前、絶賛したプロジェクト・ヘイル・メアリー。
ついに映画化されたということで、おくばせながら映画を見てきました。
前評判がすごい良くて、どんなもんかと期待を膨らませてみてきました。
感想をどうぞ!
え!?アマゾンが参入!?

まず驚いたのが、最初のクレジットに「アマゾン」の文字が。
本編に入る前から驚きでした。
MGM(チップとデールでおなじみのライオンのがおーーってあれ)のロゴも、SONYのロゴもありました。
今の映画業界どうなっているんだ?と思ったら、その辺が資本提携結んでいるんですね。
Geminiさんに教えてもらいました。
ソニーとMGM(現在はAmazon傘下の「Amazon MGMスタジオ」)は、現在、映画の国際配給に関する複数年の提携契約を結んでいます。 [1, 2]
かつてソニー(SPE)は2005年にMGMを買収した投資家連合を主導していましたが、現在はMGMがAmazonに買収されたため、新たな協力関係に移行しています。 [3, 4, 5, 6]
2026年の主な提携映画と公開予定
この提携により、Amazon MGMスタジオが製作する主要な新作映画の、米国外(日本を含む国際市場)での劇場配給をソニー・ピクチャーズが担当します。 [1, 5]
- 『Mercy(原題)』:クリス・プラット主演のSFスリラー。2026年1月23日全米公開予定。
- 『Crime 101(原題)』:クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ主演の強盗映画。2026年2月13日全米公開予定。
- 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』:ライアン・ゴズリング主演、アンディ・ウィアーのSF小説の映画化。2026年3月20日に日米同時公開が決定しています。 [1, 2, 7, 8, 9]
提携の背景と今後
- 国際配給網の補完:Amazon MGMスタジオは自前の海外配給網を構築中であり、その体制が整うまでの間、強力な配給網を持つソニーと提携しています。
- テレビシリーズでの協力:Amazonプライム・ビデオで配信される人気シリーズ『ザ・ボーイズ』は、ソニー・ピクチャーズ テレビジョンとAmazon MGMスタジオの共同製作です。 [5, 10, 11]
[2] https://www.screendaily.com
[4] https://news.tv-asahi.co.jp
[8] https://www.hollywoodreporterindia.com
[9] https://www.sonypictures.jp
アマゾンもプライムビデオをやっているので、映画産業にも進出しているとのこと。
いまや、映画業界も乗っ取ったり、乗っ取られたり、再編が激しいんですね。
本編は、めっちゃ華やか!

ここから、小説・映画のネタバレを含みます。
本編の時間は2時間37分。大作です。
これだけ長いと飽きてしまうのかなとドキドキして見に行きました。
監督も実は、知らない監督で、チャッピーに聞いたら、こう教えてくれました。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の映画版は、フィル・ロードとクリストファー・ミラーというコンビが監督を務めています。2人はアメリカ出身の映画監督・脚本家・プロデューサーで、大学時代に出会って以来、共同で数々のヒット作品を生み出してきました。
フィル・ロードは1975年生まれで、フロリダ州マイアミ出身です。ダートマス大学で学び、在学中にクリストファー・ミラーと出会いました。彼はユーモアとテンポの良いストーリーテリングを得意としており、観客の予想を裏切る展開やメタ的な笑いを取り入れる作風で知られています。代表作には『くもりときどきミートボール』『LEGOムービー』『21ジャンプストリート』などがあり、アニメーションと実写の両方で成功を収めています。また、『スパイダーマン:スパイダーバース』では製作・脚本として関わり、高い評価を受けました。
一方、クリストファー・ミラーも1975年生まれで、ワシントン州エバレット出身です。同じくダートマス大学で学び、フィル・ロードとコンビを組んで活動してきました。彼の強みはキャラクター同士の軽快な掛け合いや、ジャンルを横断する大胆な演出です。コメディ、アクション、アニメーションといった異なる要素を融合させる手腕に優れており、観る人を飽きさせない作品づくりに定評があります。代表作には『くもりときどきミートボール』『LEGOムービー』『22ジャンプストリート』などがあり、『スパイダーマン:スパイダーバース』ではフィル・ロードとともに製作・脚本を担当しています。
この2人は「ロード&ミラー」として知られ、ハリウッドでも独自のポジションを築いています。既存のジャンルやフォーマットに新しい視点を持ち込み、コメディとSFやアクションを巧みに融合させるのが特徴です。特に、シリアスなテーマの中にユーモアを自然に織り込むバランス感覚は高く評価されています。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、科学的な要素と人間ドラマ、そしてユーモアが組み合わさったSF作品です。そのため、ロード&ミラーの持つ軽快な演出力や、シリアスと笑いを両立させる作風は非常に相性が良いといえます。彼らがどのようにこの物語を映像化するのか、今後の展開にも大きな期待が寄せられています。
アニメ映画の監督が多く、実写は初めてな感じの監督です。
こんなすごい原作を、こんな監督で大丈夫かよ!?と最初は思っていました。
結果は、2時間半があっという間。
壮大なストーリーをうまくまとめていました。
また、グリーンバックによる合成をつかわずに、特撮にもこだわったとのこと。
合成ではないため、特撮ならではのリアルが感じられました。
「2001年宇宙の旅」を見ているような感じです。
めちゃくちゃおもしろかったんだけど、映画の限界を見た。小説版から入った人は物足りない?
映画だけ見た人には、すごくテンポよく進んでいるなと感じたと思います。
ロッキーの描写や、ロッキーの母星の様子。
ロッキーの船。
グレースの船にロッキーが入っていた時のトンネルの様子。
文章でしか語られていなかった部分がビジュアルとして出てきたので、あぁーこれか!なるほど!とすごくうれしくなりました。
ただ、小説を読んで、小説すげーってなった人には、内容面では多分物足りなかったのではないでしょうか?
小説では、最初、「なぜ自分はこんなところにいるんだ?」とパニックになりながら目を覚まします。
身の回りにある実験道具を用いて、計算を重ねながら、自分は宇宙にいる。しかも太陽系外に出ていることを見つけていくのです。
SFなんですが、最初のこの部分はミステリーさがあり、一粒で2度おいしい小説だったのです。
そこを、ざっくり映画では切り取られていました(しくしく)
映画では、30分くらいでロッキーと出会っていますが、小説だと、下巻にロッキーと邂逅します。
さて、次に、タウメーバが逃げてしまったところ。
そして、ロッキーを助けに行くか、地球に戻るか、2者択一をグレースが迫られるところ。
これも、すごくあっさり、ロッキーを迎えに行っています。
これじゃぁ、映画だけの人は、このグレースの苦しみが十分伝わらないだろ!と突っ込みを入れました。
でも、2時間半の対策なのです。
自分の入れてほしい部分を入れたら、4時間以上になってしまうでしょう。
それこそ、アラビアのロレンス並みの長さになってしまいます。
今の映画業界では、その長さは売れないんだろうなぁ。
もし、その部分も撮影していたら、DVD版のディレクターズカット版で、出してほしい。
そしたら、絶対購入します。
最後に

さて、好きなことを好きなだけ書いてしまいましたが、いい映画でした。
VFXではなく、あえての特撮を使ったことで、さらにリアリティが増し、映像のすさまじさは、映画館で見る価値ありです。
ただ、小説と比べると、主人公グレースの苦労と苦悩が100分の一くらいにコンパクトにおさまってしまったのも否めません。
それをすっきりしたとみるか、物足りないとみるかはあなた次第です。
ぜひ、みなさんも見たら感想を教えてください!
小説も映画も外れなしのタイトルなのは間違いありません!




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