログ時計でしょうか?

時間概念を身につけるために、アナログ時計をおすすめします。

理由は、長針と単針の動きで、時間の流れを視覚的に捉えることができるからです。

学校の時計も、小・中学校どちらも基本的には、アナログ時計を使っています。

先ほど紹介しましたが、「長い針が9になったら教室に戻っておいで」というふうに使えるからです。

小学校低学年では、「時計の針がこの形になったら、授業を始めるよ」と時計の模型を提示して、時間を伝えることもあります。

家庭でも、「長い針が5になったら、お風呂に入ろうね。」のように、日常生活のなかに時間を取り入れてはいかがでしょうか?

時計のおもちゃなどもを使って一緒に確認すると、より効果が高いです。

タイマーで時間の長さを実感させよう

あと、「10分で出発だよ」と声をかけるのと同時に、タイマーを使うと、「10分ってこれくらいなんだという感覚を持つ子ができるようになります。

小学校で、この量感を掴むというのはとても大事です。

100gってこれくらい。

1mはこれくらい。

こんな量感を実物を使って小学校では指導をしていきます。

これらと同じように10分ってこれくらいって感覚を持つことができるようにすることは、生活をするうえで大切です。

タイマーもキッチンタイマーのデジタルでもいいですが、以下のような「タイムタイマー」を使うと、残り時間が、色で表示されて、より時間の流れや残り時間といったことを感得しやすくなります。

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自分で時間を決める機会を作る

積み木はあと、どれだけあそぶ?

お風呂は何時に入る?

というように子どもに時間を決めさせるのも大事です。

あと10分と決めて、短かかったーという経験をしたり、逆に長過ぎたなーという経験、将来見通しを持って活動をするというときに大切です。

自分で時間を決めることで、時間への意識が高まります。

また、時間を区切ることで、活動により主体的に取り組むようになってきます。

最後に 完璧を求めないこと

何事もですが、あくまで時間管理の練習です。

最初からうまくできるということはありません。

うまくいかない日があっても、焦らず、「次うまく行けばいいよー。」ぐらいのゆるい感じでやっていきましょう。

つぎはどうするといいかな?といっしょに手立てを考えるのも一つの手です。

そして、できるようになったら、たくさん褒めてあげましょう。

「時間を守れた」「自分でできた」という経験が、子どもの自己肯定感に繋がります。

保育園から始められればいいですし、1年生や2年生になった子も、今から始めても遅くなりません。

大切なのは、お子さんが沢山経験する、できたという経験を持つことです。

いっしょに楽しく勉強をしていきましょう。

スーさん
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