自分をもっと成長させたい。
新たな自分になりたいと考えている人は多いのではないでしょうか?
先生だと、自分の授業力を上げたいと、教育書を読んでいる方も多いと思います。
ただ読んで終わり・・・。なんてことありませんか?
自分のクラスじゃこんな授業できないよ・・・なんて考えたこともあると思います。
私も昔はそうでした。
こんな実践は、今まで積み上げてきたからこそできるんだ!
著者の先生がすごい力を持っているからできるんだ!
そんなことを考えて、読んでそのままお蔵入りさせてしまっている教育書も多かったです。
今は、そんなことありません。
読めば読むほど、ここを取り入れたい、こうすると生徒を伸ばせるんだな!なんて考えがたくさん浮かびます。
なぜ、変われたと思いますか?
読書メモをつけるようになってから、自分は授業が変わり始めました。
メモを取ることで、何を知ったのか、これから自分はどうすればいいのかが整理できるようになったからです。
みなさんも読書メモをつけてみませんか?
今日は、自分の成長につながる読書メモの付け方を紹介します。
読書をすると、どんなメリットがあるの?
まず、読書をするとどんなメリットがあるでしょうか?
自分はこんなメリットがあると考えます。
- ある物事についてまとまった知識を得られる
- 時間を得られる
- 仕事力がアップする
- 健康になる
- 頭が良くなる
- 人生が劇的に変化する
- 自己成長できる
- 楽しい
読書をすると、心が豊かになりますね。
小説などを読んで心があたたまるのと一緒です。
今回は、そこからさらにもう一歩踏み込んで、自分の成長につなげていきましょう。
本を読んで満足してしまっていることはありませんか。
それでは、成長には繋がりません。
本を読んで、実践して自分の行動を変えていく。
そうする中で、新しい境地が見えてくるのです。
「本を読んで、自分はどう変わったか、どう変えていきたいか」を言葉に残すこと、そして実際に実践することが重要になってくるのです。
読書メモをつけて、力をつけよう
「本を読んで、自分はどう変わったか、どう変えていきたいか」を言葉に残すことが大切だと前項では書きました。
そのためにはメモを取ることが大切です。
読書メモを書くメリットは
- 本の内容が記憶として定着する。
- 本の内容を、より深く理解できる
- 本の内容が、整理される
- 文章力がアップする
- 思考力、考える力がアップする
- 自己理解・自己洞察が進む
- 自己成長が加速する
ということが考えられます。
1冊読んで「なんか勉強になったな」ではもったいないのです。
本から何を学び、自分にどう生きてくるのか考え、実際に実践していく。
そのプロセスを行うことで自己成長をすることができるのです。
何度も書きますが、学んだことをまとめて、実践することが成長につながるのです。
読書メモはどうやって書けばよいの?
では、どうやって書けばいいのでしょうか。
子どものころ夏休みの読書感想文を書くのが苦手だった人も多いと思います。
大切なのは、「本を読んで、自分は何を取り入れたいと思ったか、何をこれからすればよいのか」を明確にするメモを取ることです。
3つのパートに分けて、感想を書いていきます。
- Before
-この本を読む前、自分は〇〇だった。 - 気づき
-この本を読んで私は、△△に気づいた - Todo
-今後、□□を実行していきたい。
最初は難しいので、3行構成で書いていきます。
(例)
- Before
-授業で立ち歩く生徒が困っている。 - 気づき
-立ち歩きのほうが落ち着くという生徒がいる。 - Todo
-授業の中で生徒が動ける活動を取り入れるようにする。
これができれば、更に肉付けをしていきます。
(例)
- Before
-立ち歩く生徒がいて困っている。生徒本人は悪気があるわけではない。ただ、授業のじゃまになっている。 - 気づき
-この本を読んで、生徒本人はあるくという活動が落ち着くものであるということに気づいた。座っているのが大変。授業の中で、立ったり座ったり、合法的に体を動かすタイミングをつくるといいのではないかという事例紹介があった。 - Todo
-国語の時間、授業の最初に音読をいれる。その中で「1回目は立って読む。2回目は座って読む。」という活動をいれることで、生徒が動く活動を取りれられた。他にも動ける活動をもう1つ入れられるように考える。
これで250字程度ですが、5分もあれば書くことができます。
「自分がこれから何をすればいいか、自己改善のためにどうすればよいか」が明確になりました。
こんな記録を元に、ブログ記事を書くようにしています。
ちなみに、(例)で使った本は「発達が気になる子の教え方 THE BEST」(渡辺道治著 東洋館出版)です。
こちらの本は詳細に読書記録をまとめたいので、別記事で紹介しますね。
まとめ
心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。
アメリカ合衆国の哲学者・心理学者のウィリアム・ジェームズ
読書メモは、まさにウィリアム・ジェームスの言葉を叶えることができる活動でしょう。
今日のポイントとしては、
- 読書は成長するためのきっかけになる
- 読書記録を取ることで、さらに自分の力に変えることができる
- 「Before(本を読む前)」→「気付き」→「Todo(これから何をするか)」の3つの段落でまとめていくと、成長できる読書記録が作れる!
ぜひ、みなさんも読書で人生を変えていきませんか?
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