先日、部下として、上司にコミュニケーションを取りに行こうというテーマでお話をしました。
最近は、自分も生徒指導担当になり、学級の問題になって色々「助けて!」と言われたり、逆に同僚に「指導」することも出てきました。
特に、今年は、県の「リーダー研修」を受けていて、学校の中核として取り回していくことが求められるようになってきました。
学校現場では「同僚性」という言葉の元、職員の結びつきを強くしたいという思いがあるそうです。(同僚性については以下の記事を合わせてご覧ください。)
今回は、学校現場における同僚とのコミュニケーションについて考えてみます。
(会社では上司として部下とコミュニケーションをとるにはどうすればいい?というふうに読み替えていただければと思います。)
悪いことこそ報告が早い方が良い

生徒指導担当で働いていると、普段話さない先生から話しかけられるというときは、十中八九、学級でトラブルが起きているときです(笑)。
もちろん、それは悪いことではなく、トラブルが起こったことが、生徒指導担当の耳に入ってくるというのが組織として健全に動いているということです。
学級でトラブルが起きるのは当たり前。
小さいうちに、トラブルを把握し、対処するのがいちばん大事なのです。
トラブルが起きたときに、隠されていて、もうどうしようもないほど大きく問題が燃え上がったときに発覚することのほうが怖いのです。
その頃には、校長先生が出てきても、どうにも収まらないというケースになってしまう場合もあります。
情報を取りに行こう。「どんな情報がほしいか」「どうやって教えてほしいか」を伝えよう。

そうならないためには、日頃からのコミュニケーションが大切です。
といっても、たくさんいる職員と細かく話すというのが大事ではありません。
学校では、いじめや不登校の対策会議などを開いていると思います。
そのときに生徒指導担当として「学級で起こったトラブルは、ぜひ生徒指導担当に教えて下さい」「校務支援システムの掲示板に書き込みをお願いします。」と、どんな情報がほしいかを常に伝えることです。
そして、もし報告があったら「ありがとう」と最初に伝えて、解決に向かって一緒に考えていきます。
一緒にご飯やお茶に行くのも大事

それでもなかなか、職場だけでコミュニケーションを完了するということはできない場合もあります。
職場から離れて話すからこそできる会話もあります。
私は今年の夏休みは、同僚とかき氷を食べに行きました。

かき氷を食べながら出てくる話は、それぞれの職員の夏休みの思い出から、結局は生徒のことで困っていることなど、色々出てきます。
職場で、なかなか私に声かけて聞いてもらうってほどでもないんだけど、雑談したい。
日々忙しいから、雑談は後回しになって話せてない内容がたくさん出てきます。
でも、これが大事で、小さな小さなトラブルを生徒指導として頭の片隅においておくことで、もしトラブルになったときに初期対応ができます。
そんな心づもりができるので、ご飯に行く、お茶をするというはかけがえのない時間だなと思っています。
行った喫茶店は、古民家カフェで、とても雰囲気が良かったです。
2時間いましたが、クーラーがなかったため、後半は暑くなってしまいました。
ゆっくり話をしたいときは、クーラーの効いている、コメダをおすすめします(笑)
最後に

今回は立場の違う人とのコミュニケーションをテーマに記事にしました。
特に立場が上に行けば行くほど、情報というのは集まりにくいものです。
そんなときに、こんな情報がほしいと事前に伝えたり、ちょっと環境を変えて話を聞くことで、情報を集めやすくなります。
みなさんは、そんな経験ありませんか?
是非コメントで教えて下さい。

「誰ビジ」をテーマに他のもたくさん記事を書いています。合わせてご覧ください。
コメント