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【子育て 声掛け 称賛 褒める】褒めすぎってよくないのかな?

声掛け

よく、子育てして言われるのが「褒めすぎじゃない?」という言葉。

「自己肯定感を高めよう」、「よく子どもを褒めよう」って言葉がある一方で、「どう褒めればいいのか」、「褒めすぎていないかな?」なんて悩む方も周りによくいます。

妻とも褒め方について色々話をすることもあります。

今回は、自分が気をつけている「褒め方」についてお伝えしたいと思います。

みなさんが何かしら共感していただけると幸いです。

ポイント①「人と比較せずに、プロセスを褒める」

「100点取れたね!」「かけっこ1番だったね!」

一番褒めやすいところです。

けれど、この褒め方は要注意だと思っています。

この褒め方は裏を返せば「100点取れなければ褒められない」「かけっこ1番じゃなかったらだめ」と言っているようなものだからです(もちろん極論ですが)。

個人的には、そこは「よくがんばったね。」とサラリと褒めます。

それよりも重視したいのは「100点取れるまで練習をした。」「かけっこ1番になれるようにいつも走っていた」その過程を褒めるべきだと思うのです。

結果は大事です。けれど、結果が出なければいけなくないと子どもが思うようになると、子どもは苦しくなってしまいます。

そこで、「がんばった過程」を褒めれば、もし結果が振るわなくても、「頑張ってよかった」「この努力は無駄にはならないぞ!」と、子どもは思うことができるのです。

次の挑戦にも前向きに取り組めることができるようになります。

また、思うように結果が出ないときも「次こそ頑張れ」ではなく、「悔しいと思えるまで努力できたんだね」「何がわかっていないかわかるようになったから、あとは、その苦手をつぶすだけじゃん!」と寄り添いましょう。

そして、次にどうしたらいいか一緒に考えると、子どもは、また前を向けるようになります。

「レジリエンス」という言葉もあります。

子どもが躓いたときに、もう一度前を向く力のことを指します。

こちらの記事も合わせてぜひご覧ください。

ポイント②「大人の価値観に沿っているときだけ褒める」のは要注意

自分も、これはすごく気をつけなければならないことだと思っています。

例えば授業をしているとき、「教科書に書いてあるような答え」を子どもが言うと、「授業が進む!」と思って、「よく考えた!」と、つい褒めたくなります(というか褒めてました)。

そうすると、子どもたちは「先生が求めている解答をださなきゃ!」と躍起になります。

子どもなりに考えたことがいちばん大事なのに、そこが崩れてしまうのです。

他にも「お受験」

親がいい学校に通わせたくて塾に入れる。

子どもはそこまで進学を希望していないけれど、親のすすめでイヤイヤ塾に入る。

塾では、うまく結果を出せない。

けれど親が「頑張れ。」というから無理やり塾に行って勉強する。

どこかで燃え尽きてしまった。なんて話はよくありますよね。

子どもを自分の理想の状態にコントロールするための「褒め」はおすすめしません。

子どもの人生は子どものもの。

勉強ややりたいことを頑張れるように応援したり、一緒に喜んだりするのはいいと思いますが、「親を喜ばせたくて無理をしていないか?」という見方はなくさないようにしたいですね。

親は子どもを誘導する存在ではなく、後ろから支える存在になれるのは理想だと思います。

「褒める」とは

「褒める」とは、「子どもの今のありのままを認めていることにを伝えるためのもの」と思っています。

子どもの今の様子を観察して、小さな成長を丁寧に言葉にすることが大切だと思います。

「すごい。」だけが褒め言葉ではありません。

「〇〇できたね。」

「~というふうに考えたんだね。」と事実を認めながら子どもの気持ちに沿った共感の声掛けをしてみるのが大切です。

褒めるのが苦手な人は

褒めるのが苦手な人は「叱っていたタイミングで褒める」というのをおすすめします。

親は子どもの「できない・やらない」にイライラしてしまいがちです。

例えば「おもちゃを片付けをしよう」と声をかけてもやらない場合、叱っていた方もいると思います。

そこで「おもちゃを片付けをしよう」といったら、じっと待ってみる。

そこで片付けに動けたら、すかさず「すぐにやってくれてありがとう!」と褒める。

もしうまくいかなくても、もう1回「片付けしよう」と声をかけて待つ。

「指示→待つ→褒める(だめならもう一度指示)」をセットで考えるとよいです。

最後に

結論、褒め過ぎは気にしなくていいです。

ただ、「自分の思い通りに動かしたいと思っていないか」だけに注意して、子どもの成長を一緒に喜んでいくことができればいいと思っています。

みなさんはどんなことに気をつけていますか?

ぜひ皆さんの気をつけていること、考えたことをコメントで教えて下さい!

スーさん
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