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【読書 エッセンシャル版 7つの習慣】難しい本を読むときは、エッセンシャル版を読むとよい!というのは本当か?ー「7つの習慣」(スティーブン・R・コビー)、「まんがと図解でわかる7つの習慣」(スティーブン・R・コビー監修)を読んでー

読書

読書術の本を読んでいて、難しい本を読むときは、理解を深めるために、「解説本」や「エッセンシャル版」を読んで、原典を読むと理解が深まるということが書いてありました。

実は、自分は、原典だけを読んで、満足していました。

ちょうど、「7つの習慣」(スティーブン・R・コビー)を読もうと思ったのですが、400ページを超える大作。

これを読み通しても、結局なんて書いてあったんだっけ?となってしまうだろうなという経験は何度もありました。

よく、エッセンシャル版が売られています。

難しい本を読む時には、エッセンシャル版を読んで、基礎知識をつけてから、原典を読むと良いということを聞きます。

ものは試しと思って、「7つの習慣」のエッセンシャル版を購入して、それを読んだ後、原典を読んで見ました。今回は実践紹介です。

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エッセンシャル版を読んで感じたこと

今回は、エッセンシャル版を読んで、原作を読むという順番で読んでいきました。

エッセンシャル版を読んだ時は、7つの習慣ってこんなもんか(正直肩透かし)と思っていました。(感想は以下のリンクの記事をご覧ください)

そして、原作を読んだら、「こんなに素晴らしいものなのか。」と思いました。

詳しくは、7つの習慣を読んでの感想を書いた記事に譲ります。

工事中

なぜ、こんな転換が起こったかというと、結局はエッセンシャル版はエッセンシャル版ということなのです。

エッセンシャル版には結論は書いてありますが、作者がその結論に至った過程は省略されていることが多いです。

また、エッセンシャル版は、原作者本人が書いているわけではありません。

なので、原作者の生の体験はエッセンシャル版では読者は感じることができないのです。

数学で例えるならば「定理・解法だけ覚えておいて、そこに至るまでの過程を無視している感じ」に近い感じがします。

定理や解法を覚えているだけで、数学は得意になるでしょうか?本当に理解していると言えるでしょうか?

言えないですよね。

それと同じで、原典を読んだからこそ、エッセンシャル版では得られなかった気づきを得ることができました。

ただ、エッセンシャル版はダメ。原点だけを読めばいいというわけではなさそうです。

エッセンシャル版が物足りなかったわけ

「7つの習慣」を読むまでに、自己啓発書は何冊も読んできましたし、実際に7つの習慣のエッセンスが、今まで読んできた自己啓発書の中にもよく出てきました。

だからこそ、エッセンシャル版を読んでも物足りなかったわけです(知っていることも多かったし)。

こういう本なら、最初から原典を読んでいくといいのかなと思います。

「エッセンシャル版」から先に読むことのメリットと、原典から先に読むことのメリットがそれぞれあります。

ここで整理してみましょう。

その分野の知識がたくさんある場合 「原典」→「エッセンシャル版」で読み進めよう

原典周辺の知識がたくさんある場合、原点に最初から入っていくことをお勧めします。

原典で「自分で解釈」をします。

そして、エッセンシャル版で「自分の理解が正しいか」「自分は取りこぼした知識はないか」と答え合わせをするように本を読むことで、より知識の定着ができます。

何度も原典を読むのは時間がかかります。

エッセンシャル版を事典がわりにして、わからないことを原点に当たり直すという形で学びを深めていくと良いと思います。

前提知識が少ない場合、「エッセンシャル版」→「原典」と読んでいこう

難しい本を読むときは、「エッセンシャル版」から読むと良いということはいろんな本に書いてあります。

それは、その分野の知識に疎い場合は「エッセンシャル版」を読むと、効果が高いという意味です。

例えば以前こんな本を読みました。

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哲学者のプラトンといえば、教科書でも必ず出てきますし、知っている人も多いと思います。

ただ、プラトンの哲学ってどんなものか話せる人はどれだけいるでしょうか?

自分も、実は哲学は知識が浅い分野です。

そんな時に、「ラケス」を読んでみました。

正直理解が難しかったです。

この本を読む前に、ギリシャ哲学の解説本や、プラトンの伝記を読むことが必須でした。

当時のギリシャの様子や、「ラケス」が書かれた時のプラトンの様子。それまでのギリシャ哲学の変遷。

そういうのを全ておさえた上で、「ラケス」を読むと、理解が深まったと思います。

初めて読む分野の本だったら、エッセンシャル版や入門書を先に読むことで、理解をより深めることができます。

最後に

結論としては、原典を読み通せると思うなら、エッセンシャル版は、後から読むのがおすすめ。

逆に、自分の知識が足らないなと感じているなら、エッセンシャル版を読んで原典にあたる。

こうすることで、確実に自分の知識にすることができるようになります。

ただ、ついつい読書というのは、背伸びをして読んでしまいがちです(私もそうですが)

原典に挑戦してみて、ダメだったら、エッセンシャル版を購入して、もう一度原典に再アタックするのもいいと思います。

大事なのは、チャレンジすること。チャレンジしてみて、難しかったら、回り道を考えることです。

自分の確実な血肉できるように、勉強をして行きましょう。

皆さんはどんな読書体験をしていますか?ぜひ教えてください。

スーさん
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