最近Xを見ていたら、Canvaでジグソーパズルが作れるというポストを見ました。
便利だなーとしかその時は思わなかったのですが、そういえば、ジグソーパズルで、学級レクをしたり、グループエンカウンター的に学級活動を実践したなと思い出しました。
その時は、新聞紙を切って、ジグソーパズルにしました。
例えば学級の写真だったり、学校のマスコットだったりを切って、パズルにできればそれはそれで面白いなと思いました。
今日は、Canva+学級活動をテーマに、ジグソーパズルを使った学級レクの紹介をします。
レクリエーションの内容

- 偶然のグループを作ってエクササイズをすることによって,協力の大切さを知ることを目標にすることや集団のカの大きさに気付くことを目標にすることを話す。
- 2人組3人組のゲームをしながら最後に4人組のグループを作る。(軽快な音楽の中を自由に歩行し,音楽のストップと同時にリーダーの示す数のとおりのグループを速く作るゲーム)
- 各グループに新聞紙を1枚配布し,20個に分割することを指示し,新聞紙によるジグソーパズルの競争をすることを伝える。
- ばらばらにした新聞紙を山にして,右回りにひとつグループを移動し,合図でパズルを開始する。
- グループを移動し,やっていないパズルに挑戦する。
- 3~5を繰り返す。
- 感想を発表し合い,フィードバック表に記入する。
活動内の留意事項は、こちらの記事を御覧ください。
グループエンカウンターの技法を使って
この活動は構成的グループエンカウンターという手法を使っています。
ざっくり説明すると
- 目標を伝えること(協力することで、無理難題も解決できるよetc)
- 活動
上記の新聞紙ジグソーのようなゲーム的な活動や、相手の性格を伝え合う「他己紹介」「私の四面鏡」のような対話的な活動 - 活動を終えての感想を言い合う
以上の3つをすることで、コミュニケーションをとり、仲を深めようという手法です。
詳しくは以下の書籍を御覧ください。著者の國分康孝先生が有名でいくつか本を出しています。
薄い本もありますので、手に取りやすい本を読んでいただければと思います。
Canvaでジグソーパズルを作成しよう
実際に作ってみましょう。
①「作成+」→「写真エディター」→パズルにしたい画像を「アップロード」


②ファイル→設定→定規とガイドを表示(ショートカットキーは「Shift+R」)

③定規のところから「ドラッグ&ドロップ」でバズルを切る部分のガイドを作る。

④ガイドに合わせてトリミング
一つずつ「切り抜き」→「カスタム」でトリミング

⑤それぞれのパーツをホワイトボードに貼り付け

最後に

今書いたような活動は、例えば4月の学級びらき、長期休み後のアイスブレイク。
色んなところで有効です。
今回の実践では、紙を使うのではなく、タブレット上でジグソーパズルができることがメリットです。
子どもがパズルを作るので、それをお互いに見るだけでも交流になります。
グループエンカウンターは、ゲーム的要素が強く、楽しく活動をすることができます。
ICTを使った学習に賛否はありますが、レクリエーションの要素で使うなら、今までできなかった活動が展開できます。
朝の会が早く終わってしまったときなど、軽い気持ちで、活動を仕掛けていくことで、学級の雰囲気が温かくなります。
よかったら、取り入れてみませんか?
みなさんが学級経営で頑張っていること、気をつけていること、是非コメントで教えて下さい!

Canvaを利活用した記録がいろいろあります。合わせてご覧ください!
ちなみに教員なら、申請すれば有料ライセンスをタダで使うことができます。こちらの記事を御覧ください。
参考文献・参考HP
参考文献
参考HP
https://www.saga-ed.jp/kenkyu/kenkyu_chousa/h25/04_soudan/documents/04_1_t.pdf
コメント