生徒の姿を見て、「こいつやる気あるなー。」とか「今日はやる気ないなー。」って誰もが一度は思ったことがあるはずです。
また、指導案などでも「生徒のやる気を引き出せるように〇〇する」なんてことが書いてあることもあります。
もちろん、やる気を引き出すのは大切ですが、「やる気がない」と考えるのはまずいということをこの本を読んで気づきました。
この本は、「コーチング」について、書かれていました。
ここから引用して、今日の学びを残しておこうと思います。
やる気は「ある・なし」ではなく「高い・低い」で判断

「あいつはやる気がない」という言い方をする人がよくいます。でも、これNGです。やる気のない人などいないからです。
人は、その時によって、色々なきっかけでやる気が変化します。「やる気があるかないか」というデジタルな判断ではなく、「やる気が高いか低いか」というアナログ的な見方をするべきでしょう。
また、「今、彼はやる気が低い状態にある」「ここ2週間、彼女はやる気が低い状態にある」というように、時間軸で見ていくことも必要です。
仮に、今やる気が下がっている状態にあるとしたら、どんな理由で下がったのか見極める必要があります。職場以外でも、健康や家族のことなど、理由はいろいろあるでしょう。それらを一切聴かずに、ただ「やる気を出せ」といっても、やる気は上がりません。
ー「」P107〜P108
うわー、すごーく心当たりのある言葉です。
部活の練習で、やる気のないプレーをする。
怠慢だ!とコーチが怒鳴る姿、ありますよね。
不登校、保健室登校の生徒も、教室に来れないのは、やる気がないからだ!と怒っている先生がいます。
けれど、よくよく考えれば、好きで不登校になっているわけではないのです。
どこかしらに「頑張ってプレーしなきゃ」「学校に行かなきゃ」と思っているはずです。
それでもうまく実力を発揮できないから、態度や表情に出てきてしまっているのです。
大事なのは「聴くこと」

だから、まずやりたいことは「聴くこと」です。
それぞれの事情が分かれば、それに応じた対処をすることができます。
子どもは時に嘘をつくかもしれません。
まずは嘘をつかれない、信頼されている関係性を作るのが大事です。
その関係性ができていれば、もし嘘をついていても、相手の様子を見れば、「何か隠しているな。」「本音が言えていないな。」というところも見えてくるはずです。
「聞く」のではなく、相手の心の声を「聴く」のが大事なのです。
聞く・聴くについて記事にしています。合わせてご覧ください。
「やる気ポイント」を見つけよう

いま、担任しているクラスは、前の担任の先生が「全然勉強しない、危機感がない」と言っていました。
でもそれはそのはず。まだまだ、受験までは遠いですし、テストの点数が悪くても、とりあえず怒られればいいと思っているようでしたので、やる気にはならないだろうなと思っていました。
つまり、やる気は、限りなく低かったのです。
でも、3学期に入って、定期テスト前に勉強をし始める生徒が出てきました。
なぜかというと、「高校受験のシステム」の説明。「私立と公立の違い」。「実際に入試問題を解かせる」。「高校について調べ学習」
こんなことを朝の会の時に話したり、学活で取り組み始めたからです。
そうなると行きたい高校が出てきます。
そのためには、勉強しないと!と気づいた生徒も出てきました。
限りなく低かった勉強へのやる気が、少し上向いてきたのです。
進路はどんな生徒でも、気にはなるトピックです。
勉強をしなさい!ではなく、勉強した先に何があるのかを示すことで、勉強への態度が変わってくる。
こういうことが大事なのかなと思いました。
最後に

この見方は、学校現場でも、自分に対しても有効だと思います。
「やる気がない」だと、0に何をかけても0のように、どうしようもない感じがします。
でも、やる気が低いと捉えれば、ちょっとでもやる気が上向くには、何をすればいいかな?なんてことを考えます。
ちょっとでも上向けば万々歳なのです。
上向いたポイントを別の角度で、投げかけてあげれば、さらにやる気は上向くでしょう。
なるほど、コーチングというのは、よくできているなと感じました。
もっと、コーチングを勉強していきたいと思います。

コーチングって何と思ったら、まずは受けてみるのが一番です。以下の記事でコーチング体験記事を書いています。

コーチングについて、色々な技を別記事にまとめています。合わせてご覧ください!
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