地元には絶対ないマニアックで面白い博物館を巡りたい……!
旅先(逗留したホテル)の近くでふらっと行ける面白いスポットを探していたところ、「昭和ネオン高村看板ミュージアム」という気になる施設を発見しました。
「これは絶対面白そう!」と直感が働き、さっそく突撃してきたのでご紹介します!
街を照らし続けて100年。「株式会社昭和ネオン」ってどんな会社?

街を歩けば必ず目にする、ビルの屋上に広がる大きな看板、色鮮やかなネオンサイン、そして大型LEDビジョン。
私たちの身近な街の風景を作り出している看板業界において、業界を代表する老舗企業が「株式会社昭和ネオン」です。まずは、今回のミュージアムの背景にある同社の歴史をご紹介します。
大正11年(1922年)創業。100年の歴史を持つ老舗看板メーカー
昭和ネオンの歴史は古く、大正11年(1922年)に創業した「高村看板店」がその始まりです。
その後、当時の最先端技術であったネオンサインを広めるべく「昭和ネオン工業所」と改称。日本の高度経済成長期とともに、街並みを華やかに彩ってきました。2022年には創業100周年を迎えた、日本の屋外広告(OOH)シーンをリードするパイオニア的存在です。
デザインから施工、デジタル(LED)まで自社一貫体制
昭和ネオンの強みは、企画・デザイン・設計から、大型看板の製造、施工、アフターメンテナンスまでを自社でトータル手掛けている点です。
千葉県八街市には36,000㎡という広大な「千葉総合工場」を構えており、都市部のビル屋上にかかる大型サインも安全・高品質に製作できる体制を整えています。近年では大型「LEDビジョン(SHOWA VISION)」やデジタルサイネージ分野にも注力しています。
「看板文化」を後世に伝えるミュージアムの運営
そして同社を語る上で欠かせないのが、今回の目的地「昭和ネオン高村看板ミュージアム」です。
同社の3代目社長(高村五郎氏)が長年にわたり収集した江戸・明治・大正・昭和の貴重な古美術看板コレクション(約400点以上)を保存・展示するため、2006年に本社ビル内にオープンしました。日本の商業デザインや店舗文化の歴史を未来へ伝える、素晴らしい文化活動です。
300年前の看板が現存!?「昭和ネオン高村看板ミュージアム」へ!
ということで、実際に足を運んでみました!
【アクセス・MAP】
東京都品川区東品川(株式会社昭和ネオン 本社ビル内)
何が一番テンション上がるって、江戸時代の本物の木製看板を現物で見られることです!
「こんなの歴史の教科書や資料集でしか見たことない……!」という貴重な実物がずらりと並んでいて、かなり感動しました。300年前の職人の手仕事やデザインがそのまま残っているのは圧巻の一言です。


ちょっぴり惜しかったポイント
展示物自体は素晴らしいのですが、展示品に関する解説や説明文がほとんど用意されていませんでした。
「これは何の店の看板なんだろう?」「どういう経緯で作られたのかな?」と詳しく知りたくなってしまう分、そこだけが少し物足りなく感じたポイントです(解説キャプションが増えるとさらに面白くなりそう!)。
たくさんの看板賞を獲得されているようで、館内には立派なトロフィーも多数飾られていました。日本の看板業界のトップを走り続ける熱量を感じます!

閑話休題:周辺のお散歩スポット(ミッフィー公園&日本科学未来館)
ミュージアムを後にして天王洲アイル駅に向かって歩いていると、「東品川ミッフィー公園」という可愛らしい名前の公園を発見しました。


ただ……正直なところ、少しさびれた雰囲気が漂っていて勿体ない印象。ミッフィーブランドの可愛さがあるだけに、もっときれいに整備されたら素敵なスポットになりそうだな~と感じました。
この後は、お目当ての「日本科学未来館」へと向かいました!
▼ 日本科学未来館の訪問記事はこちら ▼


まとめ
日本の看板文化の歴史がギュッと詰まった「昭和ネオン高村看板ミュージアム」。
歴史好きやデザインに興味がある方にはたまらない穴場スポットでした!展示替えなどがあったら、ぜひまた遊びに行きたいと思います。

こっそりこんなところも寄っています。

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