仕事に、子育て、家事。
やることたくさんで、休みもなかなか休めません。
疲れてるなー、家で一日寝ていたいなと思いながら図書館を散策していたら、こんな本が目に留まりました。
休むことを科学する。
「効率的に休むことも大切なのか。いやぁ、ゆっくりしたっていいじゃん。世知辛い。でも読んでみよう」と思いこの本を手にとりました(笑)。
でも、よくよく考えていれば、私が陸上をやっているときには「完全休養」「積極的休養」なんていって休みを取っていました。
休み方を考えていたわけです。
辛いトレーニングばかりやっていると、いつかケガをします。
そうならないように、「完全休養」として走らない日を設定したり、逆に、あえて軽いジョグをすることで筋肉をほぐして次の練習の備える「積極的休養」と分けて休養もトレーニングと思って活動していました。
普段の生活と全く関係ないと思っていたのですが、仕事も、子育ても大変です。
むしろ、仕事も子育てもやらないと生きていけないので、スポーツをやるより、ストイックにならざるを得ない部分があります。
どう休むかを考えることで、人生ががさらに楽しくなるんじゃないなと思いました。
一緒に勉強をしていきましょう。
作者の片野秀樹さんはどんな人?

株式会社VENEXを立ち上げた方。
リカバリーウェアを作った人といえば、聞いたことある人もいるかもしれません。
10年位前でしょうか?
休むときに着るウェアというのを聞いたことがありました。
この服を着て休むと、疲れが取れるとか。
衣服は、温度を調整するためのものと思っていましたが、確かに疲れが取れるというコンセプトのウェアは確かにニーズはあるなと思った記憶があります。(学生時代、高くて買えませんでしたが)
そんな片野秀樹さんは、どんな休みを提唱しているのでしょうか?
休む方法の分類

冒頭で、「積極的休養」とか「完全休養」というものがありました。
ただ、休養学では、さらに細かく休養を分類しています。
一緒に見ていきましょう。
【生理的休養】
- 休息タイプ
消極的休養・・・睡眠、休憩、仮眠、ソファでごろごろする
エネルギーを消費せずに回復を待つ。いわゆる完全休養- 運動タイプ
積極的休養・・・ヨガ、ウォーキング、ストレッチ等 軽い運動
入浴もOK
老廃物の除去が促進されたり、リンパの流れが良くなったりする- 栄養タイプ
例)胃腸に優しい食事をとる、食事量を抑える、断食 ファスティングをする、白湯で体を温める
バランスの取れた食事を摂るではなく、「食べないこと」、「食事の量を減らすこと」ー片野秀樹.「休養学 あなたを疲れから救う」.P116 〜P134より筆者抜粋
休むというと、「食べて、寝る。」これを思いつくと思います。
それに、ちょっとした運動をすると、リフレッシュできるというのは、みなさんが経験したり、聞いたことは必ずあるはずです。
食事については、食べるではなく、減らすことを勧めていました。
日常の食事で、十分な栄養をとれているので、あえて栄養を取らないほうが休めるというのです。
最近自分は、給食をたくさん食べるので、夜を減らすようにしました。
特にご飯のような炭水化物を取らないようにしています。
そうしたら、次の日の朝、おなかが減っておいしく朝ご飯を食べられているので、幸せです。
最近、プチ断食もはやりですが、減らすことで楽になることもあることを知りました。
次から紹介するのが、あ、確かに休養に入るかもと感じられるものです。
見ていきましょう。
【心理的休養】
- 親交タイプ
例)家族や親しい人とハグ、ペットと触れ合う、挨拶を交わす・雑談、自然に触れる- 娯楽タイプ
例)音楽鑑賞や映画鑑賞、推し活、習い事、本を読む
自分の趣味や嗜好を追求する。ちょっとした気分転換でもOK- 造形・想像タイプ
例)絵を描いたり詩を作ったりする、日曜大工やDIY、時刻表や地図をみる、瞑想
何かに集中したり、好きなことに思いをめぐらせたりすることで疲労感が軽減されるー片野秀樹.「休養学 あなたを疲れから救う」.P136~P146より筆者抜粋
いわゆる趣味に没頭するタイプの休養の取り方です。
疲れはするかもしれませんが、やっていると心がウキウキする活動ですよね。
私の義母は、よく泊りがけで山登りに行きます。
疲れるんじゃないかと思うのですが、次の日、元気に仕事に行くんですよね。
これも、休養なんだなと感じます。
【社会的休養】
- 転換タイプ
例)洋服を着替える、模様替え、掃除、買い物や外食、旅行など
外部環境を変化させることで、気分をリセットする。ー片野秀樹.「休養学 あなたを疲れから救う」.P148~P149より筆者抜粋
旅行が最たるものですが、いつもと違うところに行くことで、心をリフレッシュさせる休養です。
旅行が最たるものですが、近場でも十分できます。
いつもと違った道を散歩するだけでも、転換タイプの休養になりますよ。
休養と、精神エネルギーを回復するのが大事

上の休養のタイプを見ていると、当たり前だなと思うはずですし、やっていると思うはずです。
けれど一度見直してほしいのは、「寝て休む」のような休息タイプの活動だけを「休む」と思っていませんか?
私の上司が、「仕事のオフは趣味をぜひ楽しんでください、そうすれば、また仕事が楽しくなります。」とよく言っています。
趣味も体力を回復させる有効な手段なのです。
疲労学では、「活動」→「疲労」→「休養」ではだめだといいます。
活動は、仕事や学業のことを指します。
休養は、上記の「生理的休養」だけを今回はさします。
仕事をして、疲れて、食べて、寝る。これだけでは、きっちり休むことはできないと筆者は言っています。
人生の活力を与える、楽しいことが全く入っていないのが問題というのです。
身体的エネルギー(いわゆる体力)は回復しているけれど、精神的エネルギー(いわゆる気分転換)は回復していないので、どうしても疲れが残るのです。
だから、週明けに仕事に行きたくないと感じてしまうのです。
よく趣味などに没頭すると、疲れなんて吹き飛んでしまうといいますよね。
この精神的なエネルギーを筆者は「活力」と呼んでいました。
仕事ばかりに忙殺されていては、モチベーションを保てません。
だからこそ、「活動」→「疲労」→「休養」→「活力(趣味)」のサイクルを回して、効果的に休養を取ろうといっています。
自分も、社会人になって5年目までは、平日は仕事、休日は疲れて寝てばかりということがありました。
こんなに仕事だけでいいのか・・・。なんて悩んだこともあります。
5年過ぎたころには何とか仕事を軌道に乗せ、出かけたり、友達と飲んだりできるようになりました。
そこから、リフレッシュできるようになり、仕事も頑張ろうと思えるようになってきました。
徐々に始めてみよう
それでも、仕事でとにかく休むしか休日はできないよ!という方もいると思います。
体のエネルギーを回復させるのは最優先です。
体が動かなければ何もできません。
体力の回復は最優先です。
体力が回復してくると、ベッドでなんとなくごろごろしてしまったという時間が出てくるはずです。
その時間を、ちょっと散歩してみる。
買い物に行くにしても、車や電車ではなく、徒歩や自転車で行ってみる。
あえて、体力を使うことをやってみます。
そうすることで、体が適応していって、体力がついていきます。
ただ、一番意識してほしいのが、「自分で活動を決める」ことです。
「やらされる」ことは、仕事と一緒でげんなりして、活力にはなりません。
自分で決めることが大切なのです。
大人になると、運動の機会が減り、体力も減退してしまいます。
休んだ後は意識的に日常の延長でいいので、体を動かし、活力を与えることで、気分が変わるはずです。
大事なのは複数の休養タイプを組み合わせること

休養は、一つの活動で、様々なタイプを組み合わせれば、より効果的と言われます。
私は、週末は、娘を児童館や公園に連れていくので、なかなか自分の時間を持てません。
それでも、公園に行って、娘が遊具で遊んでいれば、その周りを散歩するようにしています(運動タイプの休養)。
時には、ちょっと遠くのいつもと違った公園に行くこともあります(転換タイプの休養)。
また、友達の子どもと、一緒に娘を遊ばせることもあります。そうすれば、友達とも話せるので、交友タイプの休養がとれますね。
さっきの買い物も、歩きや自転車で行くことで買いもの(転換タイプの休養)と歩き(運動タイプの)休養を同時にとることができます。
どうやったら、今の自分に活力を与えられるか、日々の自分の活動を振り返りながら、考えるだけでも楽しくなりますよ。
最後に

今回は「休養学 あなたを疲れから救う」から、「休み方」の勉強しました。
- 「寝る、食べる」だけが休養じゃない
- 趣味や旅行などを取り入れて、活力を得られるようにしよう
- 簡単なことから、ちょっとずつ始めよう
言われれば、至極当たり前なのですが、自分の活動を振り返って、自分に今必要な休養が取れているかな?と考えることが大切です。
教員の仕事って、学校でもきりなく続きます。
学校が終わっても、学校外で保護者と会うこともあり、なかなか気が抜けません。
なかなか、休むということは難しいかもしれませんが、休まなければ、どこかで体を壊していしまいます。
皆さんはどうやって休養を取っていきますか?
感想、コメントお待ちしています。
続刊として「疲労学 毎日がんばるあなたのための」が発売されています。
疲れの取り方を学んだら、「そもそも疲れないようにはどうすればいいか?」を考えている本らしいです。
こちらの本も読んで、また学びをシェアしたいと思います。
工事中

私の一番の休養は読書です。こんなことも書いていますので、併せてごらんください。
筆者の片野秀樹さんを参考に書いたブログ記事はほかにもあります。併せてごらんください。

参考文献・参考HP
参考文献
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