学校現場、なかなか辛い状況が続いています。
私の周りでも休職、転職で学校を去っていってしまった仲間が大勢います。
次は自分かなぁと思いつつ、仕事を続けています。
しかし転職しても、教師程給料がもらえないのも事実。
人生100年。
仕事も、プライベートも楽しく生きたいものです。
そのためには、先立つもの、つまりお金が必要です。
老後、困らないようするには今から何を始めればよいのでしょうか?
稼ぎを少しでも増やしたい、毎月家計のやりくりをしているけど、もっと効率よくお金を貯めたいと思っている方は多いと思います。
色々考えたり試したりしているけれど、なかなか貯金が増えなかったり、赤字になってしまう月があったりと、うまくいかない時には、お金の知識を得たいと思いますよね。
しかしお金の勉強と言ってもどこでどのような勉強をすれば十分なお金の知識を身につけることができるのでしょうか?
今日は自分の実践していることを書いていきます。
身につけたい3つの行動
お金の勉強と一緒にやってもらいたいことが3つあります。
支出を把握する
1つ目は、ざっくりでもいいので1月の支出を把握することです、
一円単位までこだわることはありません。
家族単位で、食費、光熱費、通信費、教育費など使用項目とそれぞれどれだけお金をかけているか確認しましょう。
ライフプランを決める
まずは人生のライフプランを決めること。
自分も教員9年やって来ました。
子どもも2人生まれました。
仕事もプライベートも傍から見れば凄く順調と言えると思います。
ただ、漠然と不安はあります。
とりあえず定年まで、勤め上げられるのか。
自分の親父や、お袋も教師をしていて、再来年で定年。
「気づいたらあっという間だったよ。」
と言うけれど、多分、僕はそのノリで生きていくとどこかで嫌になる。
潰れる気がします。
昔ほど、定年まで勤めあげれば人生安泰ってわけではないですもの。
そして、ワクワク感や、目標がなければやっぱり嫌になってしまうでしょう。
だから、人生の目標をざっくりでいいからたてること。
そうするだけで、今何すればいいかが見えてくると思います。
2023(32歳)娘二人
2035(45歳) 長女 高校入学
2038 (48歳)次女 高校入学、長女 大学入学
⇧とりあえず長女に1000万かかる⇧
2041(51歳) 次女 大学入学
⇧さらに次女に1000万かかる⇧
2050(60歳)役職定年(役職就いとるかわからんけど)
2055(65歳 )定年
⇧こっから死ぬまでに夫婦で4000万必要⇧
2075 (85歳)死ぬ??
とりあえず日々の生活費以外に8000万円は必要そうですね。
あとは車を買い替えたり、家をリフォームしたりで、+3000万くらいいるのかなぁ。
頑張って貯めないといけないというのが分かります。
ただこれでは味気ないので、もう少し僕のしたいことを書き出します。
・ブログで日々の授業に悩んでいる先生のお手伝い
・上の2つを軸に教育関係で仕事や人脈を広げたい
・家族(娘が大きくなったら)でキャンプ行きたい
年表に書き加えてみます。
2030(39歳)キャンプざんまい!
2035(45歳) 長女 高校入学
・ここまでにブログや学会で成果を上げたいなぁ
2038 (48歳)次女 高校入学、長女 大学入学
⇧とりあえず長女に1000万かかる⇧
2041(51歳) 次女 大学入学
⇧さらに次女に1000万かかる⇧
2050(60歳)役職定年(役職就いとるかわからんけど)
2055(65歳 )定年(転職できたらすごい)
⇧こっから死ぬまでに夫婦で4000万必要⇧
2075 (85歳)死ぬ??
あ、ちょっと膨らんだ。
もう少し付け足したいですが、視界が開けた感じがします。
ことある事に付け足したり、見直したりしたいですね。
ロードマップが有るからこそ、人生を豊かに暮らしていけます。
長いスパンでのシュミレーションをしましょう。
家計の見直し
最後に必要なのは家計の見直しです。
無駄なものはなくし、運用できるお金を作りましょう。
教師も給料は高くありませんが、家計を見直し、スリム化を図ればきっと運用に回せるお金が出てくるはずです。
具体的にじゃ、毎月固定の保険・通信費(格安スマホにする)・住宅ローンを中心にチェックを、改善をしていきます。
自分自身では見直しが難しいと感じる方は、保険、住宅ローン、資産運用などを横断的にアドバイスが受けられるFP(フィナンシャルプランナー)へ相談するのも一つの手です。
お金の知識を身につけよう
人生100年時代と言われるようになりました。
テクノロジーの進歩は凄まじく、人間の方が時代に取り残されそうです。
また、日本の先行きも不透明です。
昔ほど、国が我々のことを守ってくれる時代ではなくなりました。
自分の身は自分で守らなければなりません。
そのためには、利用できるものは最大限利用する必要があります。
日々更新される情報を的確に掴み、判断し、実行することが求められます。
そのために、常に勉強し、自分の知識を更新しなければなりません。
まずは本を読もう
1冊お金の本を読んでみましょう。
読書が苦手な方は、youtubeなどの動画でもいいです。
とにかく知識をつけましょう。
資産運用など金融業界で使われている言葉は複雑な用語が多いです。
また、複雑な言葉を巧みに使って近寄ってくる詐欺師などもいます。
そんな悪い人たちの甘い言葉に乗らないためにも勉強が必要です。
読んで勉強になった本の紹介(初学者向け)
まずはこちらの本を紹介します。
こちらの本は、すぐできる節約の方法について書かれています。
お金を増やす方法を知りたいんだけどという先生も多いと思います。
本をぜひ読んでいただきたいのですが、お金はお金のある所に集まってくる傾向があります。
最終的には、投資や副業といった方法でお金を増やしていくのですが、そのためには元手がいります。
元手をつくるには節約しかありません。
この本は、節約の内容に、半分のページを使っています。
なぜだかお金がたまらない、赤字の月が多いという方にぜひ読んでいただきたい本です。
両学長の話はyoutubeでも配信されているので、ぜひ見てくださいね↓
こちらの本は、お金について全く詳しくない編集者が、お金のプロに「お金の増やし方について」いろいろ対談形式で聞いていく本です。
こちらでは、投資やNISA、idecoについて、両学長の本よりも詳しく書かれています。
NISAやidecoを始めてみようかなという方はこちらの本も読んでみてください。
こちらの本もは、なぜか毎月赤字だという主人公が、手堅くお金をためられるようになるまでの成長期が書かれています。
こちらは投資詐欺についても書かれているのが特徴です。
ただ、お金を節約、増やすことに関しては先にあげた2つの本とかぶる内容が多いです。
図書館にあったら是非読んでみてください。
セミナーに参加しよう
オンラインはもちろん、リアルでも行われているFP主催のセミナーなどに参加するのも良いでしょう。
特に、金融商品の説明を行っているセミナーよりも、NISAやidecoといった国が推し進めている制度についてのセミナーに行くのが良いです。
これらの制度を知った上で、実際の金融商品を扱った説明会に参加することをお勧めします。
そして、1番大切なのは目的をもって参加することです。
- 老後に必要な金額を算出してみたい
- 老後資金の不足分に対して自分に合った資産運用をしてみたい
- 老後に年金や退職金を受け取る時の税金はどんな感じになるのか
など、知りたいことをイメージしながら参加することがとても大切です。
メンターを見つけること
さらに人生を輝かせるには、目標となる人(メンター)を見つけると良いです。
メンターというと難しいかと思いますが、本の中でも、職場の人でも構いません。
また1人に決める必要もありません。
その人の本当に憧れるところを見つけ、自分の手本としてください。
出来ることなら沢山話をしてください。
そうすることで、あなたの更なる成長ができます。
自分はいま、共同研究者の博学さや、娘の天真爛漫さがすごいなと思っています。
人間関係の形成こそが、3つ目の財産になります。
友人が詐欺にあった(まとめとともに)
友人はNISAやidecoも何年もやっていて、ある程度資産運用について知識がある人でした。
そんな友達も600万というお金を詐欺師に取られてしまいました。
理由は、結婚後の資金を増やしたかったから。
ちょうど、友人が結婚して、将来へのお金の漠然とした不安がありました。
もちろん退職まで仕事を頑張ることができれば、老後も困らない程度の貯蓄はできたはずですが、結婚を機にマイホームも立てて、お金に不安が出たのでしょう。
詐欺師の甘い言葉に乗ってしまったとのことでした。
そんな悲しいことにならないように以下のことをがんばりたいですね
・ライフプランをつくる!
・本やセミナーで知識を付ける!
・メンターをもつ!
3つの柱で豊かな人生を!
参考文献
江上治(2017).「給料が上がらなくても、お金が確実に増える方法を教えてもらいました。」.あさ出版
(こちらの本を読んで上の記事をまとめました。詳しさは、上で紹介した本の方が勉強になったかな
…)
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