【読書に関する朝の話 その2】読書するとつけられる3つの力

生徒への話

学校現場でも読書タイムを取り入れているところは多いと思います。

読書は楽しいもの(だと個人的には思いますが)ですが、それは人それぞれです。

でも、読書はした方がいいと感じる人がほとんどではないでしょうか?

読書するとどんな力が付くのでしょうか。

一緒に考えてみましょう。

⇩前回はこちら⇩

勉強ができるようになる

国語だけではありません。理科や社会、英語も出来るようになります。

それはなぜか。

本が読めるということは、教科書も読めるということです。

もしかしたら、学校の勉強は先生に教えてもらうものと考えている人もいるかもしれません。

でも、自分で教科書を読みこなせるようになったらどうでしょう。

自分で勉強をすることが出来るようになります。

これは大人になってからも生きてきます。

大人になってからも、勉強は続いてきます。

仕事のマニュアルを読む。

最新の技術を学ぶ。

きっと、学校のように全て教えてくれません。

それを自分で学ぶには本を買い、自分で読んでいくのです。

そうして力を伸ばしていきます。

日本人の大人の学習時間は1日6分と言われています。

原因は色々あると思いますが、今回はそこは触れません。

ただ、それを30分でも出来たらどうでしょう?

きっと素敵な未来が待っていることでしょう。

数学は違うのではないかという人もいるでしょう。

確かに、数学は記号で書かれて訳が分からないと思う人もいるかもしれません。

でも、よく考えてみてください。

数学の言葉は、英語と一緒で数学記号で、文章が書かれているのです。

それを読み解くためにも、やはり文を理解する力が必要になってくるのです。

本を読むことで、あなたの新しい知識の扉が開きます。

人生の処方箋

伝記などを読めば、その人の苦悩や挫折、喜びなどが伝わってきます。

そうです。

伝記を読むことで、他の人の人生を覗くことができるのです。

そして、それは読んでいる私たちがこれから経験するかもしれない困難かもしれません。

本に書かれている解決方法は自分に生きてくることでしょう。

自分の苦悩はきっと誰かも抱えている苦悩です。

その処方箋をきっと本は提示してくれます。

相手の気持ちに共感できるようになる

友達の立場になって考えなさい。

相手を思いやりなさい。

きっと誰もが1度や2度は言われたことがある言葉だと思います。

もちろん、人間は何度も失敗して学んでいきます。

いらない一言で相手を傷つけることもあるでしょう。

ちょっとした一言で友達と疎遠になってしまったなんて人もいるかもしれません。

少しでもそんな悲しい経験が少なくなるといいですよね。

先程、人生の処方箋の話をしました。

本は失敗の予防薬にもなるのです。

本を読むことで筆者の経験を読むことが出来るからです。

人間関係に失敗した話が書いてあるかも知れません。

仕事に失敗した話が書いてあるかもしれません。

それを読むことで、自分のお手本にすることができます。

他人のフリ見て我がふり直せでは無いですが、様々な失敗を知識として知っておくと、人生のつまづきがちょっと少なくなります。

また、たとえ失敗しても、そこから得る経験は、本を読んでいるといないとでは、大きく違うことでしょう。

ホントのところは

いま教科書が読めない人が増えてきています。

いや、もしかしたら昔から同じだけいたのかも知れません。

昔と比べて、物事を暗記するよりも、覚えたことを活用し、問題を解く学力が重要視されるようになってきました。

物事を暗記するだけなら、教科書の意味が分からなくても丸暗記すればよいのでなんとかなります。

ただ、覚えたことを活用するとなると、教科書に書いてあることを自分の頭で理解し、使えるようにならないといけません。

皆さんに伝えたいことは、中学校の教科書なら、1人で読んで理解できるぐらいの読解力を是非つけてください。

その力があれば、きっと社会に出てもやっていけます。

⇩こちらにも記事にしました⇩

最後に

こんな偉そうなことを書きましたが、何事も楽しんでやれるのが1番です。

自分の好きな本、大切な本を1冊見つけてください。

スーさん
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