ファイルを間違えて消してしまったー!ということはありませんか?
そんなときは、ファイル修復アプリを使うと便利です。
私もデータを消してしまったあと、「あ、あのときのデータ残して置けばよかった」と悔やむ事がよくあります。
日本語対応のものないかなと探していたところ、「AIを使って、高復元率を誇る」ソフト、RecoveryFox AIを見つけてみました。
中国のソフトってどうなんだろうと思うこともあり、使ってみました。
今日はアプリのレビューです。
RecoveryFox AIを作っている会社はどんな会社?

設立
RecoveryFox AIの制作元はWonderFox Softは、主に動画変換、ダウンロード、編集ソフトウェアを提供している企業で、2009年に設立されました。
会社の本拠地は中国になります。
中国も最近、DeepSeekといった生成AIも頑張っていて、ITの強い国になりつつあります。
主な製品
同社の代表的な製品は、WonderFox HD Video Converter Factory や WonderFox DVD Video Converter などの動画変換ソフトで、ユーザーがさまざまなフォーマットの動画を簡単に変換したり、DVDをデジタルフォーマットに変換したりできるツールを提供しています。
特に動画変換で強い会社っぽいです。
ユーザー層
世界中の個人ユーザーをターゲットにしており、特に動画コンテンツを取り扱う一般ユーザーや家庭用エンターテインメント向けのニーズに対応しています。
多数の言語に対応
英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語、韓国語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)の9言語に対応しています。
個人的にはすごくありがたい。日本語が嬉しい。。。
Rocovery FoxAIの特徴

Recovery FoxAIは、データ修復アプリです。
- 削除ファイル復元
- ごみ箱からの復元
- フォーマット済みメディアからの救出
- USBメモリ等外部デバイスからの復元
- デスクトップからの誤削除対応
をすることができます。
あーっ間違えて、データ消しちゃったってときがあったら、すぐこのアプリを使えば復旧できるというわけです。
実際に使ってみた
使い方は簡単でした。
ソフトをインストールしたら3ステップ(手順は、公式HPを参照して下さい)
①復元したいファイルのあるディスクを選択(今回はローカルディスクF;)
クリックするだけでスキャンを開始してくれます。

②スキャンをすると、昔、削除したファイルが出てきました。

これは、英語の授業をするときに、教科書のPDFデータを提示して授業をしました。
そのお手伝いをしたときのデータが復元されて、出てきました。
古いものだと2020年に使って、削除したパワーポイントデータまで出てきました。
③復元したいデータを選択して、右下の「データ復元」を押すだけ

ファイルを復活させることができました。
ありがたいのが、直感的に使えること。
削除してしまったファイルがあるところをスキャン。欲しいファイルを復元という2つのステップで操作が完了するのでとても便利です。
気になるお値段は?
実際の値段を見てみましょう。
プラン | 値段 | 保証 |
週間プラン | 7,980円(税込) | ・期間中に無制限な復元 ・1PCにつき1ライセンス ・無料アップグレード・サポート ・生涯無料スキャンとプレビュー |
月間プラン | 9,980円(税込) | ・7日間の返金保証 ・期間中の無制限な復元 ・1PCにつき1ライセンス ・無料アップグレード・サポート ・生涯無料スキャンとプレビュー |
年間プラン | 11,980円(税込み) | ・30日間の返金保証 ・期間中に無制限な復元 ・1PCにつき1ライセンス ・無料アップグレード・サポート ・生涯無料スキャンとプレビュー |
永久プラン | 15,980円 | ・30日間の返金保証 ・無制限な復元 ・1PCにつき1ライセンス ・無料アップグレードと優先サポート ・生涯無料スキャンとプレビュー ・1度購入すれば、永久に利用可能 |
週間プランが約8,000円に対して、永久プランが約16,000円。
ファイル修復ソフトなので、常時使うものではありません。
もし、ファイルが壊れたり、削除してしまったら、アプリを入れて修復するという感じになるので、週間プランを購入する人が多いのかもと思います。
保険的要素が強い「修復ソフト」のアプリです。
今までのご自身の経験から、使用頻度を考え、どのプランを購入されるか検討をしてください。
業者に頼むと・・・
データ復旧費用の相場と内訳:
軽度な論理障害(誤削除、フォーマットなど):1万円~5万円程度
重度な論理障害(システムエラー、複雑なフォーマットなど):5万円~10万円程度
軽度な物理障害(基板の交換など):5万円~10万円程度
重度な物理障害(ヘッド交換など):10万円以上
RAID/NAS/サーバー:5万円~100万円以上
ノートパソコン/デスクトップパソコン:3万円~50万円以上
SSD:3万円~50万円以上
ぐらいかかるそうです。
間違えて消してしまうだけで、1万円。
簡単なデータ復旧なら、このアプリを買ったほうが断然お得ですね。
AIを使っているので復旧率は98%だそうですよ!
RecoveryFox AIのメリット・デメリット
メリット
- AI技術を活用したディープスキャン機能により、断片化や破損したファイルの復元において、従来よりも高い成功率が期待できます。
- 対応ファイル形式・ストレージの幅広さにより、あらゆる用途に対応可能です。
- プレビュー機能と選択的復元により、必要なファイルだけを効率的に復元できます。
- シンプルで直感的なUI設計により、パソコン初心者でも扱いやすい操作性を実現。
- 動作が軽快で、最新のWindows環境に最適化されているため、ストレスなく利用できます。
デメリット・注意点
- ディープスキャンでは、ドライブ容量が大きい場合にスキャン時間が長くなることがあります。
- すべてのファイルを完全に復元できるわけではなく、ファイルの破損状況や上書きの有無によって復元結果に差が生じる可能性があります。
- Windows専用ソフトのため、MacやLinuxのネイティブ環境では使用不可です(ただし、Windows環境があれば使用可能)。
個人情報は抜かれないか?
気になるのが、PC内の情報を抜かれないかという点だと思います。
WonderFox SoftのHPを見ていると、外部流出はないという文言が、規約にありました。
よっぽどプライバシー関連は大丈夫だと思います。
ただ、センシティブな情報を扱うパソコン(例えば企業のPCなど)の場合は、どの企業のアプリを入れるかは要検討してください。
まとめ&おすすめポイント
高い復元精度
AI駆動のディープスキャン機能により、破損したファイルやフォーマット済み領域からも、高い確率でのデータ復元が可能です。
使いやすさ
直感的に操作できるシンプルなUI設計で、初心者でも安心して利用できます。プレビュー機能により、不要なファイルの誤復元を防ぎつつ、必要なデータだけを効率よく復元できます。
幅広い対応力
主要なファイル形式やストレージメディアに対応しており、家庭での思い出データ復元から、ビジネスでの重要ファイル復旧まで幅広く対応しています。
優れたコストパフォーマンス
他社製品と比べても、機能と価格のバランスが良好との評価が見られます。まずは無料試用版でスキャン・プレビュー機能を体験し、納得してからライセンス購入を検討するのがおすすめです。
サポート体制・アップデートの安心感
WonderFox製品の実績を背景に、今後もAI機能の強化や対応ファイルの拡充など、継続的なアップデートが期待されます。
データ復元ソフトは、「必要になってから慌てて探す」のではなく、万が一に備えて事前に信頼できるツールを把握しておくことが大切です。RecoveryFox AIは、最新バージョンのダウンロードや詳細な機能紹介、サポート情報については、公式サイトをご確認ください。
専門知識なしで使用できるので、大切なデータを失ったときの「最後の砦」として、初心者にもおすすめできるソフトです。
気になる方は、まずは無料体験版でどんなデータが復元可能か試してみてはいかがでしょうか。
(実際に復元するときに、有料になります。)

他にも、いろんなアプリを試しています。気になる商品があったら、ぜひ使ってみてください。
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