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【小学校 宿題 声掛け】家庭学習をさせるときのポイント! 音読・ドリル・作文 夏休み、冬休みの宿題に向けて

子育て

宿題を子ども自身でどんどんできるようになって欲しい。

お家の方の共通の願いだと思います。

そろそろ夏休みも近いので、家庭学習で困りそうというお家の方も多いのではないでしょうか?

どんなことに気をつければいいのか、今日は考えてみましょう。

よりよい家庭学習にするために

小学校の家庭学習時間のめやすは、「学年×10分(15分)」とよく言われます。

たとえ時間が短くても勉強は毎日するものだと早いうちに習慣化することができると、後々とても楽になります。

習慣化するためには、ルーティンを作るとよいです。

「帰宅 → おやつ → 家庭学習」のように流れを作りましょう。

こうすることで、おやつのあとは勉強の時間だ!と子どもも認識し習慣化しやすくなります。

国語の宿題 音読

国語では、教科書を音読するのがおすすめです。

どの学校でも、宿題としてよく出されると思います。

音読することで、文節や語句の切れ目を意識しながら文章の流れを理解し、読解問題に役立ちます。

また、音読は漢字の勉強にも効果的です。

高学年になったら文章が長くなります。

音読の宿題も、段落ごと読んでくることになると思います。

音読したら段落ごとに「どんなお話だった?」と要約させたり、「この登場人物はどんな気持ち?」と子どもに考えさせましょう。

算数

算数では、計算方法や公式理解といった基礎を固めておくことが大切です。

自分で新しいことを家庭で勉強するのは、算数はなかなか難しいです。

家庭学習では、反復練習(ドリル)を行い、計算力をつけることで、学校の学習でも困ることが少なくなります

問題集を繰り返したり、口頭で質問したりすることも効果的です。

考え方は分からない場合は、好きなキャラクターの絵とともに図で示してあげるとよいです。

教科書に図がかいてあることが多いので、それを参考にしながら図をかいてあげると、学校の勉強とより結び付きを強めながら学習に取り組めることでしょう。

夏休みの宿題

夏休みは、きっと学校から、「規則正しい生活を心がけましょう」と言われるはずです。

勉強の時間も、「朝ご飯を食べて、8時から〇分行う」と習慣化してみてはどうでしょうか?

そのあと、楽しく遊ぶとすることで、子どもも勉強に向かえるようになるはずです。

大事なのはルーティン化すること。

勉強を始めるハードルを低くしましょう。

読書感想文

夏休みの宿題の中でもハードルが高いのが、作文ではないでしょうか。

とりわけ読書感想文は、本を読む→文章にまとめるという2つの作業をやらないと終えることができないため、なかなか進まない子も多いと思います。

そこで、まずは子どもとおしゃべりする中で感想を引き出し、作文の材料集めをするのはどうでしょうか?

「どんなお話だった?」

「どの場面が心に残った?」

「それはなぜ?」

本の内容について教えてほしいという雰囲気で、質問をしてみましょう。

あまり感想が引き出せない場合、保護者が読んで、どう思ったかを伝えてみるのもよいです。

そうして子どもさんの心を育ててあげましょう。

そうすると、「僕も同じように思った。」、「違うように感じた。」と、感想がでてくるかもしれません。

出てきた感想は、一枚の紙にずらっとまとめて書いていくのではなく、付箋に書くことをおすすめします。

感想をメモした付箋を並べて、どの順番で書くか考え並べ直します。

そして、何をどの順番で書くと上手く文章がつながるか。

メモとメモの間をどうつなぐとよいか。

そんなことを子どもと一緒に考えられるとよいですね。

最初から原稿用紙に書こうとすると時間がかかるので、感じたことをどんどん書き出すことから始めましょう。

ゆくゆくは時分で感想文を書けるよう力がついていくと良いですね。

以前、こんな本も購入しました。

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付箋を書いた後、この本にしたがって作文をしていくと、ある程度書くことができます。

ただ、ある程度形が固定化されてしまうので、自分で考えて少しずつ穴埋めを少なくしていけるとよいですね。

自由研究

自由研究も、子どもがやりたいと思えるテーマが見つかるといいですね。

長くなってしまったので、こちらにまとめてみました。

お手伝い

夏休みに、「お手伝いをしましょう」と学校で話がある子どもも多いはずです。

こんな声かけをしてみてはいかがでしょうか?

夏休みの宿題をやらないなら「一緒に計画を立ててみよう」

ここまでテクニックの部分を紹介しました。

ただ、夏休みになり、ゲームや動画ばかりになって、なかなか宿題をやらないという子どももいますね。

もしかしたらお子さんは、最後の最後には、親が助けてくれるという甘えがあるかもしれません。

まずは夏休みの最初に「宿題は絶対に手伝わないよ。」と伝えておくことが大切です。

そして、宿題をやることの必要性(学習はもちろん、先生との約束であること。約束を破るとどうなるのか)を真剣に伝えましょう。

次に、夏休みの計画を「一緒に」立てましょう。

「計画的に宿題をすすめなさい。」

と言っても子どもだけで計画を立てるのは難しいです。

家族旅行などの家での楽しい計画を交えながら「いつ」「なにを」「どこまでやるか」を具体的に決めます。

計画通りに進めているかをこまめに確認し、できていれば褒めましょう。

できていなくても叱るのではなく、なぜできなかったかを考えさせ、一緒に改善策を立てたり、計画を見直したりするとよいでしょう。

また、「宿題をやってからゲームをやる」「ご飯の前に宿題をやる」などルーティンを決めるのも効果的です。

先ほども書きましたが、ルールやルーティンを作って、鉛筆をもって机に向かう習慣をつけると、勉強に向かうハードルが下がります。

お家の方も、根気よくルーティンを守っているか、計画を守っているかのチェックをしていきましょう。

そうすると、子どももできるようになります。

親御さんがそばで勉強を見るのもよいと思います。

親御さんが近くに座っているだけで、分からない所も聞きやすくなり、子どもも勉強に取り組みやすくなります。

しかし、なかなか一緒に机に向かうことは難しいという場合もあると思います。

そんなときは、お家の方が家事をしている時に、勉強する時間を設け、リビングなど見えるところで宿題をさせるとよいです。

最後に

一人で勉強することも大切ですが、小学校のうちは近くに親がいることで安心して勉強に集中ですることができます。

同じ空間にいるだけでも、十分子どものサポートになります。

仕事や家事で忙しい時は、週末だけでも一緒に時間を共有できるといいですね。

できるだけそばで、一緒に学習する時間を大切にしていきましょう。

スーさん
スーさん

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