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【働き方改革 同僚 チームワーク リーダー 主任 リーダー研修】同僚性ってなんだろう?今求められている中堅の教師像 ー「7つの習慣」(スティーブン・R・コビー)を読んでー

働き方改革・仕事術

今年は、「リーダー研修」という研修を受けています。

その名の通り「学校の核」として、リーダーを養成するための研修(みたい)です。

個人的には仰々しい研修だなんて思っています。

そこで、初めて聞いた言葉があります。

「同僚性」という言葉です。

聞き慣れず、すごく引っかかってしまっています。

同僚性ってなんなんでしょう?どうやら、この研修の1番のテーマが「同僚性」とのことです。

何を求められているのか、「7つの習慣」という本にそのヒントがあった気がします。

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今の考えを書いておきます。

同僚性ってなんだろう?

自分の考え

よくある「チーム学校」とか、そういう旗振り役になってほしいということなのかな?

仲間や職員と力を合わせて取り組める風土を作ってね。

なんてことなのかなと考えていました。

よくわからないのでChatGPTくんに聞いてみました。

ChatGPTに聞いてみた

事典でも、出てこなかったので、ChatGPTに聞いてみました。

「同僚性(どうりょうせい)」という言葉は、教育の現場において近年よく使われるようになっています。これは、教師同士が互いに協力し合い、対等な立場で学び合う関係性や文化を指します。英語では “collegiality” にあたります。

同僚性の意味と背景

教育の現場では、教師が孤立して仕事をする「個人プレー」から、協働的な実践へとシフトしていくことが求められています。その中で「同僚性」は以下のような意味を持ちます:

  • 対等な立場での意見交換
    上下関係ではなく、対等な立場で教育実践や課題について語り合う。
  • 互いの実践を共有・支援する関係
    授業のアイディア、課題、生徒対応などをオープンにし、改善に向けて助け合う。
  • 専門職としての学び合い
    教師同士が互いに学び続ける姿勢を持ち、専門性を高めていく。

同僚性のメリット

  • 教師の孤立感を軽減し、心理的な安心感を生む。
  • 授業や学級経営の質を高めるヒントが得られる。
  • 若手とベテランが互いに学び合う風土が生まれる。
  • 組織としての学校の**力(組織的力量)**が高まる。

実践の例

  • 授業研究・公開授業の実施と対話
    見学した授業について、自由にフィードバックを出し合う。
  • 教科ごとのミーティングで教材研究
    単元の意図や教材の活用法について、複数の視点で議論する。
  • 若手教師のサポート体制づくり
    教職経験に関係なく、誰でも意見や悩みを共有できる場を持つ。

注意点

  • 「同僚性」は単なる仲良しクラブとは違い、「批判的な対話」や「学び合い」を前提とします。
  • 時に厳しい問いかけや意見交換も必要ですが、それを可能にするには、信頼関係や安全な場づくりが重要です。

必要であれば、具体的な事例や導入方法についてもご紹介できます。学校現場で「同僚性」をどう育むかは、実はとても大きなテーマです。

なぜビジネス分野でも同じようなことが言われていると思うのです。

ビジネス分野ではどういう言葉で使われているんでしょう?

とても良い視点ですね。

「同僚性(collegiality)」という言葉自体は、ビジネスの分野ではあまり一般的には使われていません。ただし、似たような概念や価値観は、ビジネスの現場でも重要視されています。

ビジネスでの近い概念

ビジネス分野では、以下のようなキーワードが「同僚性」と重なる意味を持ちます:

  • チームワーク(teamwork)
  • コラボレーション(collaboration)
  • 心理的安全性(psychological safety)
  • フラットな組織文化
  • ナレッジシェア(知識共有)
  • ピアサポート(peer support)

これらはすべて、「上下関係を超えて対等な立場で協力・学び合い・支え合う」という点で、教育における「同僚性」と共通しています。

なぜ「同僚性」は教育で強調されるのか

教育の世界では、教室という「一人の教師に委ねられる空間」が大きな割合を占めており、教師が孤立しがちです。そのため、「互いに学び合う文化=同僚性」が明示的に必要とされてきました。

一方で、ビジネスの現場は元々複数人で成果を出すことが前提なので、「協働」が暗黙のうちに組み込まれています。そのため「collegiality」という言葉をわざわざ強調する必要が少ないのかもしれません。

まとめ

項目教育ビジネス
用語同僚性(collegiality)チームワーク、協働、心理的安全性など
強調される理由教師の孤立を防ぎ、学び合う文化を育むため成果を出すために自然と必要とされる
関係性の特徴対等・学び合い・信頼成果志向・役割分担・効率性も重視

教育分野では「理念的・文化的に意識化」されてきたのに対し、ビジネス分野では「機能的・戦略的」に類似の価値が扱われていると言えます。必要であれば、企業研修や組織開発で「collegiality」に近い事例も紹介できますよ。

教育の文脈において、なぜ「同僚性」がここまで言われるのかを聞いてみました。

とても本質的な問いですね。

教育の文脈で「同僚性(collegiality)」が強調される背景には、教育という仕事の特性と、学校という組織の構造が深く関わっています。

🔍 なぜ教育で同僚性が強調されるのか?

1. 教師の仕事は「個室・個人」になりやすい

  • 教師は基本的に自分の教室で一人で授業を行います。
  • 学級経営、授業づくり、生徒対応も属人的(個人任せ)になりがち。
  • 他の教師の授業を見る機会も少なく、孤立しやすい構造です。

👉 だからこそ、教師同士がつながり合い、支え合う「同僚性」が必要とされるのです。

2. 「正解がない仕事」だから

  • 教育は、マニュアル通りにはいかない「人間相手」の仕事。
  • 子どもの多様な背景や反応に合わせて、常に判断と工夫が求められる。
  • 一人で悩んでいると袋小路に陥ることも。

👉 同僚と話すことで、他の視点やアイディアを得られ、学びが深まる。

3. 教育は「専門職」だから

  • 医師や弁護士と同じように、教育も専門的な知識と倫理を共有する職業。
  • 専門職として成長するには、同じ職能の仲間と対話・実践を共有することが不可欠。

👉 「同僚性」は、教師としての専門性を育てるための土壌になる。

4. 学校改革や教育改革の要として

  • 現代の教育では、個別最適な学び・協働的な学びなど、チームでの教育が必要。
  • さらに、カリキュラム・マネジメント、インクルーシブ教育なども一人では対応困難。

👉 教師同士の協働体制(=同僚性)なくして、教育改革は進まない。

5. 若手教師の定着やバーンアウト防止

  • 教師の離職理由の一つに「孤立感」「相談できる人がいない」があります。
  • 同僚性がある学校は、若手が育ちやすく、長く働ける環境になる。

✅ まとめ

教育における同僚性の必要性理由
孤立しがちな職場構造教室が個別で閉ざされがち
正解のない実践対話や共有で学び合いが重要
専門職としての成長同じ立場の仲間との知的交流
教育改革の基盤チームで取り組む必要性が高い
教師のウェルビーイング離職防止や安心感の確保

ご希望であれば、「同僚性を育てる具体的な方法」や「同僚性がある職場とない職場の違い」などもご紹介できます。どのような観点に興味がありますか?

具体的な方法を教えてくれるそうなので、そこも教えてもらいましょう。

もちろんです!

「同僚性」は、ただ仲良くなることではなく、信頼に基づく協働的な学び合いの文化を築くことです。それを育てるには、意図的な仕組みや日々の姿勢が欠かせません。

🎯 同僚性を育てる具体的な方法

1. 日常的な対話の場をつくる

  • 朝のミーティングや業務後の5分雑談など、気軽に話せる時間を設定。
  • 「この前の授業、うまくいかなかったんだけど…」といった悩みも共有できる空気づくり。

🔸ポイント:業務連絡だけで終わらせない「教育の話」をする時間を意識的につくる。

2. 授業公開・見学のハードルを下げる

  • フォーマルな研究授業だけでなく、日常の授業も見合える文化をつくる。
  • 「今度ちょっと見に来てくれない?」「5分だけでもOK」と、軽いノリで始めるのがコツ。

🔸ポイント:批判ではなく「良さを見つける視点」でのフィードバックが重要。

3.チームで教材研究やカリキュラムを考える

  • 教科ごとや学年ごとの共同での単元構想や教材研究を行う。
  • 例:単元の導入方法を持ち寄る/評価基準を一緒に作る。

🔸ポイント:「分担」ではなく、一緒に「考える」ことに重点を置く。

4. 対等な関係づくり:役職や年齢を超えて話せる空気をつくる

  • 若手が先輩に相談しやすい雰囲気。
  • 管理職も「一人の教師」として現場の話に参加する。

🔸ポイント:上下関係よりも「共に学ぶ仲間」であることを意識する。

5. 学び合いの「構造」を設ける

  • 授業のふりかえりミーティング
  • 学びの共有ノート(「気づきメモ」など)
  • 他校との合同研究会や公開授業の視察

🔸ポイント:「自然発生」に任せず、仕組みとして定期的に行うことが効果的。

6. 相互フィードバック文化の育成

  • 見学した授業に対して「良かった点」「自分が取り入れたい点」などをフィードバック。
  • フォーマットを用意して気軽に書けるようにすると◎

🔸例:「感想3行シート」などの簡単な紙媒体やオンラインフォーム。

7. 感謝や賞賛の言葉を共有する

  • 「あの対応すごくよかったね」「この掲示参考になった!」など、ポジティブな言葉を日常的に出す。
  • 職員室の掲示板や、月ごとの「ありがとうメモ」を設ける学校もあります。

🔸ポイント:小さな感謝が信頼関係の土台になります。

💡小さく始める例

実践例説明
朝の「教育トーク3分」教育について1人が話し、自由にコメントを共有
授業のふりかえりカード授業後、簡単にふりかえりを記録し、共有する
「お試し見学」週間見たい授業を自由に見に行ける週間を設定
ピアコーチ制度同僚同士でペアを組み、お互いの授業を見合う

✅ 最後に:同僚性は「文化」

同僚性は、一朝一夕にできるものではなく、日々の対話・信頼・学び合いの積み重ねです。

最初は小さな実践からでも、続けていくうちに「話しやすさ」「相談しやすさ」が生まれ、

結果として**学び合う学校文化(=組織的な力)**へと育っていきます。

必要であれば、あなたの学校の実情に合わせた「同僚性育成のアイディア」を一緒に考えることもできます。お気軽に教えてくださいね。

ChatGPTから考える今回の研修の意味

ChatGPTさんがここまで色々教えてくれました。

自分なりに噛み砕いてみるとこんなことなのかなと考えました。

学校は、基本的にクラスを担任が持って孤立しやすい特殊な環境です。

学級王国(良いか悪いかはおいておいて)という言葉があるくらい独立性が強い職業とも言えます。

また、教師という職業は専門性が高い仕事です。ただ、学級経営のような人間関係も取り扱い、答えの無い仕事を続ける職業でもあります。。

〇〇すれば解決という問題の方が少ない、答えのない仕事も多いのです。

それでも前を向いて職務に当たるは、同僚の助けを借りて解決する必要が出てきます。

その核になれるよう、研修を受けなさいということなのかなと感じました。

さて、今回の研修では1年間指導教官がつき、授業を計画し、公開し、年度終わりに授業レポートを提出することになっています。

もちろん、授業を公開し、教育のあり方を私自身が考えていくことは大切です。

ただ、それだけではないのだろうなと思っています。

みんなで考える土壌や雰囲気を作るのが、このリーダー研の大事なところではないかと考えています。

まずは、同僚性を育むために、自分が準備できているのかが大切だと感じています。

そこで「7つの習慣」を読んで気づいたことがあります。

「7つの習慣」から紐解く「同僚性」

まず大切なのは「信頼」

同僚性を確立するには、信頼されていなければならないと思っています。

好き勝手ばっかやっていて、見本にならない教師の話を誰が聞いてくれるというのでしょうか?

信頼がなかったら、どれだけ相手の話を聞いても、アドバイスをしても相手は聞き入れてくれないでしょう。

信頼がなければ相互の理解は得られず、学校を回すことができないのです。

どうしても、お互いの思いをぶつけていくと、意見が食い違う部分が出てきます。

そのときに、「違う意見を持っていながらも、敬意を持って話を聞くことができるか、逆に聞いてもらうことができるか。」ができないと、話を深めることはできないのです。

お互いの意見、観点、立場を理解し、双方にとってより優れた答えになる第三案を見つけていくことが大事になります。

それができるのは、お互いが信頼できる状態になっていなければならないのです。

さらに、実行に移すときも同じです。

もし、納得がいかない状態で、締切が来てしまったとしましょう。

信頼があれば「スーさん先生が言ったことをとにかく試してみよう。」となります。

逆に信頼がなかったら「スーさん先生の言うことはどうしても聞けない。もうだめだ!」となってしまうのです。

今回の研修では、授業公開して、学校のみんなで授業について考え、年度末のレポートを書くことが想定されています。

同僚性を築くというのは、「授業を公開する」「相談に乗る」というだけのものではない気がしています。

研修を通しての「自分なりのテーマ」

さて、「同僚性」というキーワード。「7つの習慣」から得たヒントから、今回受けている「リーダー研修」のテーマを自分なりに考えて、残しておきたいと思います。

先ほども述べた通り、授業を公開し自分の思いをアウトプットするだけでは、片手落ち。

逆に、同僚の相談を聞いて、一緒に考えるだけでも物足りません。

そのどちらも行っていってこそ、今回の研修のテーマが達成できると思うのです。

日本では「背中を見せる」と言う慣用句がありますが、これでは、こちらの意見を押し付けてしまいがちな印象を持ってしまいます(昭和の親父のような感じ)

ちょっとネットを探索していたら、こんな言葉がありました。

「できるリーダーは、背中ではなく『弱み』を見せる」

自分の弱みを見せていくこと、困っていることや悩んでいることをこちらからもどんどん出していくことで、関係性が強くなるのではないかと思います。

答えの見えない仕事だからこそ、みんなで悩んで、悩んでよりベターな方法を見つけていく。

心理的安全性という言葉もあります。

職員室でそういう雰囲気を作れるリーダーになるのも一つ大事だと考えます。

それがするのが、学校の必要なリーダー像なのではないかなと考えています。

皆さんは、「同僚性」の構築のために気をつけていること、行っていることはありますか?

ぜひコメントで教えてください!

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参考文献・参考HP

参考文献

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参考HP

できるリーダーは、背中ではなく〇〇を見せる
時代と共に変わる上司像「背中を見て学べ」「仕事は盗むもの」と教わってきた世代—80年代から90年代初頭に若手社員だったならば、まず上司の仕事ぶりを見て学び、自分なりに勉強するのが当たり前でした。しかしその頃と今はビジネスのスピードが全く違い...

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