勉強する上で避けては通れないのが、書くこと。
みなさん筆記具にはこだわりはありますか?
自分も無頓着だったのですが、良い文房具はやっぱり良いです。
書くのが楽しくなります。
書くのが楽しいと、勉強も捗りますよね。
今回は、新入生で文房具を準備しなければならない親御さんや、自分に合った文房具を探したいという人に向けて、鉛筆とシャーペンの選び方を紹介します。
鉛筆の選び方
適切な鉛筆の芯の濃さを選ぼう
書いていて、見やすい濃さがあります。
筆圧が強い人は、薄く・硬い鉛筆がいいでしょうし、逆に筆圧の薄い人だったら、濃く・柔らかい鉛筆のが書き易いです。
鉛筆の側面を見ると、アルファベットが書いてあります。これが、濃さや芯の硬さのマークなのです。
一般的に
(濃く・柔らかい)6B<5B<4B<3B<2B<B<HB<H(薄く・硬い)
というふうになっています。
私が小さい頃は、小学校低学年だったら、Bを、高学年になると、HBを持ってきてくださいと言われましたが、最近は低学年だと2B〜4Bを持ってきてくださいと言われる事が多いです。
昔よりも、筆圧が弱くなっている子どもが増えていると言われています。
見やすい濃さでかける鉛筆を探しましょう。
書きやすさを比べよう
書き味の滑らかさや芯の硬さで書きやすさは変わってきます。
色々試してみましょう。
用意すべき本数
鉛筆は1時間に1本ずつ使うのが基本です。
筆箱の中に5本〜6本は毎日使うと思って、常備しましょう。
また、書いている途中で芯が折れたりするためん、予備でもう1本入れることをお勧めします。
キャラクター物はお勧めしない
個人的にはキャラクターの書いてある鉛筆はお勧めしません。
キャラクターを使うことで、値段が上がり、鉛筆の質が悪くなったり、鉛筆1本のコストが上がったりします。
それと、どうしても気が散ってしまいます。
小学校低学年のお子さんはどうしてもキャラものが欲しくなるかもしれません。
子どもたちの気持ちはとてもよくわかります。
ただ、勉強により集中するために、ゆくゆくはシンプルな筆記具にしていけるといいと思います。
もっと鉛筆で文字を書きたくなる使い方
鉛筆を削ろう
毎日、学校に行く前には、鉛筆を削る癖をつけましょう。
鉛筆を削ることで、次の日も気持ち新たに、気持ちよく文字をかく事ができます。
次の日の準備をする時に鉛筆を削る癖をつけると、忘れなくなります。
「持ち方をよくするために」、「手が痛くなったたら」
綺麗な鉛筆の持ち方は、綺麗な文字を書くことに繋がります。
鉛筆の持ち方グリップが売っています。
うまく鉛筆が持てない場合は、グリップをつけるのをお勧めします。
長時間鉛筆を持つのが疲れるという場合は、持ち手が柔らかくなるグリップも売っています。
どちらも満たしてくれるのが、「プニュグリップ」です。
正しい指の位置に窪みがあるので、自然に握るだけで正しい持ち方が身につきます。
右手用・左手用とそれぞれ売られているので、利き手に合わせたものを購入しましょう。
鉛筆は最後まで使おう
鉛筆は短くなるまで使いたいです。
大切な資源なので使い切るというのはもちろんのこと、「短くなるまで使い切った。」「頑張って勉強したぞ。」と「達成感」が生まれて、次の勉強も頑張ろうという気持ちになります。
ただ短い鉛筆を使うのはストレスなので、「鉛筆ホルダー」を使って、持つ時のストレスがなくなるようにしていきましょう。
お勧めの鉛筆
ユニシリーズ
芯の材料である黒鉛と粘土には、微粒で不純物が少なく、均一なものが使われています。
それらをきれいに混ぜることで、より黒く、かつ折れにくい鉛筆になっていルソウです。
少し安いユニスター、高いモデルのハイユニなどもあります。
自分に合ったものを探してみてください。
モノJ
モノJは滑らかな書き心地にこだわったシリーズです。
粉が出にくく、紙を汚しにくいのが特徴です。
モノJはシリーズの中でも事務・学習用のベーシックモデル。
濃く、細い線を安定して書くことのできる鉛筆です。
ユニシリーズよりも、値段が安価なのもお勧めポイントです。
勉強が捗るシャープペンシルの選び方
次に、シャープペンシルの選び方を紹介します。
個人的には、シャープペンシルを使うのは、中学生になってからでいいかなと思っています。
理由は色々ありますが、書くことについてだけに絞って言えば「芯が折れやすい」からです。
芯が折れてしまって、何度も芯を出さなければいけない。
詰まってしまって使い物にならない、1人で直せない。
こんな理由で勉強が妨げられてしまっては、せっかくの勉強の時間なのに、勿体無いです。
ただ、鉛筆は書くとだんだん丸くなってくるので、書く量が増えてくる中学校以降は、シャーペンを使ってもいいかなと思っています。
余談ですが、私は、中学生までは、鉛筆で通していました。
そして、数学を解く時だけは、高校、大学でも常に鉛筆で書いていました。
しっかり力を書けて文字が書けるというのは、個人的に気持ち良かったからです。
ただ、だんだん文字も細かく書かないといけない、大量に計算しなければならないという理由で、テストではシャーペンを使うようになりました。
何にしても、シャーペンで書くことのメリットは、鉛筆よりも、細かく同じ太さで字を書けることです。
では、どんなポイントで、シャーペンを選べばいいのでしょうか?
自分に合った芯の濃さと太さを調べよう
太さを一定ずっとかけるのがシャープペンシルを使うメリットです。
芯の濃さを選ぶのはもちろん、ノートの幅や、書く文字の大きさで自分に合った太さの芯を選ぶのが大切です。
一般は0.5mm、細めが好きな人は0.3mm、太目が好きな人は0.7mmを選ぶと良いです。
太さによっても書きごごちや必要な芯の濃さがが変わってくるので、自分にあった太さを探しましょう。
書きやすさ
なめらかにかけて、書いていて疲れないものを選びましょう。
シャープペンシルによって、持ち手が細身のものもあれば、太みのものもあります。
自分の手に馴染む商品を探しましょう。
本体の重さ
シャープペンシルによって、重さが違います。
しっかり安定して文字を書きたい人は重めのシャープペンシルを、サラサラと文字を書いていきたい人は軽めのシャープペンシルを選びます。
また、ペン先側に重心があることで文字が書きやすくなります。
低重心を売りにしている商品もありますので、要チェックです。
用意すべき本数
シャープペンシルは、1本か2本、筆箱に入れておけばいいです。
基本の1本を使っていって芯が無くなったり、詰まってしまったら予備の1本を使うというスタイルにしましょう。
たくさん入れると筆箱が嵩張りますし、筆箱の中を漁っている間に勉強への集中力も下がります。
必要最低限にしましょう。
替え芯も一つ入れておけば十分です。
お勧めのシャープペンシル
モノグラフ
MONO消しゴムを搭載したシャープペンシルです。
消しゴムの部分の機能が高いのはもちろんのこと、本体も細身のタイプで色々使って来た中で1番サラサラと文字を書く事ができました。
本体を振って芯が出るようになる「フレノック機構」と、クリップ部分を押し上げることで芯が出なくなる「フレロック」機能がついているのもお勧めのポイントです。
エアブラシ
ボディーも書き心地も軽く、サラサラ書くことのできるペンです。
芯の太さは0.3mmと少し細めなので、細かいところにも書きやすいのが特徴です。
ボディーもスリムなので、手が小さめの人には特におすすめです。
パステルカラーの6色展開なので、自分の好きな色を購入しましょう。
価格もリーズナブルなのがポイントです。
フレフレオプト
しっかりとした書きごごちでスラスラ書くことができ、デザインもシンプルです。
万人におすすめできる商品です。
価格がリーズナブルなのも嬉しいです。
その名の通り、振るだけで芯が出るパイロット独自の「フレフレメカ」も搭載されています。
ドクターグリップシリーズ
言わずと知れた、定番商品です。
ドクターグリップシリーズは、書くときに首や肩、腕にかかる筋肉の負担を軽減してくれる筆記具です。
長時間使っても疲れにくいような設計になっています。
こちらも振って芯が出る仕組みになっているので、ペンを持ち直さなくても書き続けられます。
太めのグリップが好きな人はこちらがおすすめです。
低重心シャープペン
その名の通り、低重心設計のシャープペンシルです。
ペン先からグリップ部分が重くなっているため、安定して書くことができます。
グリップ部分も滑りにくいように加工が施されています。
無印良品さんから出されています。
オレンズ
シャーペンの悩みは、「芯が折れること」と書きましたが、このシャーペンは「芯を出さずに書く」ことで、芯が折れないようにした画期的な商品です。
さらに、ペン先が芯の減りに合わせて、スライドするので、芯を守ったまま、書き続けることができるようになっています。
0.5mm、0.3mmに加えて0.2mmのラインナップがあるのも魅力的です。
0.2mmなら、すごく細かなところにも文字を書き加えることができます。
まとめ
今回は鉛筆とシャープペンシルの選び方について記事にしました。
選び方のポイント
- 適切な濃さを選ぼう
- 書きやすいものを選ぼう
- シャーペンはボディの太さをよく見て自分にあったものを買おう
鉛筆は、5〜6本。シャーペンは1〜2本、筆箱に入れるようにしよう。
何を当たり前のことを言っているのだと思った人は、ぜひ本文を見返してみてください。
単に濃さ、書きやすさといっても、色々種類がありますよ。
文房具を良いものにすることで、勉強がをさらに楽しいものにしていきましょう。
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