以前の記事で、私が転職をしようと思って踏みとどまったお話をしました。
ただ、転職しようとして、本気で仕事を探した時期もありました。
そこで、本当に転職をするだったら、こんなメンタルを持っておくといいよという話がありました。
ネットを見ていると、教員から安易に転職をして失敗をした。という話も聞きます。
自分も転職を考えた人間です。
次のようなことを心に止めておくと、きっといいだろうなと思って今日は記事にします。
転職を決断するときに必要な2つの力

戦略的楽観思考
「戦略的」
職を変える。起業をする。
これには、リスクが必ず発生します。
例えば、知り合いに教師をやめて、地域の塾を開いた先生がいました。
その先生は、住宅街にある家を一軒購入して、中をリフォームして、塾を開きました。
この場合はどんなリスクがあると思いますか?私が外側から眺めるだけでも、次のようなリスクが考えられます。
- 塾のための家の購入資金(借金)
- そもそも、生徒が黒字になるだけ集まるのか
- 生徒を集めるには、どのような方法があるのか
- もし、事業に失敗した場合どうするのか(いつ見切りをつけるのか)
→自分(や家族)は食べていけるのか?
これらのことを考え、「リスクを許容できるのか」が大切です。
リスクを許容できるのならGoですし、できないなら、それはすべきではありません。
行動を起こしてから、後悔する羽目になります。
0ならともかく借金が残り、-からの再スタートということも十分あるわけです。
そのリスクを負えるのかが重要になります。
ここまでが「戦略的」の話になります。
「楽観」
さて、逆の話になりますが、リスクばかり考えては、チャンスを掴めないのも事実です。
「リスク」を許容できると考えたら、次に進みます。
その時に大事なのは「楽観」的であることです。
ここまで、考えてきて、準備をしてきたから大丈夫。どんどんやっていくぞ!
このように行動をしていかなければ、結果はついてきません。
ポジティブに活動をしていくことで、きっと良い成果が生まれます。
徹底的にネガティブにリスクを考え、決断したら、とことん「楽観」的に動いていきましょう。
「万事を尽くして天命を待つ」は大切な言葉です。
考えを持ち続ける力
転職には、適切なタイミングがあります。
よく転職して、失敗だった・・・。と聞くケースの殆どは「仕事が嫌すぎて、衝動的にやめてしまった」というものです。
考え無しの転職や、眼の前の美味しい話につられて衝動的に転職をしてしまい、「思った結果が得られなかった」ということをよく聞きます。
よくあるのが、SNSで知り合った人にSNS運用の話を聞いて、先生を辞めた。
ただ、辞めてしまったけれど、SNSで稼ぐことはできていない。辞めるべきじゃなかった。
なんて経験談を聞きます。
「戦略的楽観思考」ができたら、次に大切なのは、「考えを持ち続ける力」だと思います。
これは四六時中、考えていなさいというわけではありません。
考えをまとめたあと、実際に動くタイミングはいつか・・・。機を待つことをいいます。
もしかしたら、情勢が変わって、もう一度、考えをまとめ直す必要が出てくるかもしれません。
逆に、ここだ!というタイミングが出てくるときもあるでしょう。
考えがまとまったら、衝動的に動くのではなく、適切なタイミングが来るまで「待てる」これが大切です。
最後に

機を待つのは、勿体ないと思うかもしれません。
ただ、ぼーっと機を待つのはナンセンスです。
機を待つ中で、色々簡単に試してみたり、力を伸ばすことができると思います。
例えば、資格を取る。例えば、もっと小さいスケールの実践を積んでみる(自分でSNS運用をしてみて、知見を積む)
リスクは減らせなくても、チャンスを増やすことはできるのです。
転職というのはエネルギーが要ります。
考えを途中で放棄せずに、悩みに悩み抜いて、ベストな切り替えができるといいですね。

他にも「超実践的幸福論」を取り扱った記事を書いています。合わせてご覧ください!
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