ゆる言語学ラジオでお馴染みの堀本見さんの最新刊「読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全」を読みました。
タイトルからしてパワーワードですが、結論から言うと「教養」と「下ネタ」が見事に融合した、賢いのかふざけているのか分からない一冊です。今回は、この本の魅力と気をつけたいポイントを紹介します。
この記事で分かること
- 「下ネタ大全」がどんな本なのか
- なぜ「下ネタ」なのに教養が身につくと言えるのか
- この本を読む前に知っておきたい注意点
- 堀本見さんの他の著作・関連記事
前振りはこのくらいにして、早速本題に入りましょう。
よくこの企画を通したなぁ…とジョークでも言いたくなるタイトル

タイトルからして振り切っている。「読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全」である。
普通に読めば読むほどお下品になりそうなタイトルなのに、それを「頭が良くなる」と言い切ってしまうのだから、著者の胆力には頭が下がる。さすが詭弁を武器にする堀本氏である。
しかも、これがもともと小説新潮に連載されていたというから驚きだ。連載である。定期購読している読者は、毎号この内容にお金を払い続けていたことになる。なかなか業が深い。
とはいえ、中身は思った以上にしっかりしている。「クリントン大統領の不倫」の真相を切り口にした話や、化石研究の話など、下ネタを入り口にしながらも、結構知的な話題に踏み込んでいるのだ。学校の図書館には絶対に置けないが、読み終えると「ほぅ…」と唸ってしまうネタが詰まっている。
この本の真髄は「いじる」にある

学術分野や歴史上の人物は、教科書ではかっちりと権威づけられていて、なかなか「いじる」ことができない。
堀本氏はそこに「下ネタ」という切り口を持ち込むことで、偉人や歴史を茶化しながら語る、という独自のスタイルを確立している。この「いじる力」こそが、本書最大の魅力であり存在意義だと言っていい。
YouTubeなどのプラットフォームでは、下ネタを扱うと収益化から外れてしまうことが多い。それでも堀本氏は際どい回、いわば「収益化アウト」ラインぎりぎりではなく、収益化を外される放送をたびたび行っている。
結局のところ、堀本氏にとって下ネタは生き甲斐であり、一つの表現方法なのだろう。やめられない理由がよく分かる。
読む前に知っておきたい注意点

これから購入を検討している方へ。この本は読みやすい反面、次の2つの前提が必要だと感じた。
- ある程度の教養:教養がないと、ネタの元ネタが分からず素通りしてしまう
- 下ネタへの耐性:耐性がないと、最後まで読み切るのはなかなか難しい
もし不安な方は、まず「ゆる言語学ラジオ」を聞いて耐性をつけてから挑戦するのがおすすめだ。
なお、この本が公共図書館に並ぶことはまずないと思われる(国会図書館は除く)。気になった方はぜひ購入して読んでほしい。
ちなみに、COTEN RADIOでも「性の歴史」というテーマでワンシリーズ組まれているくらいなので、下ネタというテーマは人間にとって切っても切り離せないものなのかもしれない。
まとめ:学びはないが、なぜか達成感がある本

この夏は堀本氏の著作をすべて読んだ。


正直、「学びがあったか」と聞かれると、ない。
それでも、読み終えたあとに不思議な達成感が残る本たちだった。暇な時間があれば、ぜひ挑戦してみてほしい。

▼堀本見さん主催の「ゆるコンピュータ学ラジオ」を引用しながら記事もいくつも書いています。合わせてご覧ください!▼





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