教科書や、ノートの重要語句にチェックするときの必ず使うのが蛍光ペン。
蛍光黄色やピンクだけでなく、パステルカラーから、落ち着いた色、黒っぽい色まで、さまざまなマーカーが販売されています。
どんなマーカーがいいのか、考えていきましょう。
【他の文房具の紹介記事はこちらを御覧ください】
選び方のポイント
裏写りしないか
裏写りしやすいと、ノートで使いづらくなります。
「裏写りしない」ことを売りにしているマーカーを買うのがおすすめです。
ペン先の太さ
ペンによってはマーカーだけでなく、文字が書ける細字と太字の両方ついているものがあります。
普段のノートの取り方を振り返りながら、どのマーカーにするか検討しましょう。
カラー
自分の好きな色や、見やすい色を1〜3色選びましょう。
カラーボールペンと同様、似た色だとノートまとめがしづらいので、目で見て違う色を選びます。
用意すべき本数
こちらも、1本から、多くて3本までです。
いつも自分は、黄色のマーカーと青色のマーカーの2本を使っています。
色の種類を増やしすぎると、ノートのまとまりや効率が落ちてしまいます。
使い方
「見出し作り」
マーカーはペン先が太くて幅も広く、少し線を引くだけでも、その部分が目立つ特別なペンです。
よく、教科書の太字にやたらめったらマーカーを引く子もいますが、それでは頭にはいりません。
マーカーを使っていいのは、「ここぞというとき」だけです。
ここぞというときがどこかというと、まず、ノートの見出しを作るときです。
授業の最初、「三平方の定理の証明」といったように、1時間で学ぶタイトルが書かれることが多いと思います。
これを「大見出し」といって、1番大事な見出しになります。
その次に「証明方法」のような「中見出し」、「適用問題」のような「小見出し」の3つの見出しをつけうることで、情報を端的に整理することができます。
文字の上から重ねられるマーカーは、「見出し作り」に活躍してくれるアイテムです。
「ものすごく重要なところ」を目立たせるとき
先生が「テストでるよ」といったところや、自分が「何度も間違えたり、見直したりしている所」にマーカーを打ちます。
教科書の大切なところではなく、「自分にとってものすごく重要なところ」にマーカーを引きましょう。
逆に「ちょっと重要」「教科書では太字だが、先生はスルーしたところ」なら、黒ペンやカラーペンで下線を引くくらいでOK。
マーカーは嫌でも目に入ってくるので、「迷ったらつかわない」くらいでOKです。
おすすめのマーカー
マイルドライナー
テカテカした蛍光色ではなく、落ち着いた色合いのマーカーです。
35色のラインナップで、複数の色を使いたい人は、このマーカーがおすすめ。
ペンの片方は、面でマーキングがすることができる太字。
もう片方は文字が書ける細字になっているため、ペンとしても使いやすいのがポイント。
マークタスシリーズ
1本で、2役をこなせるアイデア商品。「2ウェイカラーマーカー」と、「2トーンカラーマーカー」の2種類があります。
「2ウェイカラーマーカー」は、マーカーと極細ペンが同じ色の「カラータイプ」と極細ペンが、マーカーの色に合わせた「グレータイプ」があり、どちらも同系色でまとまりのあるノートを作るのに適したマーカー。
特にグレータイプなら、2色のペンを1つのペンで持つことができるので、筆箱の中をスッキリさせたい人には、この1本がおすすめ。
「2トーンカラーマーカー」は、同系色の濃淡を組み合わせた「カラータイプ」と「グレー」×「カラー」の2色を君合わせた「グレータイプ」があり、カラータイプは明度差、グレータイプは彩度差でノートの文字の重要度を示せます。
くるっと回すだけで色分けできるので、ペンを持ち変える必要がないのが嬉しいですね。
ニニピー
1つのペン先に、マーカーと極細ペンがついている商品。
180度くるっとペン先を持ち変えることにより、マーカーと細字を使い分けることが出来ます。
2種類の色が同時につかないように、極細ペンに角度がついていて、書きやすくなっています。
カラーが豊富なのが嬉しいのも、このシリーズです。
プロパス・ウインドウシリーズ
インクにこだわりのある蛍光ペンが、「プロパス・ウインドウシリーズ」です。
定番の蛍光色の「ベーシックカラー」から、大人っぽい「スモークカラー」、パステル調の「ライトカラー」の3系統のラインアップがあります。
また、教科書のようなツルツルで滲んでしまうような紙質には「クイックドライ」タイプがあります。
このシリーズの最大の特徴は、ペン先に窓がついていて、はみ出さずにマーキングすることができることです。
一部分だけマーカーを引きたいと君、窓から文字を見て、引くことができます。
私が一番好きなマーカーはこの商品です。
まとめ
今回は、マーカーの選び方と使い方についてまとめました。
- 裏写りしないか
- ペン先の太さ
- 用意する色をどういう組み合わせにするか
蛍光ペンは、ついたくさんラインを引いて勉強した気になってしまいますが、使い所は要注意です。
更に勉強が捗るようにうまく使っていきましょう。
コメント