仕事、みなさん充実感をもってやれていますか?
なにごとも、やりきったというのは一つの達成感につながります。
やることを明確にして、楽しい仕事にしませんか?
今日は仕事の取り組み方への話をします。
今週やるべきことを明確にする

特に教師という仕事は「何をやるべきか」を自分で決める必要あります。
やるべきことが曖昧なままでは、「気がつけば週末」なってしまいます。
ポイントは「今週中に何をどこまでやれば、自信を持って休日に入れるか」です
やるべきことをやりきり、充実感を持って休日を迎えることができれば、幸福度が上がります。
「具体的に何をやればいいか」がわかりづらいと自己嫌悪することが多い

「具体的に何をやればいいか」が分かりづらい仕事を担当すると、「一体自分は何をしているのか」と自己嫌悪になることもあります。
教育・教師の仕事はは、複雑で様々な要素が絡み、「ここまでやればいい」という仕事の切れ目が分かりづらいです。
また、成果や結果が目に見えるものでもありません。
だからこそ、「今週何を終わらせればやり切ったことになるか」を自分で決めましょう。
もし、不安だったら、主任の先生や、管理職の先生に、「何をすればいいか」5分話し合う時間を持ってもらいましょう。
「お互いのゴール」を確認し、共有することで「やるべきことが明確になります」。
特に、初任のうちは、学校の大きな流れがわかりません。
「やるべきことを明確にする」ことで、楽になると思います。
実行できる単位まで作業を分解する

「文化祭の準備をする」と言われたら、文化祭までに何を準備したり、指示を出したりすればいいか、すぐ羅列できますか?
大体の依頼はそのま「TODO」にはならないのです。
だから、「TODOを実行できる単位まで分解できるかどうか」がポイントになります。
文化祭の運営・企画を例に考えてみましょう。
- 文化祭の流れの構築
- 各演目の担当を各先生に割りふる・内容を相談する
- 演目で必要な物品準備
- 予算確保
- 文化祭の練習と授業の兼ね合いを考える・・・。
と大きな仕事を分けることができます。
そして、さらに各仕事を細分化して見ましょう。予算確保だったら、
- 予算書の作成
- 各担当へ、必要物品のヒアリング
ここまでやることを細分化し、いつまでにやらないといけないかまで決めることで、やっとTODOに落とし込んだと言えます。
ただ、ここまで実行可能な単位までTODOを分解するのは難しいと思います。
つまり、「仕事を分解可能な単位まで分解できるかどうか」が仕事ができる人とできない人の分岐点です。
TODOの分解の仕方
ゴールを明確にして、逆算して考えることです。
「文化祭を運営する」では、ゴールが見えません。
そこで、文化祭を運営するには、以下の仕事があることを確認しました。
- 文化祭の流れの構築
- 各演目の担当を各先生に割りふる・内容を相談する
- 演目で必要な物品準備
- 予算確保
- 文化祭の練習と授業の兼ね合いを考える・・・。
そして、予算確保に仕事だったら、
- 予算書の作成
- 各担当へ、必要物品のヒアリング
の2つを行えば予算確保ができるでしょう。
この分解をすぐできるようにするには、4つの質問を自分にしましょう。
- 成果物の中身は具体的に何か?
- どのようなアウトプット(成果物の形式)がよいか?
- いつまでにできていればいいか?
- どのようなステップで進めればいいか?
ー西原亮.「仕事のできる人の当たり前」.P118
留意点
もしTODOに落とし込んでも動けなかったら
それは、まだ「いつ」「どうやるか」まで落とし込めていません。
もう一度、作業を見直してみましょう。
遅れやトラブルは当たり前
一人で仕事はなかなかできません。
複数人でチームを組んで仕事を進めることも多いでしょう。
そこで、仕事の遅れやトラブルが起こることは日常茶飯事です。
TODOを明確にすることで、起こりそうなトラブルも具体的に見えてきます。
そこから、トラブルの予防策も打てるようになります。
細かくTODOを作り、トラブルへの予防策を打ちましょう。
最後に

TODOを明確にすると、自分はもちろん、仕事を一緒にする仲間も動きやすくなります。
仕事を細分化する、そして任せることで大きな成果を出すことができます。
ぜひ、TODOの明確化を訓練してみてください。
以前TODOリストの書き方の記事も書きました。こちらも合わせてご覧ください。
また、仲間と仕事をするときに気に留めておきたいことも紹介しています。合わせてご覧ください。
The greatest thing in the world is not so much where we stand as in what direction we are moving.
「この世で一番重要なことは、自分がどこにいるかではなく、どの方向に向かっているかということだ」
— オリバー・ウェンデル・ホームズ(アメリカの法律家)

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