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【転職 キャリアアップ】キャリアアップは難しい?長い職業人生で大切にしたいスキルアップの仕方ー「いつでも会社を辞められる自分になる」(黒田真行)を読んでー

自己成長・キャリア・ライフプラン

仕事をしていると、頭のどこかで転職という言葉がちらつくことがあります。

ちょうど周りの先生と話していたときに、「最近の初任(1年目)の先生はなんかちがう。力はありそうなのに、仕事はぽやぽやしていてやる気がない感じ。理由を聞いてみると『この1年は、お試し期間。(採用試験は受かったけれど)合わなかったら、辞めようと思っていて、様子見です。』と言われた。」ということを聞きました。

自分は、教員採用試験が受かって、もうこれしかない!と思って仕事をしたんですが、今の子は、上のような感覚の子もいるんですね。

びっくりしました。

確かに転職は、若いうちのほうが良いと聞きます。

私も転職エージェントに転職相談をしたことがありますが、公務員、さらには教員の転職はほとんど聞いたことがない。

ましてや、中堅を過ぎてからの転職の事例って聞いたことがありません。

と言われました。

今のところ、仕事は楽しくやっているのですが、自分の価値ってどうなのなか?と思うときがあります。

そんなときに黒田真行さんの「いつでも会社を辞められる自分になる」に出会いました。

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40代の働き方、転職について、考えたことをメモとして残しておきたいと思います。

40代前半はキャリアの強制折り返し地点

20代と40代の違い

20代は、体力があります。

夜遅くまで働いたという経験もないでしょうか?

結婚もまだなので、自由に使えるお金もあり、旅行に行ったり、欲しいものを買ったりとできるときです。

ただ、40代をすぎると体力が落ちてきます。

昔のように夜通し仕事をするということができなくなります。

また家族のために時間を使う必要も出てきて、仕事に没頭するということができなくなります。

若い頃は、体力と時間でカバーしてきたものを、知恵や、スキル、経験で若い頃と同じかそれ以上の成果を出す必要がでてくるのが40代です。

逆を言えば、40代前半でどんな仕事をしていくかを見通して、キャリア設計をしていくことが大事になってきます。

周囲からの「見られ方」も変わる

自分は、現在30代前半。

教員になって12年になります。

研修に行くと必ず言われるのが「ミドルリーダーのあるべき姿」「ミドルリーダーのリーダーシップ」という話です。

もうこの頃から若手とは言われなくなります。

40台に入ればなおさらです。

20代から40代にかけて、役職としては教諭で変わりませんが、新人→中堅と大きく見られ方が変わってきます。

特に28歳から32歳の5年と、38歳から42歳からの5年間は更に違います。

28歳ごろから、学年主任などを持つことが出てくるでしょう。でも、これは学校のことだけです。

38歳を超えてくると、教育研究部のお世話役など自治体の仕事を回す事も出てくるのです。

そうなると、28歳では学年の代表の先生だったのが、38歳では地域の代表の先生になってくるのです。

28歳の感覚のまま38歳の仕事をしていると苦労するのが目に見えていませんか?

仕事を続ける上で。20代、30代のキャリアと、40代、50代、さらには60代のキャリアまで意識して、どういう仕事をしていくかを考える必要があります。

なんのために仕事をするの?

長い職業人生、一度は「なんのために仕事をするの?」と疑問に思うことが誰しもあるはずです。

自分のキャリアを考える際には、「なぜ働き、どう働こうと思っているか」をはっきりさせることが大切です。

「なぜ働き、どう働こうと思っているか」がはっきりしていないと、仕事に成果が出ていても、納得できないということが往々にして起こるからです。

働く目的を考えよう

乱暴に分けると2つに分けられます。

1 「食べるためには働く」

1つ目は「食べるために働く」です。

稼いでいくことが仕事のすべてという考えです。

これは私は大事な考えだと思います。

働かなければ、食っていけません。家族を養えません。

食べるために働くという理由は、とても立派な動機だと私は考えます。

そして、この中でも「必要最低限稼げればいい」という考え方と、「より大きく稼ぎたい」という枝分かれをしていきます。

2 「やりがいを追いかけたい」

2つ目は、「どうせ働くなら」という前置きがつくことが多いですが「やりがいを追いかけたい」という考えです。

これも、大事です。働くなら、その中で楽しみを見つけることができたら最高です。

こちらも、「誰かのために働きたい、誰かに喜んでもらいたい」という世のため、人のための考え方がある一方、「自分に与えられた可能性を最大限に活かして大きなことを成し遂げたい」という考え方があります。

(もっと細かく分けると、64パターンに分類されるそうです)

どういうバランスが自分に近いか考える

上記の4つは、完全に100%ではなく、4つのパターンが入り交じるグラデーションになる人が多いと思います。

また自分を振り返ると、年代に追って変わって来ているなと思います。

とりあえず採用試験を受かって、仕事のついていくので必死だった20代前半。

このときは、とにかく仕事をしなきゃと「食べるために働いて」いました。

20代後半は少し落ち着いて、子どものためのよりよい教育をしようと研修会にいろいろ出ていた時期です。

ここは、「やりがいを追いかけている」時代になってきたと言えます。

そして、30代前半。いまは学会などで論文を提出し、「自分に与えられた可能性を最大限に活かして大きなことを成し遂げたい」、「日本の教育に何かしらのインパクトを与えたい」という思いがあります。

また、公務員なので大きく稼ぐなんてことはできませんが、様々な研究助成に申請をして、研究費を補助してもらおうとも考えています。これは「大きく稼ごう」というマインドに近いかもしれません。

となると、これから40代、50代に行くにつれて、自分はどんなところを目指すのか、どんなバランスが理想化を考えてくることで、キャリアの積み方が変わってくるでしょう。

そこを見直すことで、自分がどう生きるべきかが見えてきます。

評価されることを目的にしない

そんな長いキャリアで一番大切なのは「評価されること」を目的にしないことです。

所属している学校や、役職は刹那的なものであると理解しましょう。

役職や所属は「一時的な借り物」であり、自分自身の価値を永遠に示すものではないのです。

評価されることを目的にするのは、自分自身の値付けを他人に委ねることになります。

他者の評価軸は様々です。

そこは自分のはどうにもできません。他人の評価は自分で変えることはできないのです。

変えることができるのは自分自身だけです。

自分が変えられるものは何かを見極め、そこに力を入れていくことが、キャリアアップの大事なポイントになります。

看板のない自分を見て、世の中に対して、どんな貢献ができるのか。

これを考えていくことで、自分の今の価値を考えることができます。

また、看板のない自分に価値を見出すことができれば、きっと満足度が高く日々の生活を送ることができます。

「評価」については、こちらの記事でも考えました。合わせてご覧ください。

いつでも「働き先をやめられる自分」になるために 「株式会社じぶん」をつくろう

会社勤めの人でも、給料は自動的にもらえる、在籍していればOKという考えを捨てましょう。

そこで、提案するのが「自分を一つの会社と捉え、在籍している会社を「取引先」とみなして仕事をしていくという「株式会社じぶん」という考え方です(P202より)

つまり、フリーランスのように会社でも働こうということです。

そうすることで、自分の能力を客観視し、コストを掛けてスキルアップに励みます。

また、自分の能力を客観視し、埋めていくことで、自分の提供できる価値を明確に理解し、提示できるようになります。

自分のキャリアを主体的に作り上げるための一つのマインでセットになります。

先生だって一緒です。

今、何が必要かを考え、研修を受ける。

それだけで、研修への満足度が一段とあがることになるでしょう。

だれしも「キャリアのアップダウン」がある

最後に覚えていて置きたいことは、誰しも、キャリアのアップダウンがあるということです。

周りが先に管理職になった。

他の人が華々しい成果を上げると劣等感を感じることがあるかもしれません。

でも誰しも停滞期やキャリアダウンの時期もあります。

そんなときに3つのことを心に留めておいてください

アップダウンを乗り切る3つのポイント

1 諦めないこと

絶対、諦めてはいけません。

いつかどこかで日の当たる時期が来るので、コツコツ自分を磨きましょう。

他人と比べて自分はだめだと自身を失い諦めた時点で、上向くチャンスはなくなるのです。

まさに「諦めたらそこで試合終了」のです。

2 仕事の手を抜かない

仕事の手を抜かず、きっちりやっていきましょう。きっとその姿は誰か見ていてくれます。

3 自分の得意を手放さない

誰でも1つや2つ、あるいはそれ以上、自分の持ち味や自身の源泉というものがあるはずです。

これを武器として磨き続ける。

遅くはなるかもしれないけれど、どこかで花開く可能性が高まります。

アンパンマンでブレイクした「やなせたかし」、69歳のときでした。

そこまで信じて磨き続ければ、きっと大きな花火を打ち上げられます。

最後に

今回は長い職業人生で大切にしたいことをテーマに記事を書きました。

将来を見通すことは難しいものです。

だからこそ、どうなっても対応できるように自分を磨き上げることが大事なのではないでしょうか?

そこには、誰にも負けない好きなことや、自分を高めるには今何が必要を見つけることが不可欠です。

そんなものを見つけること、そして、その時々に自分の大切にしたい仕事の価値観を言えるようにしましょう。

スーさん
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参考文献・参考HP

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やなせたかし - Wikipedia

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