仕事上、PDFを読み込むことがよくあります。
論文など、読むだけ・・・。ならいいんですが、自分のPDF資料を間違えたときに、PDFは編集できないのが悩みの種。(もちろん、PDFは勝手に編集されないために作られたので、間違ってはいないのです。)
テストとか、学習プリントを作る際に、自分の作ったテストデータのPDFファイルを弄りたいということがちょくちょく出てきます。
ただ、AdobeのAcrobat Proは高い!(年間2万4千円ほど)
そこまで使用頻度は高くないので、安いPDF編集ソフトを探していたら、Minitool社の「MiniTool PDF Editor(Ver2.0)」を見つけました。
以前、この会社の動画編集ソフトも使ってみましたが、PDFの編集ソフトも作っていたんですね。
調子がいいようならこちらも買ってみようと思います。
今日はMinitool社の「MiniTool PDF Editor(Ver2.0)」おためし版のレビューをします。
使用感
動画編集アプリのときはチュートリアル的に操作方法が示されたのですが、こっちはありません!
最初に開いたら、使い方のページが表示されたましたが、英語!読めない!
そこで、コピペして、ChatGPTくんに和訳してもらいました。
以下は、画像内の英文の和訳です:
ようこそ MiniTool PDF Editor へ
私たちがどのようにあなたの作業効率を向上させるか、数分だけご覧ください
目次
- 編集…………………………………………………………………………………..2
- 注釈 ………………………………………………………………………………….5
- 圧縮…………………………………………………………………………………..5
- 結合と分割……………………………………………………………………………6
- 変換……………………………………………………………………………………6
- 透かし…………………………………………………………………………………7
- 署名……………………………………………………………………………………8
MiniTool PDF Editor へようこそ!
Wordファイルのように簡単にPDFを編集
MiniTool PDF Editor の強力な編集機能を使えば、Microsoft Word ファイルのように簡単に PDF ドキュメントを編集できます。PDF を開いて「編集」タブをクリックすると、内容の変更を始められます。部分的な編集にはこの方法を強く推奨します。
※スキャンされたPDF(画像のみのPDF)は編集できず、検索もできません。
テキストボックスをクリックして内容を変更できます。また、テキストボックスを挿入し、フォントのスタイル・サイズ・色を変更可能です。さらに、新しいテキストボックス追加時には「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」「上付き」「下付き」などの設定もできます。
テキストだけでなく、PDF内の画像編集も可能です。画像をクリックすると編集・回転・差し替え・透明度変更ができるメニューが表示されます。
OCR機能を使えば、スキャンされたPDFも編集可能になります。「編集」タブ内の「OCR」をクリックすると、テキストをコピーしたり、数秒後にテキストファイルとして保存したりできます。
PDF内の一部を隠したいときは「編集」タブの「ホワイトアウト」機能を使いましょう。保存後、他の人はその部分を見たり変更したりできなくなります。
PDFにリンクや画像を追加する必要があるときは、「画像」や「リンク」をクリックして、外部リンクを追加したり、ローカルフォルダから画像を挿入できます。
注釈
インタラクティブ性を高めるための多彩な注釈ツール
PDF Editorには10種類以上の注釈ツールがあり、PDFにコメントを簡単に追加できます。「ハイライト」「エリアハイライト」「下線」「取り消し線」「図形」「スタンプ」などを使って、PDFをインタラクティブな形式にできます。
圧縮
軽量化で素早い共有とスムーズな共同作業
ファイルが大きすぎて送信・共有が困難なときは、「詳細」>「圧縮」を使って、品質を保ちながらファイルサイズを最適化しましょう。画像品質は「高」「標準」「基本」の3段階から選べます。
結合と分割
効率的な情報共有と配布のためのファイル操作
文書管理や配布を容易にするために、PDFの結合・分割はとても便利です。「ページ」タブから「分割」または「結合」を選んで操作できます。
変換
柔軟な変換オプションで他形式へのアクセスを実現
PDFから他形式へ、またはその逆のファイル変換が必要なときは、「変換」タブを使ってドキュメントを目的の形式にエクスポートできます。
透かし
情報保護とファイル分類のためのユニークなマーク
PDFに透かしを追加することで、ファイルのセキュリティを高めることができます。独自の透かしを作成したり、ページにテキストを追加したりできます。よく使われる透かしも用意されています。
署名
電子署名で効率アップとワークフローの簡略化
従来の署名に不満を感じているなら、電子署名がオンライン文書署名の手間を省いてくれます。MiniTool PDF Editorでは、以下の3通りの方法で電子署名が作成可能です:
- 画像で作成
- タイピングで作成
- 手書きで作成
署名画像をアップロードする方法が推奨されています。
お問い合わせ
なるほどなるほど、なんとなくできることはわかりました。
さっそくPDFを編集してみましょう。
編集したPDFはこちら(以前、研究会で使用した論文要旨を書き換えてみました)
中学校部会-第14分科会ICTの活用①要旨-設楽中学校-鈴木良幸-1本名で書かれている名前部分を修正。
タイトルや本文にも学校名が入っていたので、赤字で「中学生」と変更してみました。
実際に「PDF Editor」を使っているページはこんな感じ。

PDFを読み込んで、「Edit All」を選択。
そうすると、どこを直すか選択できるようになるので、Word感覚で打ち直していけば、修正完了です。
あとは、保存をかければ、読み込んだPDFファイルも書き換わります。
UIは全て英語ですが、以前紹介した動画編集ソフトよりも、いじるところは少ないので、操作に困ることはありません。
それでも、それでも日本語版も出してくれませんかね!Minitool社さん!
値段

気になるのは値段です。
AdobeのAcrobat Proは年間2万4千円ほどで、サブスクプランしかありません。
MiniTool PDF Editor(Ver2.0)はどうなんでしょうか?

月プランだと1月19ドル。
年間プランだと、年間69ドル。(1月約6ドル)
永年プランだと、年間99ドル(50%OFFって書いてあるけど、期間限定のセールなのかな?)
これなら、日本円で、15000円ほど。
Adobe社より圧倒的に安いです!
一番高い永年プランでも、Adobeの3分の2程度の価格で購入できそうです。
日本語版を出せば、絶対、Adobeよりもこっちを買うよ!
最後に

今回は、Minitool社さんのPDF編集ソフト「PDF Editor(Ver2.0)」を紹介しました。
値段も格安で、使いやすいアプリでした。
記事内で何度も言っていますが日本語版を出してくれれば、更に使いやすくなるのに!
というのが私の強い願いです。
もちろん、Canvaとかを使えば、上から文字を被せる形で編集はできるのですが、段組みが崩れて、結局かっこ悪くなってしまうのですよね。
PDFを編集するなら、PDF編集ソフトを使うのが一番です。
ただ、Adobe社のアプリは高いです。
断然安く購入できる、Minitool社を私はおすすめします。
Minitool社さんは、日本ではマイナーです。Minitoolさんがどんな会社か知りたい方は、下記リンクの記事を御覧ください。
もう一つの動画編集アプリ「Minitool Movie Maker」のレビューも書いています。
是非一度、おためし版を使ってみてくださいね!

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