家で、子どもが勉強する環境はどのような状態になっていますか?
自分の部屋で勉強机があって、勉強する場が整っているのかもしれません。
お茶の間の一角が勉強スペースになっているお家もあるかもしれません。
ただ、遊びと勉強の時間の切り替えができて、勉強に集中できるような環境を整えていきたいですね。
また片付けは生活習慣であり、子どもの頃に身に付くと一生の財産になります。
大人になって仕事を始めても信頼されることになるでしょう。
いいことがたくさんある片付けですが、なかなか家庭内でスムーズうに進まない子とも多いです。
子どもが散らかしたままの状態を見て、「片付けなさい!」と叱った経験がある方もおおいのではないでしょうか。
子どもと一緒に気軽に楽しく片付けできるようになるにはどうすればいいか一緒に考えましょう。
どうしても、モノがあふれてしまう方にはこんなサービスもあります。いかがでしょうか?
ステップ0 現状を把握しよう
片付けを進める際は、現状を把握します。
勉強をしている場所の写真を子どもに撮ってもらうのがよいです。
写真をみてどう感じるのかを尋ね、「気になること」「こうなったら勉強しやすいのに」ということを上げてもらいます。
片付けをスタートする前に「片付いているとどんな良いことがあるのか」「どうしたら、勉強しやすくなるのか」といった部分の確認をするとより効果的です。
次に、片付けとは「何を・どうする」のかしっかり伝えましょう。
そうしたらステップ1の整理に進んでいきます。
今回は勉強机の整理整頓を例に紹介します。
ステップ1 整理しよう
机の上、引き出しを含め、一度全部だしてみます。
子どもの判断で「今、勉強に使う物」を選ばせます。
このときに、子どもの判断を尊重するのが大事です。
使う物については、
- 今使っているモノ
- ストックのモノ
- 学校のモノ
- 塾の勉強のモノ
など付箋を使い、仲間に分けておきます。
使い終わったドリルやノート、テストなどのプリントは定期的に見直すことが大切です。
学期ごとや、年に1回見直すとよいでしょう。
ステップ2 整とんしよう
整理の後は、「モノの置き場所」を決めます。
よく使うモノは、すぐに取り出せる場所に置きます。
引き出しの中は手前に使用頻度の高いモノを収めます。
浅い引き出しはモノが交ざらないように箱などを使って区切りを作ります。
百均などで売っている、仕切り板や仕切り箱を買うと便利ですよ!
これは、百均でも売っています。
深い引き出しは、上に資料を重ねるのではなく、立てて見やすい状態にしておきます。
ダイニングで学習する場合は、ファイルボックスなどにまとめておくと勉強後の移動が楽です。
また、マスキングテープなどで場所の「表示」をすることで、戻す際に分かりやすくなります。
表示も子どもに書かせましょう。
ステップ3 戻す習慣をつけよう
初めのうちは、
「これはどこに戻すのかな?」
「使ったら元の場所に戻そうね。」
などと声をかけます。
1日5分 片付けタイムを設けて、すぐに勉強できる環境を維持しましょう。
最初はできたことを認め「褒める」ことから始めます。
親の笑顔は子どもの笑顔につながり、学習だけでなく、生きる意欲にも繋がります。
まとめ
- 写真を撮ってどうすればいいか確認をしよう
- 片付けすると良いことはないか子どもと一緒に考えよう
- 必要なものと必要でないものを分けて整理しよう
- 戻す習慣をつけよう(1日5分)
コメント