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【親子の会話で育む】子供の「表現力」をぐんぐん伸ばす声かけと文章サポートのコツ

子育て

ビジネス現場では「アウトプット」や「言語化」が注目されていますが、実は学校現場でも「表現力」の重要性が年々高まっています。

国語はもちろん、算数で「どうやって解いたか」を説明したり、理科で「実験を成功させるために工夫したこと」を伝え合ったりと、あらゆる教科で自分の考えを言葉にする場面が設定されているからです。

そのため、保護者の方からも「我が子の表現力を育てるには、家庭でどんなサポートをすればいいの?」という相談をよく受けます。

そこで今回は、日常の「親子の会話」を通して楽しく表現力を伸ばすコツをご紹介します!

表現力のお悩み、こんなことありませんか?

家庭や学校で子供たちの様子を見ていると、表現力に関して次のような悩みによく出会います。

  • 主語が抜けたり話の順序がバラバラで、何が言いたいのかわからない
  • 語彙が少なく、自分の気持ちや状況を正しく伝えられない
  • 感想を聞いても「楽しかった」「面白かった」のワンパターンになってしまう

「うちもそうかも…」と思い当たる節があるかもしれません。でも、大丈夫です! ちょっとした声かけのコツを意識するだけで、お子さんの表現力は劇的に変わります。

まずは「何でも話せる雰囲気づくり」から

具体的なテクニックに入る前に、一番大切なポイントがあります。 それは、お子さんが自分の考えを安心して口にできる環境をつくることです。

話の筋が通っていなくても、決して「何を言っているのか分からないよ」と否定するのはNG。「今の話、面白いね!」「教えてくれて嬉しいな」と、まずは気持ちをまるごと受け止めてあげましょう。

「伝えるのって楽しい!」「話すって気持ちいい!」というポジティブな感情こそが、表現力を伸ばす最大のエネルギーになります。

その上で、表現力の土台となる2つの声かけを意識してみましょう。

会話で表現力を伸ばす2つのコツ

コツ1:「どっちが好き?」「どうしてそう思ったの?」

自分で選択させる問いかけは、自分の気持ちをはっきり自覚させるのにとても有効です。

選択できたら、次は「どうして?」と理由を尋ねてみましょう。 最初は「レモン味が好きだから」「形がかわいいから」といった一言で十分です。

繰り返していくうちに、「私は〇〇が好きです。なぜなら△△だからです」という筋道の通った話し方・文章構成の基本が自然と身についていきます。

【日常での問いかけ例】

  • 「今日の晩ごはんは、カレーとハヤシライスどっちがいい?」
  • 「アイスはソーダ味とレモン味、どっちにする?」
  • 「この中で一番好きなキャラクターはどれ?」

コツ2:「最初は何をしたの?」「次はどうだった?」

特に小学校1年生くらいの時期は、その日の出来事を順序立てて話すのがまだ苦手です。 そこでおうちの方が「最初は何をしたの?」「その次は?」と、言葉の整理を手伝ってあげましょう。

時系列で考えることで、出来事を具体的に思い出すことができます。

また、「初めに」「次に」「最後に」といった順序を表す言葉(2年生の国語で学習します)を使ったり、「一番楽しかったことは?」「2番目は?」と順位をつけて整理させるのも、表現を豊かにする良いトレーニングになります。

文章を書くときに親が気をつけたいこと

表現力は、実際に文章を書く体験を重ねることでさらに伸びていきます。

低学年のうちは、正しく書くことよりも「楽しく書くこと」を最優先にしましょう。「書けた!」「文章を書くのって楽しい!」という成功体験を積ませてあげることが大切です。

大人の目から見ると手直ししたくなる部分がたくさん目につきますが、ぐっと抑えてまずは良い部分を見つけて褒めましょう。 気になる間違いはアドバイス程度にとどめ、「次から気をつければいいね」と温かく見守るのがコツです。

私自身も小1の娘の宿題を見るとき、促音(小さい「っ」)や濁点が抜けていることがよくあります。でも、まずは文章全体をしっかり褒めた上で、直す指摘は「1つだけ」と決めています。

ここからは、保護者の方からよくいただく「書き言葉のお悩み」への回答をまとめました。

Q1. 文章が短すぎます…

A. 1年生の1学期段階なら、3文程度書ければ十分です! まずはできている部分を褒め、「今日はプールに行ったんだね」と内容を確認してあげましょう。その上で「泳いだことも楽しかったね。次はそれも書いてみようか!」と、1つだけ具体的にアドバイスを加えるのがおすすめです。

Q2. 「は・を・へ」の助詞や誤字脱字が多いです

A. 書いた文章を「声に出して読む(音読)」習慣をつけましょう。 耳で聞くことで、間違いに自分で気づきやすくなります。自分で気づくのが難しい場合は、保護者の方が代わりに読んで「あれ? ここちょっと不思議だね?」と優しく声をかけてあげてください。

Q3. 書くことが決まらず、鉛筆が止まってしまいます

A. 質問で引き出して、単語を繋げてあげましょう。 「今日一番楽しかったことは何?」と一番を聞き、「どうして?」「最初は何したんだっけ?」と問いかけてみてください。子供が答えた単語を拾って組み合わせてあげることで、簡単に文章の骨組みが完成します。

Q4. 絵日記をスムーズに書かせたいです

A. 体験したその日のうちにテーマを決めましょう。 記憶が鮮やかなうちに「今日何が一番楽しかった?」と話し合っておくのがベストです。スマホで撮った写真を見ながら思い出すのも非常に効果的です。

おわりに

今回は「親子の会話で伸ばす表現力」についてお伝えしました。

自分の考えを言葉にして伝える力は、学校生活だけでなく、子供たちがこれからを生きていく上での一生の財産になります。

まずは難しく考えず、親子で楽しくおしゃべりすることからスタートしてみてくださいね!

スーさん
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