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子供が学校のことを話さない?不安なママ・パパへ届ける「小学校での様子」の上手なキャッチ方法

声掛け

子どもの小学校での様子がわからず、不安に感じているお家の方も少なくないのではないでしょうか? 特に1番上のお子さんだと、親としても小学校の雰囲気や1年の流れがわからず、不安が募ることもあるでしょう。

「学校で楽しく過ごせているのかな?」 「お友達とうまくいっているのかな?」

今回は、小学校での子どもの様子をどのようにキャッチすれば良いのか、現役教員の視点、そして親としての視点も交えながら、一緒に考えていきましょう。

小学校での様子の上手な聞き方

お子さんが元気のない様子だったり、「お腹が痛い」「学校に行きたくない」などと言い出したりすると、とても気になりますよね。 特に1年生にとって、新しい環境で毎日頑張ることは想像以上に体力を消耗します。疲れがたまってくると、ついついそれが言葉や態度に出てくるものです。

では、小学校で何があったのかを上手に聞き出すには、どうすれば良いのでしょうか?

① 大人の不安が伝わると子どもは話しづらくなる。まずは労いの言葉を!

学校での様子を知りたくて、帰宅したお子さんを質問責めにしたくなることもありますよね。でも、そこはグッとこらえて、まずは「今日も一日頑張ったね!」と温かい労いの言葉をかけましょう。

おやつを食べたり、ゆっくりお風呂に入ったりして、心も体もホッとすると、お子さんの方から自然と話し出すことも多いです。また、お家の方がバタバタと忙しくしている時は、お子さんも話しかけるタイミングを逃してしまいます。「話をゆっくり聞く雰囲気」を作ることが大切です。

② ほっとしたときに、何気ない会話で反応を見ていこう

「今日の給食は全部食べられた?」「お友達と仲良くできた?」など、親が気になることをズバリと聞いてしまうと、子どもは「何か言わなきゃ」と身構えてしまいます。

  • 「今日の給食、何だった?」
  • 「お昼休みは、お友達と何をして遊んだの?」

このように、何気ない会話の中に聞きたいことを盛り込み、表情やトーンなどの反応を見てみましょう。表情が暗くなったり、急に黙り込んだりしなければ、基本的には問題ありません。

もし「今日、お友達とケンカしちゃった…」という話題が出たときも、「ダメじゃない!」と頭ごなしに叱るのはNGです。「そっか、ケンカしちゃったんだね」と、まずはお子さんの気持ちに寄り添い、受け止める姿勢で聞いてあげてくださいね。

💡 聞き方のポイントまとめ

  • 子どもの話をゆっくり聞く雰囲気をつくろう
  • 聞きたいことは何気ない会話に盛り込む
  • 否定せずに、まずは寄り添い受け止める姿勢で聞く

子どもの様子をキャッチする4つのコツ

家での会話以外にも、学校での様子を知るヒントはたくさんあります。おすすめの方法を4つご紹介します。

  • 夕食の時に「今日の一番」報告会 学校の様子を自然に話せる環境づくりとして、夕食の時に家族みんなで「今日一番楽しかったこと」を報告し合うのがおすすめです。ゲーム感覚で楽しく、学校の様子を話す習慣が生まれます。
  • 複数のママ友・パパ友と情報交換 他のクラスの学級通信の内容や、上の子がいる先輩保護者の話はとても参考になります。いろいろな人の目線を通すことで、学校の全体の雰囲気が見えてきます。
  • よく話すお友達に聞いてみる 放課後や休日に学校のお友達と遊んでいる時、その子に「学校で何が流行ってるの?」などと聞いてみるのも一つです。子ども目線のリアルな学校の様子がわかります。
  • 保護者会に積極的に参加する 保護者会は、クラスの他の保護者の顔を覚え、つながりを作る絶好のチャンスです。また、担任の先生にとっても、保護者の顔を覚えられる貴重な機会です。ぜひ積極的に参加して、担任の先生にも気軽に声をかけてみてください。

【ケース別】子どもの様子が気になったら…?

子どもの話を聞いていると、「あれ?大丈夫かな?」と心配になる瞬間もありますよね。よくある3つのケースと対応策を考えてみましょう。

ケース1:子どもが自分に都合の悪いことを言わない

よくあるのが「宿題」や「忘れ物」。「最近宿題が出ていないのですが…」と連絡帳で先生から知らされて、初めて焦るケースです。

このような時は、子どもを厳しく責めるのではなく「正直に話すことの大切さ」を伝えていきましょう。 子どもが言わないのは「親を心配させたくない」「怒られたくない」という気持ちの裏返しでもあります。あとから事実を知ったときも、「どうして言わなかったの!」と追及するのではなく、「教えてほしかったな」と伝えましょう。「正直に話したほうが、次は失敗しなくて済むんだ」と安心させてあげることが大切です。

ケース2:お友達に意地悪をされたらしい

「〇〇ちゃんってひどいんだよ!」「ぶつかったのに××くんに笑われた!」などと訴えてくることがあります。

ただ、よくよく話を聞いてみると、実は偶然ぶつかっただけだった、というように「相手の意図」が見えておらず誤解していることも珍しくありません。子どもの話を頭から鵜呑みにせず、まずは「そうだったんだね」と共感しつつ、冷静に話を聞きましょう。 本当にトラブルがあった様子なら、「何か手伝えることはある?」と応援する声をかけます。翌朝元気に登校できるようであれば、しばらく見守っていけば大丈夫です。

ケース3:「学校に行きたくない」と言い出した

朝起きられなかったり、支度の途中でぐずって「学校に行きたくない」と訴えたりすることがあります。

この時期の行き渋りは、慣れない環境への疲れなど、複数の原因が絡み合っていることが多く、子ども自身も「なぜ行きたくないのか」言語化できないことがほとんどです。深刻なトラブルではない場合も多いため、「明日は楽しいことがあるといいね」など、明るい気持ちになる声をかけて見守りましょう。 どうしても心配な場合は、学校に「少し疲れが出ているようです」と一報を入れておくのも手です。

先生に相談したいときは

「先生に相談したいけれど、直接会う機会が少なくて…」と悩む方も多いですよね。現役教員の目線から、スムーズに相談できる方法をご紹介します。

まずは「連絡帳」で連絡を取る

直接話をしたい場合、まずは連絡帳を活用しましょう。 その際、「用件(相談したい内容)」を事前にまとめて伝えてもらえると、先生側も準備や時間の確保がしやすく、とても助かります。

📝 連絡帳の書き方見本

日頃はお世話になっております。 先日の娘とお友達とのトラブルの件で、少し相談したいことがございます。 後日、お電話か面談で、少しお時間をいただくことは可能でしょうか? お返事は急ぎませんので、どうぞよろしくお願いいたします。

このように書いていただければ、面談の調整や、必要に応じて授業中の様子を見学してもらうなどの対応がスムーズにできます。

※緊急の相談をしたい場合は電話でも構いません。ただし、日中は授業や指導でバタバタしていることが多いため、放課後(授業後)の時間帯にお電話をいただけると、じっくりお話が聞きやすいです。

最後に

実はわが家でも先日、娘が朝起きてこず、家を出る直前になって「お腹が痛い、学校に行きたくない!」と泣き出したことがありました。 前日まで「学校楽しい!」とたくさん話してくれていたので、なぜだろう?と振り返ってみると、思い当たる節が。前日の夕方遅くまで校庭で遊び、私も忙しくて宿題の音読を聞き逃してしまっていたのです。

娘にとっては「疲れ」と「宿題を忘れてしまった不安」が重なって、嫌になってしまったようでした。 そこで「宿題のことは、お父さんが連絡帳に書いておくから大丈夫!頑張っていっておいで!」と送り出しました。帰ってきたときにはすっかり元気にピンピンしていたので、あのとき背中を押して良かったなと思います。

1年生は、今までお家の人に頼っていたことを、少しずつ自分の力で乗り越えていく練習の時期です。 お子さんの言動に一喜一憂しすぎず、時には「そんなときもあるさ」と、おおらかな気持ちで見守ってあげてくださいね。

スーさん
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