ゴリラです。
ゴリラです。(大事なので2回言います)
タイトルを読んで、おもしろいからこれだけはやろうと決めました。
読んでみたら、すごく深い。
人間って浅はかなのではないだろうか。
なんてことも考えてしまいました。
ぜひ皆さんも一度読んでみてください。
考えさせられます。
主題名
ともに目指す社会の在り方とは C(12)社会参画、公共の精神
教材のあらすじ
最近の調査で、ゴリラが胸をたたき、音を出すドラミングは、戦いの意思表示ではなく、対等な立場で引き分けようという平和への提案だったことが分かってきた。
ニホンザルは強者に加勢することで、戦いを早期に終わらせる。ゴリラは加勢せず勝敗もつけずけんか自体を止め、対等であろうとするのだ。争いごとの解決の仕方によって社会の在り方ちがってくる。
ゴリラの態度のほうが、人間の目指す社会にちかいのではないだろうか、と筆者は考えている、
<出典:「人生で大事なことは、みんなゴリラから教わった」家の光協会 2020年>
ねらい
ゴリラの社会の在り方を知ることを通して、私たちの社会の在り方を考え、よりよい社会の実現に努める実践意欲と態度を育てる。
授業の実際

導入「感想を教えてください」
T:今日は「ゴリラ」がテーマです。
出オチかよと思われるかもしれませんが、ゴリラっていいうだけで印象残りますよね。
今回の話は、ゴリラの社会はすごいんだぞというお話です。
テーマは「共に目指す社会のあり方とは」です。
ちょっと読んでみましょう。
(資料を範読する)
では、資料を読んで感想を教えてください。
S1:ゴリラの世界は平等だなって思った。
S2:ゴリラの世界や野生の動物の世界って殺伐としていると思ったけれど、意外と平和なんだなって思った。
主発問「ゴリラの社会から学べることはなんだろうか」
T:今も、ウクライナとロシアが戦争をしていたり、アメリカもイランを攻撃して戦争が始まってしまいました。
人間は兎角、争いが絶えません。
S1やS2のいうように、ゴリラの世界って意外と平和で平等ってことが書かれていましたよね。
「ゴリラの社会から学べることはなんでしょうか?」
S3:勝ち負けよりも互いに対等であろうとすること。
S4:勝ち負けではなく同じように付き合うことが大事
S5:喧嘩を止めることは大事だと思った
S6:順位をつくらないのも大事だよね
S7:どちらかに加担せずに中立でいることも大事だと思った。
問い返し「クラスを作る一員としてできることはなんだろうか?」
T:なるほど、皆さんはこういったことが学びになったんですね。
さて、これで明日は卒業式です。
明日で3年生がいなくなり、皆さんが最高学年になります。
このゴリラの話から、「皆さんがクラスを作る一員としてできること」ってどんなことがあるでしょうか?
S3:話し合いなどをして、みんなが平和に活動できるようにしていくよう気をつけていくのが大事
S5:喧嘩をしないのが大事だと思う。
【生徒の記述より】
- 勝ち負けや順位をつけたり、比べたりしない。平等に。
- 助け合いが大事
- 喧嘩をしてもどちらかの味方につくのではなく、止められるようにしたい。
- 喧嘩をしても平和的解決をしたい。
- 見て見ぬ振りをしない
T:今年1年を振り返っていろいろ思うところがあるのかな?
今、皆さんが考えたことを活かせば、3年生になってさらにパワーアップできますね。
また、折に触れて考えてみましょう。
最後に振り返りを書いてください。
【生徒の振り返り】
- クラス内で喧嘩が起きないようにするには、対等であろうとするのが大事なのかと思いました。
- クラスの課題がわからない。なるべき平和に解決しようと思うはずなのに、人間はなんで戦争を起こすのだろうか?
- 人間も強い弱いを気にしないようにすれば平和
- ゴリラの喧嘩を止める行動は大事かもしれないけれど、日本猿みたいに勝ち負けをはっきりさせるのも大事だと私は思う。
- 今のクラスは意見を言うことがほとんどない。まずは言い争いになっても良いから意見を言うことが大切だと思った。意見を行けるようになってから解決策を決める。
- ゴリラの社会から学べることがたくさんあった。喧嘩をしているなら勝ち負けをつけた方がスッキリすると思っていたけれど、ゴリラは意外と平和的解決をしていてすごいと思った。
- 社会やクラスなど、どの範囲でもても争いは起こる頃があるけれど、その時に勝ち負けとか順位とかで喧嘩するより、対等に平等な世界になって欲しいと思った。
授業を終えて

今回は、C項目になり、「社会のあり方」を考える項目です。
ここになると、自分と社会のつながりを考えるのは難しいと感じることも多いです。
ただ、中学校2年生終盤ということで、俯瞰して社会のあり方とかも考えられるようになって欲しいですし、考えられる時期だろうと思っています。
さて、今回は問い返しとして「クラスを作る一員としてできることはなんだろうか?」を聞きました。
指導書だと「社会を作る一員としてできることは何だろうか?」と発問が例示されています。
ただ、学級経営的にも、「クラス」を一つの社会として見てほしくて、「クラスを作る一員としてできることはなんだろうか?」と発問しました。
話し合いそのものは盛り上がりませんでしたが、振り返りの中に、
「社会やクラスなど、どの範囲でもても争いは起こる頃があるけれど、その時に勝ち負けとか順位とかで喧嘩するより、対等に平等な世界になって欲しいと思った。」
と書いている生徒もいて、いろんな場面で人間関係について考えるきっかけになればいいなと思っています。
テーマ的に、重い、難しいいかなと思ったんですが、やっぱり自分事としてもう一歩深く考えてほしいなと思います。
そこはもっとこのような話し合いをしないといけませんね。
深く考えるとは、生徒のワークシートの意見が「教材に出てきた言葉でなく、自分の言葉で置き換えたり、体験を交えたりして意見を書けたとき」に深く考えれたと言えると思っています。
そんな風に生徒を育てていきたいと思います。

ほかの道徳の指導案も合わせてごらんください。





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